シンさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

シン

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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

前半はなんだこの男と思っていたフィル
段々愛着が湧いてきつつ、不穏な雰囲気は増し、周りを壊していく様子からあの最後は免れないだろう察せられる
タバコのシーンは美しく切ない
大都市とはまるで異なる環境の
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

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ジュールが完璧過ぎるようで段々人間味溢れる1人の女性だと分かり大好きになる
ベンは最高の友人で、同僚にいて欲しい
他の仲間達も最高のメンバー
2人が徐々に特別な絆を築いていく展開に心が温かくなった

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

明るいエンターテイメントな雰囲気だが、もし主人公の立場だと想像すると鬱になるだろうと思った
あんな大掛かりなセットを組んでいるのに、抜けてる所が多々あり可愛らしい

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

口は悪いが人間味の溢れる元軍人と、貧乏学生の歪な関係性が愛おしくなる
ダンスシーンだけは知っていたが、改めて作中で観ると粋で美しい
何かに強く興奮したり、虚勢を張ることでしか生きる気力を保つ事ができな
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

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もう戻れない12歳
冒険の後小さく見えた自分の町、成長と共に変わってしまった人間関係
いつかは無くなるからこそ眩しいくらい輝いている
以前観た時より刺さったのは、あの頃がより遠くなったからかな

さかなのこ(2022年製作の映画)

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心温まる優しい世界
作中に出てくるギョギョおじさんとの対比にほろ苦さを感じる
最後の方に映った時すごく嬉しかった
ミー坊が自分を愛してくれる家族や友だちに囲まれて生きているのがいかに幸せな事かを感じさ
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怪物(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

視点が変わる事で、いかに自分の中に怪物がいるか教えてくれる
瑛太の演技もさることながら、子ども達2人が本当にすごい
危うさも含む純粋な子ども達の姿が、演技の域を超えていた
最後のシーンで、100絶望だ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

宮崎駿によるファンタジー映画
宮崎駿の世界観が溢れる集大成とも言える作品
鑑賞中ずっと考えさせられたし、観終わった後もちゃんと理解できたという自信はない
このまま考え続けて生きていくのが正解だと思う
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ファーザー(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

認知症の父から見る世界の描かれ方が凄い
時間軸や、人物の把握、状況整理、何もかもが少しづつ間違っている様子がリアルだった
仕事柄、一部の高齢者にどうしようもなくイライラしてしまう場面がある。今作を観て
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

全員が主人公だとは思うがその中でも大谷翔平が一際輝く
圧倒的光属性の野球少年
メキシコ戦の村上選手のヒットで劇場が静寂に包まれるシーンは、結果を知っていても固唾を飲んで、心の中で頑張れ!と唱えた
佐々
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サンザシの樹の下で(2010年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ひたすらに美しい純愛
女優さんが信じられない程純朴で愛らしい
往年の少女漫画のヒロインのような佇まい
障害が多いながらも大切に育まれる愛がひたむきで心を打つ
自転車のシーンが最も印象的

TAR/ター(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

天才的指揮者として、地位のある者として、現代を生きる1人として、終始生きづらさを感じさせる
歯車がどんどん狂い、没落していく主人公だったが、最後は希望を感じさせる終わり方だったと思った

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

始まり方だけで震えた
そこを観るためだけでも価値があると思う
試合が白熱してからの静寂と音楽の切り替え、疾走感が目の前で試合を観ている感覚に陥らせる
アナログからCGに昇華した最高の作品

ラストエンペラー(1987年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

清から満洲国の皇帝、そして中華人民共和国で収容される身へ。
ここまで波瀾万丈な人生はないのでは
ストーリーの流れやセット、音楽、何もかもが合わさり荘厳な雰囲気を醸し出される
鑑賞後、達成感に溢れた

The Son/息子(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

愛は確かにそこにあったのに、それらが上手く噛み合わない
ピーターのニコラスに対する言動に終始モヤモヤしつつ、何かが契機になって好転するかもしれないと思っていたが、最悪の結末に
親の離婚も、義弟ができる
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RRR(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

信じられないくらい面白かった
口コミ通り「そうはならんやろ!」がずっと続いて3時間全く飽きない
ただゲラゲラ笑うだけの面白いじゃなく、ストーリーとしての面白さ、豪華絢爛なエンターテイメント性全てにおい
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

淡々と、残された時間が過ぎさる
そんな中、残される息子を想い行動する父
何が最良なのか分からない
確かめることもできない
短くてもたくさんの愛情を注がれたことを、父が自分を思って決断したことを思い出し
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

