ささくにPPさんの映画レビュー・感想・評価

ささくにPP

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キラー・ナマケモノ(2023年製作の映画)

3.0

世界最強にして極悪なナマケモノが女子大学の学寮で暴れ廻るという突拍子もないコメディw ツッコミたくてウズウズ。。しかも人並みに動くのが滑稽すぎる。言うほど怖くなかったのは救い。

猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

3.6

新たな作品として送り出されてはいるが、元々のオリジナルには少し敬意を払ったような仕上がりにはなっていたように思う。猿と人間、互いに共存の道は有るのか??続編の流れ?

鯨のレストラン(2023年製作の映画)

3.2

鯨食を取り扱う専門店『一乃谷』とお客さんとの交流をメインに、鯨を巡る日本の環境などをつぶさに語るドキュメンタリー作品。前作とはまた違った切口で鯨の問題について語る。人との距離の詰め方がサバサバし>>続きを読む

コットンテール(2022年製作の映画)

3.8

主演のリリーフランキーさんを始め、息子役として登場した錦戸亮サンが妙にワイルドな風貌ながら、心優しい。英国・日本の合作という形ではあるが、どちらかいえば、英国色の強い作品だった印象を感じた。今後、こ>>続きを読む

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

4.1

海を越えた王道のスィートケーキな恋愛作品かと油断してたら、18年って歳月をビターに感じさせてくれる大人の恋愛ストーリーでした。日本・台湾、不思議な感覚に包まれます。

手紙と線路と小さな奇跡(2021年製作の映画)

3.9

1980年代、鉄道路線にあるが常設駅が無い村に住む高校生ジュン・ギョン。駅設置の嘆願を何通も政府機関に送り続ける……ジュンの過去、父親との確執など関係性が明らかにつれ、じわじわと感動が沸き上がり>>続きを読む

桜色の風が咲く(2022年製作の映画)

3.9

既にネット配信でも公開されるようですが、スクリーンで観る価値のある作品。世界で初めて盲ろう者の大学教授となった福島智の実話を作品化。御涙頂戴みたいな演出でない、未来の希望と現実を直視した作風でした。

今日よりもっと!!/歩く女王(2016年製作の映画)

3.2

彼女が教師の勧めで始めた陸上(競歩)をキッカケに怠惰な日常から徐々に成長していく青春ストーリー。誰もが笑えて共感して応援したくなるのは、めげない彼女の天然力なんだろうな。。

異人たち(2023年製作の映画)

3.6

山田太一サン脚本原作を作品を題材に、アンドリュー・ヘイ監督が新たに映画化。正直、独特なセンスには付いていけないというお方も多いとは思う。一方、作品の完成度しては悪くなった。。そう、ラスト付近にツッコ>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.7

第二次大戦当初、一番の激戦であった「ダンケルクの戦い」を史実に基づいて展開。一兵士の眼差しに立って追体験ができる。何と言っても上映時間が106分ってコンパクトに観れるのは有難い。

あまろっく(2024年製作の映画)

4.1

兵庫県尼崎を舞台とした家族の物語。劇場の予告編を観ただけの情報しか入れず鑑賞したのですが、尼崎という街の地の利を余すところなく活かした完成度の高い作品でした。ワンスモアで続編は??期待。

その鼓動に耳をあてよ(2023年製作の映画)

4.3

名古屋にある救急病院を舞台にした #東海テレビ 制作のドキュメンタリー。その場の空気だけで病院医師として現場にいるかのようなに話が進む。所々音楽は流れるがナレーションなんか一切なく、説明臭い物がな>>続きを読む

鈴木さん(2020年製作の映画)

3.0

異色のディストピア。if..もしも、こんな世界があるのならと思う。初の映画主演作品となる #いとうあさこ サンには芸人としてお笑い無しのシビアな役どころだっただけに苦労されたかも?できれば視覚だけで>>続きを読む

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.1

劇場での公開が先送りになってましたが……w 劇場では一期一会。人の生きる意味と目的を真摯に考えさせてくれました。心洗われるます。。ディスニーの配信に加入しようか?

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.2

冒頭からスティールパンの音色に眠気。。でも、最期までちゃんと観た。って感想は、某筋肉芸人風に言うなら「やってのか?やってないのか?どっちなんだい!」って、ほざいてみたかった。もう灰色な世界しか残らな>>続きを読む

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.1

気持ち上ではもうオワコンとか思っていた節もあったのですが、、面白さを再発見しました。昔からのシリーズ作品もまだまだ捨てた物でない。。

つむぐもの(2016年製作の映画)

3.5

和紙職人・剛生【タケオ】とワーキングホリデーで日本に来た韓国の娘ヨナとの交流を描いていく物語。個人的には2,30分長めに話を展開して欲しかったな…とか思った。心の距離を近づけるのはそう、容易じゃな>>続きを読む

告白(2020年製作の映画)

3.0

TVで公開捜査になった誘拐報道。明らかになる、児童虐待の実態。傷ついた心の拠り所を求め、話が展開していった先に観えた物は本当の幸せだった…?

