toiletさんの映画レビュー・感想・評価

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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.3

殺し屋協会にもプロ(正社員?)とアルバイトというシステムがあるとは…
アルバイト組のコンビが正社員になるため、女殺し屋コンビを狙うという内容の続編。

キャラの特性が定着したことによる安定感のある面白
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.6

たしかに予習した方がいい類の映画です。
日本に非常に関わりの深い分野なので、その点もっと勉強しなくてはと思いました。

3時間濃厚な時間を堪能できます。
会話劇がメインなので、SFノーランが好きな人に
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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

3.2

昔見た時もっと面白かった気がしたけど…

ブラッド・ピット主演の大作ゾンビ映画。
ゾンビがめっちゃ走って、大群でゾンビタワーを形成したりと面白いシーンはあります。
ただ、本作はサバイバルする側のゾンビ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.2

前作に引き続き全てのシーンで映像美が堪能できる。
2時間半使って導入を描いた前作はストーリー的には惹かれにくかったが、今回は大きく物語が動き出すので、非常に面白い。
約3時間近い上映時間も全く苦になら
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ブギーマン(2023年製作の映画)

3.0

大切な人を失った悲しみが癒えないうちに、ブギーマンと対峙しなければならなくなった家族を描くホラー。

終始暗めな印象のため、もう少し起伏が欲しいなと思った。
クリーチャーデザインは良さげだったので、も
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.8

社会風刺が効いたワンシチュエーションスリラー。
私たちがどれだけ食材を無駄にしているか。遠く離れた場所で飢えで苦しんでいる人がいるはず。
皆が適量を食べれば、全員に行き渡る。その仕組みは最もだけど、実
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.1

物語の始まりは引き込まれるし、絵的に退屈することはないけれど、オチは弱いという通常運転なシャマラン作品という印象。

宗教的なことはよく分からないけれど、今この世界が在るのはどこかの誰かが犠牲になって
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セブン(1995年製作の映画)

4.8

言わずと知れた超有名なサイコスリラー。
七つの大罪をモチーフに起こる殺人事件を追う引退間際の刑事と血気盛んな若手刑事の奮闘を描いた作品で、衝撃のラストはあまりにも有名ですね。

オチが分かっていても、
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.0

世界的に有名なRPGゲームを原作に制作されたファンタジーアクション映画。
日本での認知度はいかがなものか?ゲームの知識はないので、分かりませんが、個人的には2000年代に映画化された作品と『ストレンジ
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サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.9

感謝祭に起こった群集事故から1年後。何者かが復讐のため、街の住人たちを殺し始めるというホラー映画。

新しいホラーアイコンの誕生でしたね。続編も決まってるようなので、楽しみ。
イーライ・ロス監督なので
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REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

3.0

大味なスターウォーズといった印象。
パート1なので、仲間集めが主な内容のため、どうしても盛り上がりには欠ける。
ストーリーの深みが足りないことと、仲間になっていく人たちの背景含めて説明が足りないので感
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.6

思っていた以上に厭な映画でしたね。
石膏のようなもので固められた手を握って、トークトゥミーと唱えることで、降霊出来る儀式をもとに地獄のような展開が若者たちに待ち受けているというホラー映画。
降霊術によ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.1

CG技術の高さが圧巻で、日本の映像作品としては間違いなく他より群を抜いている。これはできるだけ大きな映画館で観るべき作品。

ハリウッドでもゴジラ作品は量産化されているが、それらにも劣らないクオリティ
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.5

キャプテンマーベルの続編であり、モニカ・ランボーやカマラ・カーンのスクリーンデビューとなる本作。3人の入れ替わりアクションは見どころポイント。

韓国ドラマファン待望パク・ソジュンのmarvelデビュ
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ヘル・レイザー(2022年製作の映画)

3.3

シリーズを一新した本作。
ピンヘッドが女性になっていたり、時代を感じる部分がちらほら。

造形的な部分は魅力があって良かったので、劇場公開あっても良かったのでは?と思うけど今のところ配信のみ。勿体無い
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インシディアス 赤い扉(2023年製作の映画)

3.1

シリーズの完結編なのに日本で劇場公開なしは残念。
2作目から約10年ぶりの続編ということで、キャスト陣も続投。インシディアスはスピンオフも含めて続いてきたけど、本作はようやく本編という感じで懐かしさを
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.2

実質的シリーズのフィナーレという位置付けの作品。
本格的ハードアクション映画で169分は流石にすごい。体感8割はアクションシーンのため、観てるこちらの疲労感もすごい。もちろん、ラスト付近ではジョン・ウ
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死霊のはらわた ライジング(2023年製作の映画)

3.9

こんな血みどろ映画を劇場スルーとは勿体無い。
中盤以降画面がかなり赤い。グロ描写は慣れている人にとってはそこまでって感じだけど、終盤は結構ハラハラしました。

突如、地震によって地面が割れ、そこから死
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バービー(2023年製作の映画)

