野原しんのすけを全く理解していない人が描くとこうなると言うある意味で良いお手本。
監督:増井壮一、脚本:こぐれ京 による最悪な作品。
アクション仮面に会えると言われて、あろうことか友達の春日部防衛隊ま>>続きを読む
クレヨンしんちゃんを単なるギャグアニメという認識しかない監督、脚本によって作られた最低の作品。
監督:増井壮一、脚本:こぐれ京
申し訳ないがこの二人のタッグは最低だ。
冒頭でしんのすけがひまわりに対し>>続きを読む
前半のホラー描写が必要以上に怖い。
こんなことになっちゃうから〇〇するんだぞー的なメッセージ性も無く、ただただ理解できないレベルで怖い。
そして、何がまずいってその演出が尾を引いて後半も入り込めない事>>続きを読む
やはり私は野原一家メインの物語よりも春日部防衛隊メインの話の方が好みだと再認識した作品。
そして、何の意味もない水野晴郎モチーフのキャラクターがとにかく圧倒的な存在感を放っており、水野晴郎がいかにレジ>>続きを読む
前作、前々作と比較的しっぽり作品だった事からなのか、監督が水島努氏に変わったからなのか、劇場版11作目にしてギャグ路線に振り切った作品で非常に気持ちの良い作風となっている。
実は今回の敵側となるスィー>>続きを読む
よく最後の井尻又兵衛由俊を撃ったのは誰かという話が出るが、恐らくあれは誰でもなく、しんのすけが過去に来たことで生じたタイムラインのズレが遅れてやって来ただけだと思う。
つまり、本来は又兵衛は序盤のあの>>続きを読む
な、何も解決しない…だと!?
少年と恐竜ではなく、異なる人種の2人を主人公とした作品と考えてみてくれ。
あのラストは問題の解決にはならないし、申し訳ないがまた同じ事が繰り返されるだけだ。
その時、その>>続きを読む
“怒りに任せるには人生は短過ぎる”
本作を初めて観た時は数時間、頭の中が真っ白になり困惑状態だった。
非常に暗く重く、それでいて大きな救いがそこにはあり、大きな闇が口を開けている、しかしその先に見える>>続きを読む
物凄い上品な作品。
一見すると派手な映像と大火力な戦闘シーンを想定するが、実はそんな作品ではなく種の存続と地球の未来を面白い切り口で描いた作品。
アメリカでの公開後NETFLIXが世界配信権を獲得し、>>続きを読む
身篭った妻を殺され、復讐の鬼と化した刑事と常軌を逸した猟奇殺人犯との壮絶な、いや、壮絶過ぎる殺し合い。
追い詰めた犯人に発信器を飲み込ませ、わざと解放し、犯人の逃げる先々に現れては半殺しにして解放、半>>続きを読む
信じられないほど酷い作品だった。
主人公のキャラクターが本当に1mmも擁護出来ないレベルで、自分勝手な行動で人が死んでも「てへ♪」みたいなどうしようもないやつ。
変に明るいトーンでの演出とかまさかブラ>>続きを読む
前作の闘いは全く意味のないものだった。
300人で戦いを挑み、散っていった彼等を“なんか負けたらしいよー”で片付ける鬼畜の如き展開には寒気がした。
続編とは世界観が続いてれば良いわけではない。
何故、この作品が満点?と、なるだろうがとにかく心を打たれたのでこの点数とした。
低予算SF作品で人工知能搭載ロボットと人類の共存という“いかにも”な設定なのだが、そこにもう1つ“居住エリア以外は大気汚>>続きを読む
なりたかった大人になれるわけではない。
この歳になれば嫌でもそう思うわけだが、その言葉を逃げの言葉として使う清いほどのクズぶりがまた上手い。
この作品は決して答えを提示するものではなく、言葉は悪いが上>>続きを読む
基本的にこの手の作品で主要キャラの使う魔法ガジェット(という言葉あってるか?)に物凄いワクワクするたちなのだが、本作の監督ブレック・アイズナーもきっとそうなんだろうな。
正直、期待はしておらずハードル>>続きを読む
1961年、ナチスの将校でユダヤ人虐殺を推進した責任者アドルフ・アイヒマンが15年の逃亡を経て身柄が拘束された。
法廷での裁きを世界放映すべく、TVプロデューサーのミルトン・フルックマンが立ち上がる。>>続きを読む
劇場版第9作にして最高傑作の呼び声高い“オトナ帝国の逆襲”だが、出資者からの評判はすこぶる悪く「こんなものはクレヨンしんちゃんではない」とまで言われたらしい。
しかし、シリーズを通してプロデュースを担>>続きを読む
本作を覆い尽くさんばかりの80年代ポリティカルアクション風の空気と玄田哲章さんの声だけで、お父さん世代は唸りを上げるほどだろう。
にも関わらず本作でメインで活躍するのは劇場版初登場となる春日部防衛隊だ>>続きを読む
