鯛茶漬けさんの映画レビュー・感想・評価

鯛茶漬け

鯛茶漬け

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スミス都へ行く(1939年製作の映画)

4.1

組織的な政治の汚職のアクを一人の若き愛国者が取り除く経緯は、儚くて強い。そんな人を映画だけの空想上の人にしちゃいけない。

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.1

youtubeにある全共闘動画を探す手間が一気に省ける一本。優しいおじさんの言霊。スクリーン上に飛び回っておりましたよ。

ドッグヴィル(2003年製作の映画)

4.0

演者全員の内面うすっぺらなのに(美術セットが特に薄い)、演技レベルが高すぎて頭がバグる。犬の谷に放たれた一匹のニコール・キッドマン。美は時として醜。関係者、お疲れ様。

盲目のメロディ~インド式殺人狂騒曲~(2018年製作の映画)

3.7

想像を上回るストーリー展開がとても好印象。最後まで嘘には嘘で攻めくくる一貫性がまあ面白い。インドは、カレーとダンス💃だけじゃない!人身売買も嘘もシヴァ神の目だってあるんだ!

怒りの葡萄(1940年製作の映画)

3.8

こちらは1930年世界大恐慌ど真ん中。ルート66を巡り、ジョード一家は仕事を探し求める。時代は違えどコロナ渦の中の家族のあり方がリンク。
いつの時代も、
たくましく生き続ける。
永遠に生きる。
それが
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ピラニア 3D(2010年製作の映画)

3.5

下品上等!ピラニアという題材を使って、グロい演出をみんなで頭を使って考えた感が伝わってきて涙

男はつらいよ(1969年製作の映画)

4.0

こういう悪いおじさんってもう居なくなったのかな。酒の飲み方教えてよ、コンサルの話はいいからさ。

ザ・ベビーシッター(2016年製作の映画)

3.5

全体に漂う。キャラクターの身軽なパフォーマンス、速いペースのプロット、創造的で悲惨な死のシーンが全てが楽。McGおかえり。そしてただいま。

ロープ(1948年製作の映画)

3.8

ジェームズ・スチュアートが寮長という思い出を背負った大人達による切ない同窓会。

アルジェの戦い(1966年製作の映画)

4.5

アルジェリア戦争から、アルジェリア独立までを描いた、泥臭くていけてる一本。対ナチ・レジスタンス、元ベトナム兵、西側のマスコミをメンバーとするチーム・フランスと互角に戦ったFLNはやばい。記録映像無しで>>続きを読む

ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

4.0

銀座と南麻布のツタヤには、この映画だけ陳列して欲しい。

血槍富士(1955年製作の映画)

3.8

江戸を舞台にした落語漫談の様に、物語はスムーズに進んで行き、時に降る雨(血)。酒は飲んでも飲まれるな映画の傑作。

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.9

逆行がとにかく凄い、それ以外、ちょいちょい観たことある。天才ノーランでさえ、パラドックスぶん投げてて笑った。時間とは。

ロケットマン(2019年製作の映画)

3.7

惜しい。結末に向かうだろうお膳立てはものすごく素晴らしい。音楽とともに。

エルトンが最後に立ち上がる訳はありきたりで、ここまでだったかな。そんなに人生は綺麗じゃないだろ(エルトンのスキャンダルもっと
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マーダー・ライド・ショー(2003年製作の映画)

3.5

もはや何かと残らない映画だが、剥製人形像はくらっときた。

桃色の店/街角 桃色の店(1940年製作の映画)

4.0

令和時代になって尚手紙は強い。全視聴者、結末はわかってるが、どんな手腕で見せつけるのかをエンタメとして捉えた傑作。

カジノ(1995年製作の映画)

4.3

人間のどうしようもなさが描かれる映画はガチ最高。
デニーロには愛を、シャロンには金を。ジョーペシにはペンを。

シックス・センス(1999年製作の映画)

4.0

人類はこの映画を見とく法律作ろう。死の心構えができる。

月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.7

クローンに叶わない希望を持たせるのは、かなりリスキーだ。

王立宇宙軍 オネアミスの翼(1987年製作の映画)

3.7

クリエイターの平均年齢20代はやばい。王立宇宙軍の火花が、今やアニメーター界でまだまだ燃え盛っている現状には納得

ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.2

大人の事情が見え隠れする珍作です。Tシリーズ34新起動を闇に葬り去ったようです。開始5分の乗りは、超期待しただけに騙されました。監督、脚本家四人、製作総指揮キャメロンのセンスがズレにズレまくっていたの>>続きを読む

イヴの総て(1950年製作の映画)

3.8

鑑賞前後で、ファーストカットの演者の表情が様変わり。大女優のデイヴィスの迫力たるや凄まじい。演劇界の闇は永遠に続いていくメッセージを三面鏡で無限に見せやがった。鳥肌。

1984(1956年製作の映画)

3.4

オーウェルの実写版。監視社会の行く先を60年前に造る。独裁者の目は、機械に変わる、まさに今。

ディア・ハンター(1978年製作の映画)

4.5

戦争が狂わせた歯車。
あの頃にはもう戻れない。超好き

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

全ての観客がジョーカーに呼応して順応し、変容し、見えないピエロの仮面をいつの間にか被ってしまう。危険度がかなり高い。闇チャップリンここに爆誕。

チャップリンの黄金狂時代(1925年製作の映画)

3.6

名作なのは認めるが、犬は蹴っちゃならねーぜチャップリン。

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

広告と人の裏表重ねちゃうとこ洗練されすぎね。後半のサム・ロックウェル。あーいう役やらせたら地味に一番うまい。

ショート・サーキット(1986年製作の映画)

3.9

ジョニーが可愛いのは置いといて(殺人兵器)ジョン・バダム サタデーナイトフィーバー撮ってたのかよ。監督の脳の回路もサンダークラッシュした?

スピーシーズ/種の起源(1995年製作の映画)

4.6

世界最強のエロいエイリアン(ギーガー作)。欲求不満の解消を妨害されすぎて自暴自棄になっちゃう彼女に同情。嫉妬の炎もエイリアンだから、段違いで熱い。超好き。

赤い靴(1948年製作の映画)

3.4

突然 赤い靴が意志を持って動いてるように見えて、映画のエンジェルそこにいるなー!って思った

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