ささくにPPさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ささくにPP

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羊とオオカミの恋と殺人(2019年製作の映画)

4.0

自殺志願の黒須と、ふとした事がキッカケで殺人者として仕事現場を目撃された、宮市の奇妙な恋愛を描いた作品。
アマプラの見放題がもうすぐ終わるぽぃ感じだったので、急いで作品を観てみました。

淡々と殺人を
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犬王(2021年製作の映画)

3.9

久々の湯浅政明作品という事で。初日から劇場に足を運んでみました。

発想というかイマジネーションは面白いですが、映像面に対して音楽面に関しては、ちょっとなぁ。。みたいな感じ?

(自分が観た所が悪かっ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.9

※本当は☆5と言いたいが、あえて0.1落としてます。。
最初のトップガンの後、主演のトムが誰にも続編をさせないように権利をすべて買い取った理由がうなずける。

どんな状況にあっても諦めない、マーベリッ
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大河への道(2022年製作の映画)

4.2

確かに、伊能忠敬は「凄い人」だったとは思いますが、忠敬を後世に残る「偉人」にしたのは周囲の人たち。

そうした人たちの想いを映画作品にまとめ上げることが出来たのは本当に良かったです。

皆は一人の為に
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ホテルローヤル(2020年製作の映画)

4.0

以前からちょいと気になっていたので、ようやく観ることが出来ました。

北海道の釧路湿原を望む高台に建つ、ホテルロ~ヤル。オーナーの一人娘、雅代は、受験に失敗して実家であるホテルに帰ってきた所から物語は
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.1

アニメ業界という、日本独特の業界を舞台にハケン(覇権)を捕ることを目指した、新人監督・斎藤瞳とベテランでカリスマ監督・王子千晴との物語。
さもすれば楽屋話し的な側面で終わってしまいそうですが、斎藤役の
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.8

ウルトラQシリーズからウルトラマンをミックスして、何気にヱヴァのエッセンスをコラボしたような作品でした。
ヒーローだって、様々な苦悩を抱えてつつ、何かを想い、誰かの為に戦っている様は、自分ごとのように
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.5

予告編を見る範囲では、拘置所に収監中の死刑囚・榛村大和と彼とは以前から面識のある青年・筧井雅也との会話劇だけが主体の話かと思っていたのですが、実際は、大和・雅也、それぞれの人間関係が如実にさらけ出る事>>続きを読む

人数の町(2020年製作の映画)

3.9

そこは楽園なのか?地獄なのか?

登場人物たちは、AIではできない、まさに人数が物を言う、現代社会の隙間のような仕事を請け負う為の町の住人として、仮の自由を与えられて生きてる不思議な世界。ディスクピア
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東京原発(2002年製作の映画)

3.8

2002年当時の東京(都庁内の会議室)を中心に展開される、ほとんど会話劇が主体の物語。

今改めてみると、この先数年後に起きる福島原発の事故などの要素は含まれないので、それ以前の原発世論を背景として、
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閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

4.0

主演の笑福亭鶴瓶サンを軸に、綾野剛サンと小松菜々サンなどの人気、実力派の俳優陣を迎えての映画化。
閉鎖病棟という、一般社会からは少し隔離されたその場所は家族や周囲の環境から離れた所で、個々の事情と病と
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最低。(2017年製作の映画)

3.5

その道では有名どころの女優、紗倉まなサンの原作にして、かつてはピンク映画四天王の一人とまで言われた瀬々敬久監督の手によって映画された本作。
うまい具合にそれぞれの年代の女性たちが持つ心の移ろいをしっか
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ホリック xxxHOLiC(2022年製作の映画)

4.1

2013年のTVドラマシリーズやアニメなどを経て、やっと公開された劇場版作品。

今回は舞台挨拶中継からの鑑賞。

同人誌から商業誌へと舞台を移して活動を繰り広げるCLAMPの原作は、今だファンからも
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劇場版ラジエーションハウス(2022年製作の映画)

4.5

病の写真家と言われる、レントゲン技師たちの物語。TVシリーズから、ようやくの劇場映画化。

物語の展開は、さほどスピーディーではなく、淡々と日常を描きながら、病の原因探しとその治療、人智を超えた体の奇
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モービウス(2022年製作の映画)

4.0

あまり、マーベル関係は観ないのですが、何かの折にとついに劇場ヘ足を踏み入れました。

本作の主人公モービウス博士が様々な研究で手に入れた魔の力を巡って展開される物語は、なかなかの展開でした。
とはいえ
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.2

じんわりと心に残る作品。

ラジオ局に勤務する主人公ジョニーと甥で9歳のジェシーとの交流を通じて、半径50mほどの小さな日常を描いている。これといった事件や出来事が起きる訳ではないが、ゆったりとした大
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さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅-(1981年製作の映画)

3.9

4Kリマスター版が公開されという話を聴き、さっそく劇場で改めて作品を鑑賞。

最初に劇場公開で観てから、ウン十年の時も流れ、面白い作品はいつみても思い出深いけど、今観ると、少々無茶振りな演出や音響面的
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おじいちゃんはデブゴン(2016年製作の映画)

