フクロウさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

生きる(1952年製作の映画)

4.3

古い作品だから冗長に感じる部分が多かったが、それ以上に魅力も大きかった。特に死んだ後の議論は熱かった。

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

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惚れた男の気持ち分かるが半分、女が死んですっきりしたが半分
道徳が薄すぎる

エクスペンダブルズ(2010年製作の映画)

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内容薄いのに、画面は特濃
銃声がファットで好みだった

戦艦ポチョムキン(1925年製作の映画)

4.5

100年前とは思えない熱量の映画。
革命の炎があっという間に広がっていく感じが生々しかった。サイレントでこの臨場感は予想外。
エイゼンシュテイン・モンタージュってあんまり価値が分かっていなかったけど、
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.9

めっちゃ難しい一本だった。
とぼけた画面から急に真面目な問答が始まるからびっくりする。

複雑な入子構造とか単純な動きのカメラとかチープな小道具とかウェス味が爆発していた。

家族について悩む男を演じ
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トランスポーター(2002年製作の映画)

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聴診器ステイサムとヌルヌルステイサムがお気に入り

メッセージ(2016年製作の映画)

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ノーランっぽくて面白かった。言語が思考を規定するとはいえ、未来視は飛躍しすぎでは?

ゆる言語学ラジオ履修した甲斐があった。

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.9

この映画は精神的には革命だった。一番好きなタイプの作品。

精神病棟の暴力性や異常者の線引きの難しさが巧妙に描かれている。患者は明らかに問題を抱えているが、彼らに対する抑圧の正当性を言葉で説明しようと
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MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ステイサムが想像以上に強い。
メグ3体+タコでも止まらない。もちろんステイサムが狩る側。
深海素潜りは流石に笑った
良くも悪くも期待度入りの一本だった。

キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

4.2

vol.2で急に面白くなった。
予想の裏切り方がやっぱり抜群!

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.2

セリフに頼らない独特の間に引き込まれる。ありがちな必死な演技とも、セリフで埋め尽くして役者の色を殺す演技とも違う感じだった。
終わりの雑さの分、『ソナチネ』には及ばないけど面白かった。

バービー(2023年製作の映画)

3.3

フリースタイルが過ぎる。
クオリティは高いけど、映画館じゃ無くても良かった
マーゴットロビーでプラマイ0ぐらいかな

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.9

間違いなく今年一番の当たり、これまででも3本指に入る映画だった。興奮しすぎて暫くしないとまともに評価できない。

最後の屋上で対話に学生運動時の三島由紀夫が重なった。

物理教師が原爆を作るという突拍
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ゴジラ(1954年製作の映画)

3.5

おきしげんですとろいやあ

先にシンを見ているから新鮮味に欠けた。-1.0の予習ということで

キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

2.3

改変しすぎて原作とごっちゃになる。急に感情爆発するからもはやギャグ。
かなり大規模な撮影のはずなのに、漫画の迫力と比べるとお遊戯感が否めない。
服飾が図画工作。
会話の間が死んでいる。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

過去一のファンタジー路線

次世代への継承がしたかったんだろうと感じた。宮崎駿周辺の人間関係は詳しくないけど、吾郎より庵野に思い入れが強いイメージだった。劇中で世界の継承には血縁が必須と述べているのが
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ソナチネ(1993年製作の映画)

4.7

普通、映像を見る時は常識や演出意図に照らして次に展開を予想する。上手い映画だと予想させて敢えて外すことで観客を惹きつけることもあるが、この『ソナチネ』は予想すらさせてもらえない映画だった。
淡々と描写
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スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

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筋肉の安心感
身内は誰一人として死なないという確信があった

ザ・シューター/極大射程(2007年製作の映画)

4.5

ゴールデンスランバー lv100みたいな内容。
大統領暗殺犯に仕立て上げられて権力相手に無実を証明しようと奮闘するんだけど、言う程無実じゃない。敵の終わってる倫理観に隠れてるけど、主人公サイドも充分イ
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

4.2

スケールの大きさに対して主題は精神の内に向かっているのが綺麗だった。

今の先端宇宙開発は世界中で協力する風潮だけど、宇宙旅行が当たり前の時代になれば海賊行為とか人間の悪い面が出てくるんだろう。かなり
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

-

最初のカットがめちゃくちゃ印象的で後は右肩下がりって感じだった。
全体的に丁寧でクオリティ高いのは伝わるけど、人間関係ドラマ自体がそこまで好きなジャンルではないから刺さらないって感じ。
評判良い映画だ
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コンタクト(1997年製作の映画)

4.3

人間サイドのゴタつきとか一体感とかを描いてくれるの好き。シンゴジラ的な。
スケールのデカさの割に、精神的な議論が多い所とかセカイ系ぽっさもあって新鮮だった。インターステラーのep0って評判の意味もわか
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