川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

3.8

「ちょぴり塩辛い大人の夏休み」って感じ…何とも言えないセリフ回しは絶妙

極道系Vチューバー達磨(2022年製作の映画)

3.0

Vチューバーと893、異色なコラボは人目に惹くキャッチーな話で気になって観てみました。感じ方は人に寄りけりですが……自分はあと一つ二つは捻って欲しかったなって感じ。

マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.6

長山洋子サン〈アイドル時代〉「春はSA-RA SA-RA」が冒頭で流れた時は一瞬??と思ったけど、作品の中身はジクソーパズルの様に必然と偶然が入り組んだシニカルな仕立てになっていた感。こんな事>>続きを読む

毒娘(2024年製作の映画)

3.6

サイコロジカルホラーって言われるジャンルに入る作品に当たるのかな?ミッドサマーにも共通するような、胸糞悪い面もあるけど、部分的に救いを感じられる分、観ていてホッとした。もし、本作が好評ならリター>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

#ミッドサマー(2020) なんといえば、良いか。。どうも不快極まりない。悪い夢でも観ているとしか言いようが無いけど、最高だ。別の意味で救いの要素は有ったかも知れない。でも、二度観するかって言われた>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

公開前、物議を醸した作品がついに日本公開。戦中は「原爆の父」と呼ばれ、賞賛されるが戦後の冷戦下では後悔と罪悪感に苦悩する。180分は緊張と興奮冷めぬまま終了。

ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.8

前作の踏襲感で若干、内容の薄さも部分的に感じられるけど、今後繋がっていくであろう物語の事を考えれば、ヒロインを通してのゴーストとの交流は重要なコンセプトを占めて来るかなって感じです。続編ありでしょ>>続きを読む

青春ジャック止められるか、俺たちを2(2024年製作の映画)

4.2

劇場での舞台挨拶とセットで鑑賞。物語の背景が自分の若年時期と被っていた分、想い入れが普段以上に入った。ただ、少し鉄道が好きなワイは、あるシーンでの新幹線車両の登場に微笑。まぁ、あれはタイムマシーンと>>続きを読む

ミリオンダラー・スティーラー 史上最大の作戦(2020年製作の映画)

3.9

2006年にアルゼンチンで実際に起きた銀行襲撃事件を映画化。実行犯は巧妙なプランで警察の裏をかいてかき、犯行に及ぶが人に危害を加える事無く、総ては上手くいったと思いきや!?

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

4.0

母親(シングルマザー)に捨てられ、心傷ついた少年。本編中は、ほとんど言葉を発すること無いまま、ラストに放った台詞に涙してしまう。「始めに言葉ありき」心を言葉に表現するから、他人と何かを共有できる。>>続きを読む

変な家(2024年製作の映画)

4.0

#雨穴 サンの動画は割にチェックしてるので、楽しみにしていた今回の映画化。実際観てみると音響効果でビビリ倒す、自分。情けない…… でも、まさかの大物俳優様が本作に出演していたとは。金田一探偵とは真>>続きを読む

瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.0

2時間越えの上映時間って結構な長編の割にドラマ的な見応えはしっかりありました。エリセ監督的には身近な業界での関係を軸に描いている分、細かい所まで目が行き届いているな……とか思っていましたが、映画的な>>続きを読む

みぽりん(2019年製作の映画)

2.7

#みぽりん(2019) ちょっと迷路に迷い込んだような展開。観ている側としての緊張は、それになりにあったように思いますが、ラストでの場面の展開はどうだろうか?改めて本作はセルフカバーできたら、もっと>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

3.8

世の中には何も知らなければ、知らない方が良い幸せという、深いダークサイドがある。。という話…… ほんの一瞬だけど、ショートな #河合優実 サンが出てましたね。あのカットは際どいな?(←細かい男だと>>続きを読む

身代わり忠臣蔵(2024年製作の映画)

3.9

#身代わり忠臣蔵(2024) 江戸元禄時代に起きた #赤穂事件 を題材としたコメディ作品。#ムロツヨシ さん主演という事も相まって笑いとシリアスの絶妙なスタイルで物語は進んでいく分、史実とは乖離して>>続きを読む

アントニオ猪木をさがして(2023年製作の映画)

3.6

インタビューのトークや現場取材の合間に小さいドラマを挟んでいる部分もあり、プロレスファンのみならず、プロレスの事は良く分からない人にもアントニオ猪木という人と成りがよくわかります。本当に惜しい人を日本>>続きを読む

女優は泣かない(2023年製作の映画)

4.0

シンプルisベスト。最小限の人数で起承転結のドラマがしっかりしている。映画作品として、それぞれの登場人物が個性を発揮してるのが清々しくもあり笑えてちょっぴり泣けた。。

個人的には、伊藤万理華サンの若
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.1

昭和の陰湿な香りと空気感が満載な物語。最後の最期まで展開が読み切れない部分もありましたが、大人が観て楽しむ映画作品としては最高の完成度でした。

※もしかしたら、横溝正史や江戸川乱歩もこんなテイストで
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