トマトさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.3

激アツ
帰り道はヤンの気持ちになって人混みをかき分けた、アツ

女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

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言語と沈黙の間の揺れが人生の運動そのものである。
日常の生活から別の人生への飛翔、それが考えることだ。

あと8回は続けて観れる

ほつれる(2023年製作の映画)

4.2

試写会で。綿子の横顔からは常になにかを探しているように感じる。
加藤拓也はまだ監督作2作目でありつつも既にイズムは完成している気がした。不完全な"人間"があまりにも完成している。長回しのカット、他愛無
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オオカミの家(2018年製作の映画)

4.1

映画というより芸術に近い、技法は凄い。でも思いの外単調で眠くなる。

CURE キュア(1997年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

音を立てずに忍び乗る"殺し"が不気味で怖い。
長尺のカットでじわじわ見せながら描写するノンフィクションの要素を感じる演出、Jホラーならではの湿度。
佐久間の自室からさりげなく出現するXが最高に怖くて痺
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658km、陽子の旅(2023年製作の映画)

4.4

1人の人間がヒッチハイクを通じて自分の殻を破り生まれ変わるまでのロードムービー。
658km、陽子の旅。最高にタイトル通り、これは陽子の"旅"だった。
ひねくれ思考の会社員、対価を求める記者、孤独を嫌
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.4

ワンカットを活用した旅館の使い方が上手過ぎる。脱帽。
最高のコメディ

暁闇(2018年製作の映画)

4.2

確と心の居場所、心は満たされる、まるであの屋上みたいな。

ひとひら(2018年製作の映画)

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ぼんやりとした、思春期そのままのような映画の空気感、ずっと観たかった映画を見れて嬉しい

なぎさ(2021年製作の映画)

4.5

これはもう一度観たい。
とりあえず観てほしい。

わたしの見ている世界が全て(2022年製作の映画)

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"自分が正しい"と合理主義を振りかざして奔走する主人公。
新たに世界を開こうとしているつもりが、いつの間にか色んなものを無くす。失っていくものはどれも形のないぼんやりとしたものばかり、だけれど灯される
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雑魚どもよ、大志を抱け!(2023年製作の映画)

4.3

あの頃の全力でかけがえない瞬間たち。
厄介でも辛くても仕舞いには笑い合って肩を組むような不思議でどうにかなるあの感じ、小学生でちょっとイキってて、でも怖いものは怖いし、自分は子供だし小さく出来上がった
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