このレビューはネタバレを含みます
原作既読。
前編に比べて大半が映画オリジナルの物語展開だった。
「家族」の問題というテーマは深刻さを演出しやすくなる一方、見る側の家庭環境も軽率に照射してしまうため、非常に危険なツールだと考える。
特>>続きを読む
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原作既読。
駆け足かつ省かれた場面が多いものの、概ね原作をなぞる進行だった。
桐山が義父と神社で出会う場面は映画オリジナルの描写であるが、本作後編の「父」あるいは「家族」という主題を強調するために効果>>続きを読む
原作未読。
「だらしなさ」を特権化して、霞がかかった生活を美徳としている人間が苦手なので精神的に磨耗した。
原作未読。
マリコをフィルターにしてシィちゃんを見る物語。
どうしようもなくなったシィちゃんの近くに窪田正孝がいてくれてよかった。
ロマンチックもラブも挟まれないところが何よりよかった。
原作未読。
漫画の刊行(連載)が芦田愛菜と宮本信子の友情と二重写しになりながら、里程標として機能している。
幼馴染の男子とクラスの女子に恋愛要素が全て仮託されていたこともあり、主人公たちの日常にノイズ>>続きを読む
コミュニケーションの差異(あるいは不成立)が極度に前景化されていることで、むしろその点に捉われずに物語の進行を見ることになる。
「手話」はそれ自体でしかなく、他の何かを表象し得ない。
原作未読。
ただの肯定でないのはわかるが、それでも苦しくなる場面が多かった。
自転車周りがカスタマイズされていくのは良かった。
ひとまず誰かと感想を共有したい。
研究室の同期が「2024年で一番面白い映画が決まった」と言っていたので観に行った。
確かに良かったが、ただ漠然とそう思うばかりで、まだ具体的な感想を持てるほど咀嚼できていない。
河原で飲酒→影踏みのシ>>続きを読む
上映中常に逃げ出したくなっていた。
ハイコンテクストな映像で衝撃も大きかったが、結果として良くない方向にメンタルが振れてしまった。
『シン・ゴジラ』を観た時も落ち込んだため予想はしていたものの、観ない>>続きを読む
終始受け付けなかった。
特にサブカル人間の煮こごりパートがきつすぎる。
原作未読。真木よう子も井浦新も良いが、結局リリー・フランキーが格好良い。