4.8

ポップでファンシーでピンクなポジティブコメディだと思ってたけど、予想以上の奥深さがあって、一つの作品として意味のある映画だと思いました。

正直、本国でのファンアート的な騒動に関しては納得いかないけれ
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ハロウィン THE END(2022年製作の映画)

3.3

3部作の完結編。そして、ローリーvsマイケル・マイヤーズ終焉の物語。

前2作の出来栄えは良く、世間的な評判も良かった。その完結編の本作の評判はあまり良く聞かなかった。なので、心配だったんですが、評価
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スクリーム6(2023年製作の映画)

4.1

スクリームも長いシリーズになりましたね。6作となるとマンネリ云々出てくるものですが、本シリーズはそういうところも含めて飽きずに楽しく観れる。
日本での劇場公開がないのは勿体ない。このクオリティなら前作
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.8

スパイディ祭り。この一言に尽きる。
1作目が尋常ではない面白さだったけれど、続編はそれを超えてくる面白さ。マルチバースをふんだんに使って、カオスな状況のオンパレードでスパイディ情報量が追いつかなくなる
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.5

DC映画ファン歓喜の映画。
確かに世界を変える作品。凄かった。
フラッシュだからこそ出来た演出が素晴らしく、マルチバース作品として非常に面白く観れた。
マイケル・キートンがバットマンを再演してくれたと
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

4.5

チャイルドプレイを彷彿とさせるホラー作品で、予想以上に面白かった。
人工知能搭載ロボットの暴走というのはかなりの作品で描かれてきたが、ミーガンのヴィジュアルや動き等、個性があってキャラクター性は最高で
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スマイル(2022年製作の映画)

3.6

不自然な笑顔って絶妙な怖さがありますよね。
死の連鎖、呪いの連鎖的なお話。
似てるような作品は他にもありますね。

どこまでが現実でどこまでが幻覚なのか。ホラー映画としてはとても見やすく、見せ場もちら
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

4.0

2部作になるか、3部作になるのか分からんが、終章の開幕となる序章。
そのため、とっても良いところで終わるのはもどかしい。

過去シリーズを踏まえた演出も多く、シリーズを追ってきたファンとしては嬉しいと
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マッドゴッド(2021年製作の映画)

3.5

ガスマスク姿の男がひたすらにおぞましい地下世界を巡り、その先に待ち受けるモノとは?というやつ。

セリフなしで、終始異形たちが登場し、途中でついていけなくなりました。ただ、その世界観や異形の造形など魅
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.6

アクションとコメディのバランスが素晴らしく終始楽しい作品。実際、ストーリーとしては不気味な展開で不穏な雰囲気になりそうなところをガーディアンズは全て楽しさに変えてしまう。
3部作の完結ということで、ロ
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.0

世間の話題性ほどの面白さは感じ取ることができませんでした。
たしかに、様々なキャラクターが登場し、シャンクスの登場と見せ場が盛り沢山なので、ワンピースを追いかけてきたファンとしては嬉しい場面が多そう。
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.7

今泉力哉監督の描く有村架純もいい。
元風俗嬢が弁当屋で働き、いろんな人に影響を与えちゃうってお話。

作品の雰囲気はとても好き。
原作を読んでないので分からないですが、もう少しちひろさんの中身を知りた
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スマホを落としただけなのに(2022年製作の映画)

3.7

凄い面白いというわけではないけど、日本版よりは間違いなく面白い。
韓国映画らしくサスペンス色が濃厚になり、犯人のサイコパス感が強くなってるので、見応えあり。

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.5

アニメ制作現場を描いたお仕事映画。
ハケンアニメ=覇権アニメ

ストーリーは王道路線で、捻りはないので想像通りに展開。もう少し捻りが効いていても良かったかなと思う。

1番良かったのはエンディング曲の
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.7

突如マルチバースと繋がり、あらゆる並行世界の自分を体験しながら、カンフーを駆使して戦うSFエンターテイメント作品。

序盤、『ミナリ』や『フェアウェル』のようなアジア系民族の日常を感じさせつつ、いきな
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.8

ウイルスの突然変異により、人々が凶暴化し襲ってくる映画。

評判通りの狂った映画で、開始10分から終わりまで地獄絵図が繰り広げられ、バロメーターを暴力に全振りしてる潔さを感じる。

ゾンビ映画に近いが
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.0

終始不穏かつリアルなので、精神的に万全な状態で観ないときつい作品。
土着信仰と悪霊のお話。エクソシスト的なやつでしょと舐めてましたが、なかなかのハードな作品で観てて疲れました。

しっかり怖いタイプの
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.8

アントマン3作目にして、征服者カーンのスクリーンデビュー作。
毎度、アントマンがMCUにおいて重要な役割を担ってるのはすごい。

まず、情報量が多い割にはテンポがいいので、油断すると置いていかれます。
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