精神科患者たちが抑圧された病院に来た主人公が自分勝手に振る舞いながらも周りを活気付けていく様子は清々しかった
看護師が何かと抑圧し、現状維持の為行動する様は現代の政治を思い浮かべた
他の患者との友情、
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Summer of 85(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

『君の名前で僕を読んで』と大まかな設定は被る
少年同士の恋、夏、プレイボーイの彼に別れを切り出される、とか
ただ、今作はテーマの中に「死」が含み、アレックスから観た世界がユニークに描かれている
冒頭で
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【推しの子】Mother and Children(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

アイがそこにいた
こんなに音楽も、ダンスシーンも良いとは思ってなかったので、いい意味で裏切られた
小さいアクアとルビーが可愛過ぎたのと、目の星が最高
アニメも俄然楽しみ
エンドロール後にやられた

ひみつのなっちゃん。(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

演技は良いのに、ストーリーのテンポが悪い
コメディもあり、感動もありだが、うまくコメディ部分を運べてないので、それが感動場面に響く
泣きたいのにテンポを掴めない
皆んなで踊るシーン観たかったのが心残り

キャバレー(1972年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これは憧れる人いるだろうな
変わりゆく時代の中でも自分が輝く場所を求め続ける

ひとりぼっちじゃない(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

多分、上映時間の半分は寝てた
音が眠くなるし、内容もよく分からず
演者は良い演技をしてたと思う
ストーリーが飲み込めないだけ

金の国 水の国(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

心が洗われる優しい世界

硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ここはまだ日本か?
が印象的
今を生きる身としては、命を捨ててまで土地を死守することにも、自決にも美徳は感じないが、作中の人々の閉ざされた世界ではそれが全てに見える
子供達の応援は死に向かう人々にとっ
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

好きな漫画作品が映像になると違和感を覚えることが多いが、今作はそれがない
漫画にはない、音声や動きの強弱がつくことで緩急が加わり、より引き込まれる
永野芽郁ちゃんは朝ドラから観ているが益々成長してる

トゥルーノース(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

こういうタッチのアニメだったから観れたと思う
あまりにも救いようがないが、これが現実なのが尚更酷い
主人公の父か母は日本にルーツある描写が、この物語が他人事ではないことを突きつける
テッドトークで話す
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ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ある程度しか知識がない中鑑賞
後から調べる内に、あの描写はあれを表していたのかと発見が多々

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

白黒の世界で描かれる、ドイツ人視点のユダヤ人殺戮
赤いコートの少女が象徴的
彼女も白黒のままだったらただの一ユダヤ人
しかし、シンドラーの目に止まった
少し見方を変えれば、それが異常だと気づく世界だっ
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

余命僅かと宣告されてからの物語
コメディチックでありながら、残された時間が少なくなるにつれ、命との向き合い方が変わってくる
友人が本当にいい人で、こんな友人に想われたらそれだけで良い人生だよなて思えた
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ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

声を上げる者も、否定する者もいない中、終始淡々と、ただ「ユダヤ人問題の最終解決」について議論する
効果音も、音楽もなく、ただ90分間の会議
途中、食事やコーヒー休憩をする際もまるで日常の一コマ
寧ろ、
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エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

父親がバラモンなのに、小さな駅でチャイ売りしてる姿が切なかった
そんな父が、下に見てた映画に息子を送り出すのが、やっぱり家族だなて温かくなった
母親の料理シーンをアップで撮られてるのが最高だった
ファ
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エゴイスト(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

BLだと括らず、広く観られて欲しい作品
愛が何か分からないと吐露していた浩助だったけと、龍太との間にもおかあさんとの間にも愛はあったと思う
浩助が、エゴで龍太を早く死なせてしまったと後悔したり、おかあ
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バビロン(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

豪華絢爛酒池肉林の3時間
時間も、人も、お金も豪快に使った映画万歳!な作品
ネリーの自由奔放さとその抗えない魅力、ジャックのスターの風格と映画への愛、
タイプは異なるが、映画に愛された2人の俳優。だけ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

こんなに泣くとは思わなかった
予告から気になって、良さそうな評判も聞いてたけど、想像以上だった
最後の舞台はずっと泣いてて、終わってから頭痛かった
雪祈の事故のシーンは時間がゆっくりになる所から「いや
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

薄暗く、狭いコミュニティがリアル
まるで小説の世界が目の前で展開されているよう
ある日突然親友に絶交を告げられる主人公。その親友がおかしくなったのかと思われたが、主人公自身の問題も浮かび上がってくる。
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