Tripさんの映画レビュー・感想・評価

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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

いやぁすごい。
原作は未読ですが、充分楽しめる内容。
ストーリーはやや粗い感じも否めないけど、おそらく音楽を全面に聴いてほしいという意図なのかなと。とにかく映画館でジャズを浴びました。3人それぞれのキ
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或る夜の出来事(1934年製作の映画)

3.7

ストーリーは王道なんだけど、なぜこんなにときめいてしまうのだろうか。キャラクターのせいなのか、途中から2人が愛しく思えてくる。
2人の道中の出来事にワクワクしすぎて、もっと見ていたい気持ちになった。
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群衆(1941年製作の映画)

3.3

現代でもよく描かれる、このテーマ。群集心理をついた作品。

ジョンドゥのラジオ演説に心打たれた人々が、彼に気持ちを訴えかけるシーンは、少し間延び感が拭えなかったが、ジョンドゥが徐々にジョンドゥそのもの
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.8

周りの評価が高かったので、恐る恐る鑑賞。痛みを感じる様な描写もないことはないが、それ以上に彼女自身のことについて考えさせられる映画であった。見て良かった。

最初の方から不穏な空気が漂っていて、随所に
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ハロー!?ゴースト(2010年製作の映画)

3.3

途中まで、うーなんか普通かもと思っていたのに、ラスト5分くらいで号泣。

人生模様(1952年製作の映画)

3.2

いくつかは知っているお話で、どれも軽く見られる。正直小説で読んでいたため、あまり感動などはしなかったかな…

汚名(1946年製作の映画)

3.5

あのキスシーンの撮り方、変わってるね。
主役のふたりが、それはもう美男美女で眼福感しかありません。

ワインセラーのところからのドキドキ感。先のストーリーは何となく見えていても、やはり緊張ありまくり。
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チャンシルさんには福が多いね(2019年製作の映画)

3.7

チャンシルさんに、劇的な何かが起こるわけでは無いけれど、それでもちょこっと、数センチでも前に進んでいる感じ。そこが自然で、じんわり温かい気持ちにさせてくれる。
レスリーチャン(?)や大家さんとのやりと
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幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

3.6

やばいな、この男。でも、こういう男性はあながちいるのではなかろうか。
奥さん亡くなったのに、彼女と子供と森に行き、あくまで家庭の中にいる自分、というものを崩そうとしない男。
こりゃ、また繰り返すな。
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ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

3.7

ウェスアンダーソン久しぶり。
キツネってあんまり日本では馴染みの無い動物だけど、あっちではメジャーアニマルの一つなのかな?

これは単なる動物vs人間という構造では無いところが面白い。

いろんな動物
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.5

パリが恋しい…といった気分。
タクシー、車、そしてバスから見たパリの景色に心躍る。
主人公の心情は暗いものであるのに、また白黒なのにもかかわらず、街や公園や人々の表情などから、とてもポップでカラフルな
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コララインとボタンの魔女(2009年製作の映画)

3.6

オープニングの人形作るところから引き込まれた。もうストップモーションアニメ最高〜って感じ。
ストーリーは結構ホラー要素も強くてダークな感じ。ボタン目の母が作る朝食のベーコンが美味しそうだった。

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

3.6

静かな映画である。
全体的に台詞も少なく、さらにワンシーンワンカットゆえ、時間もゆっくり流れている様な感じ。

ある日目の前にイエス様が現れて、いくつか願いを叶えてくれるんだけど、一番大事なことは叶え
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.7

サムロックウェル演じる弁護士との最初のやり取りから、ジュエルの性格、つまり本人に悪気はないんだけど、その正義感に満ちたもっともな意見が相手に面倒くさいと思われたり、煙たがられてしまう感じが良く分かった>>続きを読む

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.3

豪華メンツ。
うーん。普通に楽しめた…というのは褒め言葉なのかな。

のぼうの城(2012年製作の映画)

3.4

萬斎さんの田楽を踊るシーン、凄いですね。
歴史を知るにはこういう作品を見るのが一番です。(特に日本史弱者にとって)
上地くんの三成、なかなか良かった気がする。
中尾くんがなぜ生きていたのか…ほか、細か
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Away(2019年製作の映画)

3.7

最初からかなり引き込まれた。
主人公のあのなんとも言えない表情が、観客の想いと重なるところがある。
ここはどこで、自分は今どういう状態で、何がしたくて、そして何ををしなくてはいけないないのか。そんな思
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

3.6

断捨離って世界共通で、誰もがやるべきことを題材にしてるけど、それがタイ映画だとどうなるんだろー?と楽しみにしていた作品。

ジーン、性格あんまり良くない笑

元彼に対してだったり、友達に対してだったり
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シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

