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前半の原子爆弾を作る過程ではオッペンハイマーが才覚で仲間を集め、科学者たちが理想の環境で成果を挙げていく様が描かれる。オッペンハイマーはエネルギッシュで、ロスアラモスの科学者たちが力を発揮していくさま>>続きを読む
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冒頭から虐待的な環境に置かれていることが分かり終始辛い内容だが、歌も踊りもゴージャスで目を奪われる。
セリーの父やミスター、ハーポなどの男性たちにとっては婚姻関係が支配関係と等しい。ソフィアとシュグの>>続きを読む
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面白い歴史物サスペンスだった。
現代でも視覚障害といえば全盲という偏見がありロービジョンの人などは苦労しているという話を聞くので、ギョンスが暗い中ならわずかに見えると人に伝えた際に、過剰に疑われたり責>>続きを読む
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原作既読。実写で中学生の子どもが強面の大人たちに囲まれているのは結構生々しい怖さがあるなと思った。成田狂児はこの人懐っこさでヒモ時代もヤクザ世界も渡り歩いてきたんだろうなという実在感があり、聡実が最初>>続きを読む
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排除と全体主義の寓話として面白かった。
アパートの意思決定層になっていく人々が兵役経験者を中心に集められており、非常時のアパート内で生まれた階級の話ではあるが、兵役経験は韓国社会で大きな主題になる話な>>続きを読む
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先行上映で見た。とても面白かった。
所有物扱いをする男性たちを尻目に様々な経験をして自己を確立していく女性の物語と言えるだろうけど、その過程のかなりの割合がセックスなのは、ヨルゴス・ランティモスの作風>>続きを読む
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冒頭で結末が示されるので、最後は二人でいるのだろうという安心感と、今がその時でないようにと祈る気持ちが両方あった。二人は舞台となっている開拓時代の狩猟やらで儲けようとしている人々が集まる土地で主流とな>>続きを読む
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始まりは多分昭和15年で日中戦争なんかはとっくに始まってる頃である。トットちゃんが最初に通っていた学校でも児童の教育に軍国主義的なものがある。だがこの頃はまだトットちゃんの奔放さは子どもに対する画一的>>続きを読む
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羽柴陣営はビートたけしの戦国コントだ…と思った。徳川陣営もコントだ…と思った。
後々天下を取る二人は信長の跡目争いに付随する愛憎関係、というかセックスの関係からは切り離されているが、そのかわりずっとコ>>続きを読む
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最初に見に行ってからいろいろ考えて追加で見たりしていた。初見時の印象が薄れている気がするけど、日本は戦中の全体主義や搾取構造を全く総括できないまま戦後も続けており、それは現在まで続くものであるというと>>続きを読む
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こういうアクション映画で女性カップルがはっきり勝利して生き残るの珍しい気がする。痛快だった。勝利といっても映画内の敵に勝っただけで、日本の植民地支配との戦いは続くのだが。
日本人から朝鮮人への差別感情>>続きを読む
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疲れた状態で見たけど３時間半まったく辛くなかった。
元となった本から主人公を変えているそうだが、入植者である白人が先住民を搾取するところに重点が置かれるのは脚色として良いと思った。私に知識がないために>>続きを読む
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ニューアジアってどんなところなんだろう…というのが気になってしまった。
一般人が日本語とか中国語とか、おそらく他のアジア言語でも互いに会話してたが、アジア圏はEUみたいなアジア連合的なものにでもなって>>続きを読む
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ラブコメの定石のギスギスした関係から始まり、そこからテキストなどで関係が深まっていくところが丁寧で良かったな。
これも定石かもしれんが過去関係した相手が当て馬というか悪役になってしまうのはちょっと悲し>>続きを読む
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ビジュアル的には不気味ではあるが、ストップモーションアニメと聞いて想像していた表現とは全く違う映像で目が離せなかった。
人物の動きや光の移動を壁やセットに直接描くことで表現して立体的な空間の中で2Dア>>続きを読む
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人体の捉え方とか、人の変容についてとても肯定的に感じられるところが終始楽しかった。ボディホラーは苦手な方だと思うが、内臓や傷跡は質感が特撮っぽく、世界観が見せられていくワクワク感のほうがあった。昔スキ>>続きを読む
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劇場で何回も笑いが起こったし楽しい映画だった。夢の世界のようで現実の鏡写しのような構造になっているバービーランドの中で、性差別や不平等について分かりやすく笑えるやり方で描いている。それらの問題について>>続きを読む
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初見。京劇の俳優である程蝶衣と段小楼、小楼の妻菊仙を中心に20世紀中国の歴史を描く。
清が終わり日中戦争などがあり中国国民党中国共産党が移り変わり文革のあと80年代くらいまで？を描いているので近現代中>>続きを読む
