言語と沈黙の間の揺れが人生の運動そのものである。
日常の生活から別の人生への飛翔、それが考えることだ。
あと8回は続けて観れる
試写会で。綿子の横顔からは常になにかを探しているように感じる。
加藤拓也はまだ監督作2作目でありつつも既にイズムは完成している気がした。不完全な"人間"があまりにも完成している。長回しのカット、他愛無>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
音を立てずに忍び乗る"殺し"が不気味で怖い。
長尺のカットでじわじわ見せながら描写するノンフィクションの要素を感じる演出、Jホラーならではの湿度。
佐久間の自室からさりげなく出現するXが最高に怖くて痺>>続きを読む
1人の人間がヒッチハイクを通じて自分の殻を破り生まれ変わるまでのロードムービー。
658km、陽子の旅。最高にタイトル通り、これは陽子の"旅"だった。
ひねくれ思考の会社員、対価を求める記者、孤独を嫌>>続きを読む
えー、、、、こんなに面白かったんだ、、全シリーズ観たくなってきた
飛び跳ねたくなるくらい面白かった
ぼんやりとした、思春期そのままのような映画の空気感、ずっと観たかった映画を見れて嬉しい
"自分が正しい"と合理主義を振りかざして奔走する主人公。
新たに世界を開こうとしているつもりが、いつの間にか色んなものを無くす。失っていくものはどれも形のないぼんやりとしたものばかり、だけれど灯される>>続きを読む
あの頃の全力でかけがえない瞬間たち。
厄介でも辛くても仕舞いには笑い合って肩を組むような不思議でどうにかなるあの感じ、小学生でちょっとイキってて、でも怖いものは怖いし、自分は子供だし小さく出来上がった>>続きを読む