本作で遂に皆のアイドル“ひまわり”が初登場となる。
冒頭ではチヤホヤされるひまわりに嫌気がさしたしんのすけがブーたれるなど“いかにも”なシーンがあるが、物語が展開するにつれて自らの責任を自覚し始める。>>続きを読む
これはすごい作品だ。
本来、レギュラーアニメの劇場作品は過去の劇場作品とは全くの別物という“暗黙の了解”のようなものがある。
しかし、本作は劇場版8作目にしてしっかりと劇場版1作目へのリスペクトも忘れ>>続きを読む
上尾先生、ミッチー&よしりん初登場となる劇場版第7弾なのだが、何かと切れ味が悪い。
本編内容と全く違う予告編や妙な短編をくっつけるなど、何かとチャレンジな試みを重ねているのだが全くと言って良いほど機能>>続きを読む
傑作、とにかく傑作。
野原しんのすけという一人の男のキャラクター像は本作でガッチリ固まったのだと感じる。
一人きりになっても最後まで戦い抜く勇気、何があっても信じ続ける男気、男として最高にカッコ良いの>>続きを読む
劇場版第3作は戦国時代を舞台とした硬派な作品だが、終盤の大どんでん返し的な大胆な展開はまるでスタートレックのような上質なSF作品をも思わせる。
相変わらず作画が飛びぬけており、吹雪丸の戦闘シーンは本当>>続きを読む
作画の良かった前作よりも神作画&神作画のオンパレードとなった劇場版第2作。
特にラストの巨体VS巨体をアニメーションで視覚的な巨大感を出すのは神技だ。
本作は原作者臼井氏の「インディ・ジョーンズ風の作>>続きを読む
子供にとって憧れのヒーロー、ヒロインは本物なのである。
誰もが幼少期の頃には信じていた思いがありったけ詰めこまれた劇場版第一作にして見事な完成度を誇る作品。
大人の考える「このくらい子供にはわからんだ>>続きを読む
“七人の侍”を西部劇映画としてリブートした“荒野の七人”の更なるリメイク作品。
デンゼル・ワシントン演じるサム・チゼルは志村喬が、七人の侍で演じた島田勘兵衛を参考にしているのがよく分かる。
が、それだ>>続きを読む
本作が公開されていた頃は他に観たいものがなく、それでいて劇場に行かねばという使命感から観た作品。
が、1つのディザスター系として非常に楽しく鑑賞出来た。
CG技術は全くと言って良いほど捻りがないのだが>>続きを読む
このご時世に全くと言って良いほど起伏のない作品は珍しい。
今更“女性キャストが云々”だなんて逆に差別くさい言い方はする気ないが、あまりにも御都合主義過ぎてこちら側の感情が全く動かない。
素晴らしい役者>>続きを読む
プロメテウスの続編でエイリアンの前日談となるわけだが、公開前のゴタゴタを観ている限りナオミ・ラパスは続投拒否という事だったのだろう。
期待していた作品だけに味気ない作風にはやや肩透かしを食らったが、タ>>続きを読む
面白い。
面白いが残らない。
昨今のヒーロー作品には“面白いけど残らない”という代名詞狙ってんのかな?てくらいのものが多く、個人的には毎度消化不良なのだが、今の時代はこの種の作品が求められているという>>続きを読む
ユニバーサルが過去に製作した古典ホラー作品のリブートし、それらをユニバース化しようという“ダーク・ユニバース”なる大型プロジェクト第1弾。
が、まさかの大コケという文字通りユニバース全体の雲行きをダー>>続きを読む
古くはランボー('84)、最近でいうとDAREDEVIL(NETFLIX)やトビー・マグワイヤ×ジェイク・ギレンホールのマイブラザー('09)なんかでも描かれてるけど退役軍人の帰国後の行く末がきつ過ぎ>>続きを読む
時代に逆行する古き良きSF作品。
昨今の映画上における人工知能と人類の関係は何かと対立する事が多いが、一昔前は“人工知能とは仲間”と言った要素が大きかった。
本作はまさに人工知能と人間がバディを組む話>>続きを読む
タランティーノが手掛ける密室殺人ミステリーという映画好きにとっては強過ぎるパワーワード。
冒頭からエンリオ・モリコーネの作ったメインテーマが見事な緊張感を生み、観終わって劇場出た後も妻と2人でメインテ>>続きを読む
ジェイク・ギレンホール好きには待ってましたと言わんばかりのエッジの効いたスタイリッシュサスペンス作品。
彼の演技はカメレオンと評するのが申し訳ないレベルでブチ抜けており、もはや作品毎に別の役者に変わっ>>続きを読む
原作は同名コミックとなり、いわゆるコミックの実写化となる。
ところがここ数年アクション映画界を席巻しているJON WICKやKINGSMANに似通った絵面が多く、スタイリッシュながら“あ、これは◯◯の>>続きを読む