4.0

日本公開タイトルは「おじぃちゃんはデブゴン」になっているけど、実際はまったくの別物作品。「特工爺爺~The Bodyguard~」ってのが本当のタイトル。
さすがにサモ・ハン・キンポー氏も高齢になり、
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

4.1

ロシアのKGBによって諜報員となり、ファッションモデルやコールガールなど、様々な顔を使って任務を遂行していく主人公アナと彼女を巡る周囲の人間模様を描いてく本作。

ステージで衣装の早変わりをして行くよ
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バーニング・ダウン 爆発都市(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今夜は久しぶりに何か映画でもww と思い、情報はまったく入れずに本作を鑑賞しました。

警察の爆破物処理スペシャリストとして働いていた主人公は一転して、テロリスト集団の一員として活動することになった背
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女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

意外と人間の欲望や願望という物はうまく叶うようで叶わないもの。。

全て思い通りになるは不可能に近い。実際、これも最後まで計算された話なのかも??

城定監督の前作では、爽やかな青春ムービーとか明るい
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

4.4

第1作目をまったく観ずに、いきなり2作目を観るという無謀な冒険をやらかしてしまいましたが、面白かったww
余談ではあるが、自分的には、マッツ・ミケルセン氏を観るにつけ、007での印象が何度も頭を過って
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とんび(2022年製作の映画)

4.7

どんな作品だろうかと気になっていましたが、昭和・平成・令和と3世代に渡って語れれる親子愛・家族愛・人同士の絆。などなど王道の作品に仕上がっています。

久しぶりにちょっと泣けた。

でも、息子役の彼。
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必殺! 恐竜神父(2018年製作の映画)

4.0

まさに(良い意味)観たら、後悔する作品。

でも、70年代ぐらいの低予算映画を彷彿させるような面白さとスピード感があり、ここまで徹底的にやり込んだ世界観が良い。
プラスして、もし少しでも映画制作に関わ
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ルームロンダリング(2018年製作の映画)

4.0

なんの気無しに、アマゾンプライムで観てみました。
元々はTVドラマシリーズから劇場版作品になったんですね。。

主人公の八雲御子(池田エライザサン)が親譲りのある特殊な力で、様々な出来事に戸惑いながら
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映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

4.0

アイドルグループに所属する女子高生が行方不明から始まる、新聞の三面記事ようなストーリー 様々な伏線が交錯する中、主人公のタクシードライバー江戸川の過去と視点から真実が明らかに語られるが自分的には、最後>>続きを読む

アンビュランス(2022年製作の映画)

4.7

最後まで目の離せない展開。カーチェイスと銃撃シーンが圧巻でした。

おそらく殆どは、本物似せたオープンセットでの撮影にしても日本では絶対、マネできないでしょう。

そして物語のキーパソンは、何と言って
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KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)

4.5

マンガ原作という事ですが、それぞれのキャストは真剣にギャグにトライしている様は最高に面白かったです。

本作は、いつの日にか劇団☆新感線の方で、舞台化してもらいたいww

(しかし、伊藤英明サンも悪の
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

4.2

吹替版を鑑賞してきました。

前作より少々月日が流れ、登場人物たちもそれぞれに成長してる姿が観れてこれは文句なしに面白かったです。
欲を言えば、今回初めてこの作品を鑑賞する人の為に、冒頭部分に「振り返
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.6

独学でここまでのクオリティかと思わせるほど、素晴らしい作品に仕上がってます。
3部作との事で、2部目が完成するまでにどれくらいの年月が掛かるか?

その昔、フランスの映画監督でルネ・ラルーって方がおら
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.5

3時間にも及ぶ、長尺にもかかわらず、かつてのフィルム・ノワール(1940~50年代。盛んに製作されたクライム・ムービー)を思い起こさえるような内容で、最後まで様々の展開にハラハラ緊張していました。>>続きを読む

ビューティフル ドリーマー(2020年製作の映画)

3.5

アマプラからの配信視聴で作品鑑賞。

公開当時は舞台挨拶など、どんな展開になるのか?と期待はしてました。
(原案は押井守氏なので。。)
映画製作には全くの素人の面々。でもテキパキと製作者として仕事をこ
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.7

オリジナルの方は途中で挫折していた事もあり、ようやく今回のリメイクで全編を鑑賞する事ができました。

物語は1950年代のNY・マンハッタンを忠実に再現。歌やダンスには圧巻されました。でも。。冷静なっ
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ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

3.8

人種差別など、当時に社会状況を反映した物語。
実話をベースに、名画を盗んだという出来事を巡って、それぞれのキャストの心情が淡々と語られています。

個人的に、本作については映画で観るよりも舞台演劇で鑑
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355(2022年製作の映画)

4.4

アクション作品としては、申し分ない展開。

出演者の中には、MI6に属する、ハディージャ役のルピタ・ニョンゴが劇中セリフでジェームズ・ボンドの話がチラッと会話中に出ていたのを観ると、ちょっと笑ってしま
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

4.6

30年前のオリジナル作品から、数えてようやく出た正当な続編。

とくにキーパーソンとなったフィービー役のマッケンナ・グレイスは、祖父でオリジナルに出演していた、スペングラー博士役のハロルド・ライミスに
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