3.5

始終笑えた。
テレビアニメの雰囲気そのまま。むしろよく実写化出来たなと、感心。吹替版も全然違和感なく笑

おバカな感じは万国共通なのかな。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.0

とーっても素敵。
昔、レアセドゥの”アデル”を見た時くらいの衝撃。
でも今回は、ラブストーリーというだけの括りでは表せない作品。
立場は違えども、当時の”女性”の扱われ方がよくわかる。
エロイーズは自
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

3.7

テレビ版見ずに鑑賞。
彼女を含めて、愛するがために素直になれない人たち、伝えたいことがあるのに伝えられない、そんな登場人物皆がとても愛おしくて、そんな人たちの手助けになる”手紙”という手段の意味を考え
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ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)

-

寝たり起きたりを繰り返してしまった…スコアつけられず。
長回しのワンカットのオンパレード。
場面がどんどん切り替わり、前後で全くつながりのない場面。
人々を映しているのに、皆の表情はよく分からない。な
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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

3.5

魔女ってだけで、なんかワクワク。アドベンチャー系かと思いきや……

アンハサウェイ最高〜
なんであんなに可愛いのだ。

孫の”ぼく”が、ネズミになってからキャラ変したの?っていうくらい生き生きしていて
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

4.8

あーやっぱりミュージカル映画が特別好きなもんで、もう……最高‼︎な気分でした。

今年はもう楽しい映画は無いのかな…なんて思っていたら、急に上映するって知って、急遽映画館へ。
今年最後、こういうの観た
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ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒(2019年製作の映画)

3.8

なんかもう最高でした。
Mr.リンク改め、スーザンが最初からずーーっと可愛すぎで、彼ありきの映画だったのではないかと思う。
ストーリーは、あれ?もう終わり?っていうあっけない感じは否めないし、ライオネ
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薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

3.7

邦題が…なんか違うね。
中国人の友達におすすめされて鑑賞。
上映館数が少なすぎるっ。
もっとみんなに見て欲しい。

最初はお金目当てだった主人公が、ある事柄をきっかけに気持ちの変化があり、驚く行動に出
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.6

自分の要素とはかけ離れたキャラクターになって、っていうのは、ある意味ゲームの醍醐味であるけど、今回は自分では選んだキャラ=なりたい人物ではない、っていう設定が面白い。
その中で気付く自分の性格や相手の
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.6

この世界観好き。
クボの三味線によって、折り紙が動き出したり、お母さんの魔法❓で、お守りにしていた猿の置物に命が宿ったりするところとか。
戦うシーンも迫力満点。
ストップモーションアニメの凄さたるや。
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

3.5

アニメーションをあまり見ない私なので、コマ割りとかそう言ったことはよく分からないが、アクションシーンがめちゃくちゃ凄いと思った。あとはシャオヘイの可愛さといったら。ちょいちょい挟まれるギャグのところと>>続きを読む

ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

3.7

デフォルメされた町やキャラクターや動物たちの形がとてもかわいい。そして下書きが残ったようなあの手描きな感じが、新鮮。ウルフウォーカーの力がついて、ロビンの見えている世界が一変して、匂いをたどって疾走す>>続きを読む

キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)

3.6

実話なんですよ、これ。トラウトマンと言う人の半生が劇的に描かれていて、その中で第二次大戦がもたらしたものが、彼の人生にどう影響を与えたのか、考えさせられた。収容所で、ドイツ兵が自分たちがどんな行いをし>>続きを読む

パピチャ 未来へのランウェイ(2019年製作の映画)

3.7

思い描いていた青春映画ではなく…

ガツンとやられた。

観た直後は、正直”希望”なんて見出せるような感じではない、と否定的な気持ちになったけど、日にちが経つにつれて、それでも彼女はあの国で生きていく
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田園の守り人たち(2017年製作の映画)

3.6

第一次大戦の中、男性たちの出兵の最中、残された女性たちが農場を守る。
農業という仕事は体力面で女性だけの力ではなかなか難しいところもあるだろうに、映画の中の母も娘も皆とてもたくましい。
台詞が少ないせ
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僕の中のあいつ(2018年製作の映画)

3.6

おもしろっ!
あり得ない設定で、結末はなんとなく見えてくるけれども、それゆえそこは何も考えずに。
2人で解決するのかと思いきや。
パンスの出番がもう少し見たかった〜

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.7

所々涙止まらず。
これ女性より男性に見てほしい。
ジヨンの、時々別人のように吐き出される言葉が、母や祖母の言葉ではなく、その年代の女性を代表しての言葉のように感じた。
母親では叶えられなかったことを子
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ハウルの動く城(2004年製作の映画)

3.4

なんかストーリーが説明されなさすぎでは?と思ってしまった。
正直理解できないことも多くて、テネットのように、素直に見たものだけで判断していくしかないのかな、って。
まぁ魔法使いが出てくるファンタジーだ
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