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子供たちの状況の見せ方が上手いなあと思った。さり気なく映される子供たちの行動と家族との様子で、それぞれの子供が抱える負担が分かるようになっている。
子どもたちは遊びの延長のように能力を発達させていって>>続きを読む
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夏にホラーを観たなあという充足感がある。
悪魔憑きの状態が、多くは精神的な苦しみがもとであり適切な専門家が必要であるというような描写があるのが良い。
ホラー映画なので数少ない本当に祓魔が必要なケースに>>続きを読む
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物語としては、新しい家族を受け入れること、良い世界にするためにどういう人間であるべきか等等、真人の内面の旅の要素が色々あげられると思う。
時代背景は第二次世界大戦中だと思われるが、戦時中の社会情勢で生>>続きを読む
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スパイダーマンがいっぱいいるので一堂に会して組織を作ったりしましょう、というのがまずメタ的な発想から始まっている気がする。そこで今回のお話ではお約束となるヒーローの成長のための喪失という要素をぶっ潰し>>続きを読む
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もともとジョジョは好きで岸辺露伴は動かないシリーズも読んでいて、ドラマ版も普通に見て楽しんでいたファンの立場で見に行ったので、期待したものが期待した感じで出てきたので良かった…という感想になってしまう>>続きを読む
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獅子舞を習い始め目標の地に行くまではとても王道な少年の成長もの、スポ根ものと言う感じで進む。大会に出るぞとなってから、何らかの挫折、障害が立ちはだかり出場が危ぶまれる、というのも王道スポ根もの展開では>>続きを読む
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マリオにブルックリンのイタリア系移民家庭の配管工というリアルな設定が付いてるのが結構衝撃だった。イタリア系の配管工というのはゲームで知ってたけど、本当に描写するとこうなるのか…。
マリオにリアル世界で>>続きを読む
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テトリス遊んだことあるけど、ソ連製だとかPC版アーケード版など権利が分かれてるとか色々と知らなかった。
何も知らない状態で見るので、ゲームの権利獲得のための争いとソ連崩壊前の政治劇が混じって情報量が多>>続きを読む
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MCUを見出したのがガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2作目くらいからなので思い入れのあるシリーズだった。
ジェームズ・ガン作品に大体あるいいと思うところとついていけんなあと思うところが今作にも両方あ>>続きを読む
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ブレンダン・フレイザー、すごく演技良かった。
チャーリーが看護師のリズに健康を懸念されているのに病院にも行かずにいるのは、ニューライフの保守的な教義とかそれによって恋人が死んだことなどが背景にはあると>>続きを読む
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良い青春ものだった。同性を好きなことは普通のことで、特にどうこう言われない社会はやっぱりこれが理想だなあと思った。
女性が女性を好きになりセックスすることは普通のこととして話が進み、付き合っているミン>>続きを読む
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楽しい映画が見たい…と思って行ったらとっても楽しい映画だったので満足。
夫婦の関係とか家族間の情とかが物語に関わってくるが、あまり湿っぽくならず気軽に見られると思う。エドガンと妻との関係とかホルガの元>>続きを読む
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親子の絆的映画が肌に合うことがあまりないので、楽しみな気持ち半分不安な気持ち半分で見た。結果めちゃくちゃ良くて2回見た…。
親子の絆映画はだいたい子目線で見てしまって腑に落ちないことがほとんどだったが>>続きを読む
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アリシアがジンを愛したいと願い、恋愛関係となるあたりがどうも唐突に感じた。多分ジンは物語そのものなのだろうと思うけど、アリシアと繋がるすべは恋愛でなくても良いのでは…と思った。
ジンを愛すること自体は>>続きを読む
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予告の印象が強すぎたので、金が力を持つ社会とその力が通用しない場所での人の能力や振る舞いの差を見せるのかなと思っていた。実際は船パートでは、全員が金に囚われている人ではあるものの、富豪たちのわがままさ>>続きを読む
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湯浅政明監督の長編で見てないのあとこれだけだな…でも恋愛物苦手なんだよな…という気持ちで見た。
ダンスシーンや水のアクション、ぬいぐるみの手を引いてデートするところなど、湯浅作品っぽいなあというところ>>続きを読む
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ナンスプロイテーション映画、多分初めて見た。
ベネデッタの幻視や奇跡が詐称なのかどうか、本当にキリストを見ているのかといったことを最初は気にしてみていた。でも多分そこは明らかでなくてもいいんだろうな。>>続きを読む
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ロマンスが全然美しく描かれてないので見やすかった。
演出も音楽も主役の男女の関係も、クラシックなミステリ映画みたいだった。魔性の女と翻弄される男、という構図ではある。けど事件を追うヘジュンは、優秀な刑>>続きを読む
