RYOさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

4.0

あの原作をどう2時間に収めるのかと思ってたけど、テロップ反則技もありながらもよく頑張ったと思う。次に、松嶋さんのイメージ違うかなと思ってたけど、映画のヒロインとしての華と、脆い強さを演じるのは合ってい>>続きを読む

ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

3.4

主演女優のダニエラさん圧巻の一言。自身でこの問題を演じて突きつけるリアリティがものすごい。映画の中のマリーナはダニエラさんご本人の悔しさと強さと優しさを具現化した存在なのだろう。生きることは戦いである>>続きを読む

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.8

自然の猛威をかいくぐるように疾走する細い列車、スリリングな極寒の高架橋、真っ白い危うさ、かたや別世界の車内は暖かくビビッドでカラフル。美しさに心洗われます。紳士的でスタイリッシュなポワロも斬新。今風の>>続きを読む

嘘八百(2017年製作の映画)

3.4

主演のお二人の安定感が映画全体の安定感となってて、 安心して観られる映画。日本ならではの落ち着いた大人向けコメディでした。人生一度、楽しく生きてナンボって感じの映画です。

未成年だけどコドモじゃない(2017年製作の映画)

3.0

中島くん推しと知念君推しのための、かわいらしい映画です。二人とも次のステージのために今頑張ってほしい、そこに尽きます!

DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.5

頑張ったな、日本のファンタジーもいいぞ!という感想(上から目線ですんません)。特に後半はジブリ、千と千尋を彷彿する仮想世界は美しい。主演のお二人の可愛らしいたたずまいもグッド。脇を固める俳優陣の豪華さ>>続きを読む

女の一生(2016年製作の映画)

3.9

この映画、間違いなく年齢を重ねた女ならとりあえず大丈夫。結婚・夫・家・親族・社会・子ども・地域・介護、どんな女性もどっかで絶対カスってる。信じていた身近な他者からもたらせれる苦悩。信じてたからこそ辛い>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.3

30年前、ついこの間みたいなんだけど、遠~い自分が居て、少なからずカルチャーショックを覚えて浸りきった作品の続編を、良くも悪くもこんな人間になってしまった自分が、また劇場で観れる幸せを噛みしめた3時間>>続きを読む

HiGH&LOW THE MOVIE3 / FINAL MISSION(2017年製作の映画)

3.3

これは、写真集(プロマイド集)の動画版です。ハイ。魅せなきゃいけない人いっぱい、あっちこっちで見せ場を作らないといけないし。そしてどんどん世界は広くなり…。
とりあえず投入した実力派役者陣で質をキープ
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悪魔祓い、聖なる儀式(2016年製作の映画)

3.2

なかなか貴重なドキュメンタリー映像です。楽しむというより考えさせられる。それにしても古今東西、カタチは違えど必要なものなのだろう。ここでは狂っちゃってもいいんだよ、全て曝け出して大丈夫、という場所が身>>続きを読む

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

4.0

期待度と一致しての4.0ということで。
本当に模範的な動物映画。泣いて笑ってホッコリのラスト。犬種が違うのに、なぜか同じ顔に見えてくる不思議。あくまでファンタジーなんだけど、間違いなく相性はある!と思
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亜人(2017年製作の映画)

3.2

終始、アクションとCGで魅せ切った。コミックの実写化は、そもそもの原作愛がないとダメだ、と痛感した。そういえば、原作知らぬいわゆる初見で実写を観たのは初めてだったかな…。
原作者の世界感とか、主人公や
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.4

実話をもとしにたノンフィクションに近い映画。歴史的な戦争映画というより、そのワンシーンを切り取った感じ。だから知識不足で観ると辛い。全体像がまったくわからない。始まってすぐにもっと勉強しておくべきだっ>>続きを読む

アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

3.4

特に前半は怖い。シーン全部に意味深な匂いを何かいれてきてて、こちらもまだ慣れてなくてビクビクだし。音響も効いてて、くるか、今くるのか、という想像力、俳優の怯える表情もよかったし。
なんとなく避けていた
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.9

音楽と映画の融合が見事!拍手モノです。
カーアクション、カーチェイスは見ていてスカッとする。主人公がだんだんカッコ良く見えてくるから不思議だ。
音楽にも車にも詳しくない中年女でもかなり楽しめるので、直
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.4

前半、アレッやばい、コレ間違っちゃったかな〜、と、焦った。女の子の演技がベタついてて気になって。

でも、後半はところどころ泣けます。あと後半にきて男の子は意外とよかったかな、と思わせてくれました。調
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東京喰種 トーキョーグール(2017年製作の映画)

3.9

どこまでを映画でやるのかな、と思ってたけど、2時間の尺でやれることを厳選してやりきったと思う。終始エンターテイメントなんだけど、その中である意味普通の日常にありそうな、窪田くんの繊細な立体感がある演技>>続きを読む

フェリシーと夢のトウシューズ(2016年製作の映画)

2.3

最近のアニメの秀作に期待したんだけど、やはり子ども向けかな。バレエやってる人ほど、あまりに現実から掛け離れてる上達には冷めるんじゃないかと。ヒロイン調子イイし、キャラより黒木瞳の顔が出てきちゃったし。>>続きを読む

パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

4.4

IMAXで正解。サウンドも融合してオープニングから息をつかせぬ展開はさすが。本当に楽しい映画。それにしても相変わらずのジャックの色っぽいこと。惚れるよ、あれは。海の美しさとスケールの大きな果てなき自由>>続きを読む

忍びの国(2017年製作の映画)

3.4

とにかく大野くんが大野くんらしい演技を遺憾なく存分に発揮していて、しかも楽しそう。忍者の戦いはギリギリ間合いで、いかに素早く動けるか勝負でハラハラドキドキさすがの映像でとても楽しい。
鈴木亮平、石原さ
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少女ファニーと運命の旅(2016年製作の映画)

3.7

無駄な説明がなくて、短くシンプルで分かり易い。子どもたちが主役なだけに残酷な場面がなくてよかったわ、本当に。ただただ親を思う純粋な子どもたちの視点から、その時代のいろんな種類の大人が描かれるので、その>>続きを読む

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.0

自分が、日本人だということ、を、差し引いたり、付け足したりしながら、 フラットにフラットに観たのに、涙は日本人として流した気がするなぁ

いつまた、君と 何日君再来(ホーリージュンザイライ)(2017年製作の映画)

3.2

ヘタレ亭主を支え家庭を守り、戦後の混乱の中を生き抜いた向井くんのステキなおばあちゃんのお話。時代が時代だけに当時には珍しくないのかも。
尾野真千子はビンボーでもキレイだし可愛い。野際さんはなんだか感慨
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.8

展開も早いし配役がどんぴしゃりで楽しめたな。リアルからは遠めかなー。
ツッコミ所は多々あり。
イチバンの肝、役の繋がりがもうちょっとか。前情報入れずに観るのがGOOD。
2時間楽しめたし面白かった、大
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彼女の人生は間違いじゃない(2017年製作の映画)

2.7

土地も人々の心も一度死んで、家族も恋人も壊れ、今なお深く傷ついてる被災の現状。対照的な渋谷の喧騒、デリヘルの現場。どっちも実は無関心で孤独で、最後は無垢な新しい命に心のよりどころや生きる希望があるのか>>続きを読む

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.6

男性が監督した女性崇拝の賛美映画だよ。女性陣は奔放でやんちゃでカッコイイ。窮屈な中の自由を精一杯生きてる。反面男性陣は思春期真っ只中の揺れる少年と、欲のないナチュラル志向の優しい中年、この構図だけでも>>続きを読む

美女と野獣(2017年製作の映画)

4.3

とっても素敵な映画。迂闊にもディズニーで涙してしまった。後半サビは圧巻。お城、薔薇、王子様、召使い、魔法使い、呪い、裏切り、変身、死、再生、愛、ダンス、舞踏会、これだけお約束のロマンチック要素がフルラ>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

絶対みたいと思っていた作品。期待を裏切らずの好きなテイストです。戦闘のないSFモノも久しぶりだったので、とってもよかった。最後まで決して全開クリアにせず、不明まま、霧中のまま、というのがいい。ストーリ>>続きを読む

ラストコップ THE MOVIE(2017年製作の映画)

3.5

ドラマスタートの2年間の集大成の作品。夜だからすいていたし、楽しく鑑賞できた!コメディモノらしく、メインのお二人はもちろん、サブキャラの個性が際立ち、俳優陣全てが愛されキャラで、伸び伸びと楽しんでいて>>続きを読む

バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

恥ずかしながら、実話とは知らず災害パニックエンターテイメントを期待して観てしまった。後半で「あっこれって実話なんだ、なんか遠い記憶あるかも」みたいな状態に。どうりでエンターテイメントものとしての脚色と>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.5

期待し過ぎた〜!カラフルでリズミカルでとっても素敵な映画だったんだけど、サクセスストーリーで感動するための、下積みから這い上がってく経過がなんかサラサラしてて。ラッキーだっただけ?みたいな。
ミュージ
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愚行録(2017年製作の映画)

3.8

嫌いじゃないな、みんな笑えるほど人間臭くて。役者がみなその役割をしっかり演じてた。冒頭からラストまで考えぬかれた構成だったと思う。世の中で本当の弱者とは老人や妊婦じゃないんだよな。え?ここで終わり?と>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.0

ちまたの好評価に背中を押され、戦争映画を久しぶりに見た。いい映画だった。アニメであることがいろいろよかった。コレ実写だったらかなりキツい。主人公の性格表現とか、全体のほのぼの感やリズム感も色彩感も、厳>>続きを読む

ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

3.3

ベタな前半はかなりマイッタ。福士くんと東出くんの20歳設定も微妙(カッコイイけど)。カミングアウト後は脳内整理整頓が忙しい。ラスト間際になってようやく追いつく。菜々ちゃん視点からグッとくる。バックナン>>続きを読む

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.0

このシリーズの場合、正統な判断がデキナイかも。チラ見せのキャラに心踊るし、ベイダー卿の息だけでも劇場で聴ける幸せだし、ラストのつなぎもファンには嬉しいし。このまま4鑑賞したい衝動が止まらない。やっぱり>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

4.0

IMAX3Dで鑑賞。期待を裏切らない面白さ🤗観てるうちにエディがどんどん素敵になる。魔法界の世界感はファンにはたまらなく、もっと画面細部までしっかり観たい。魔法動物も細工が細く可愛いし、特に大型の動物>>続きを読む