SUPERxSNICKERSさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.5

ただ愛した女にゃいつまでも元気にいてもらいたいもんよ。
それだけ。
たったそれだけの事を誰もが(相手の女性でさえ)驚くレベルで追求した男の物語。
実話を元にしたインド映画だし、過剰演出、過剰解釈は山盛
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ユピテルとイオ(2017年製作の映画)

2.5

これは確実に好みの問題なのですが、個人的にこういったポストアポカリプス作品で描かれる大胆な解釈の新人類の定義が大好きなので、ラストカットは非常に心に残っている。
とは言え、どれもこれも"どこかで見た"
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.5

見栄を張りたい、明るく強く生きたい、私は勝ち組で貴方達とは違うのよ!
というInstagramでリア充盛りまくる現代人への警鐘のような作品で、本作のリバイバル上映を観られた事は本当に素敵な経験となった
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

5.0

生きる。
ただこれだけで努力まで有する時代。
しかし、この作品が描きたいのはそんな事ではない。
まだ見ぬ未来がこんなに平和でこんなにのほほんとしてるなんて、当時の彼等は知らない。
だからこそ今そこにあ
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

1.5

視覚的な飽きと脆弱な設定。
映像凄いでっせ!とこれ見よがしに推しまくるが「C・ノーラン監督のインセプションで同じの観たよ」というのが正直な感想だ。
また個人的にMCUの良くやってるなぁと感心するポイン
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

バカは死ななきゃなおらない。
個人的には侵入された側の退役軍人のおっちゃんには落ち度を与えて欲しくなかったかな。
観ているとまるで侵入した若者側が被害者みたいな扱いになっているのが解せなかった。
“バ
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ライフ(2017年製作の映画)

2.5

本作のキャストはとにかく豪華だ。
まぁ、良い役者がいるから良い映画になるとは限らないのはスターウォーズあたりが見事に証明してくれてるが、本作に関してはまた少し違った意味で証明された。
冒頭の1カットの
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.8

心に刺さる映画観たけりゃ韓国映画一択。
と、いう言葉に全てが集約されます。
所謂、ゾンビ物ではありますが韓国の社会問題、人間という種の根幹的な思想、親子の絆、社会ヒエラルキーが意味する問題発生時の行動
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映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~(2018年製作の映画)

3.5

引越し物語では往年のゾンビ映画オマージュで今度はベストキッドかぁ、と観たらまさかのスターウォーズでした。
愛する者を守る為に力を欲し、その力に堕ちてしまう。
もはや正義の概念すら捻じ曲げながら暴走する
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

2.0

完全にと言って良いほどONE PIECEの展開と同じだったので、なんとなくこそばゆい気持ちで観ていた。
映像は勿論凄いし、部分的に切り取ってみてもとんでもない作りこみと奥深さ。
それでもなんだろうこの
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ニンジャバットマン(2018年製作の映画)

4.5

クリストファー・ノーラン版、ティム・バートン版、その辺のバットマンが好きな人にはちょっと苦しいかもしれないが、アダム・ウェスト版の頃から好きな人にはたまらない演出が山盛りだ。
本来、アメコミ作品とはも
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

4.0

「育児をちゃんとすればヒーロー並みの功績」
視覚的な物に騙されちゃいけない。
ポップでライトな色味でもアクションもドラマも一級品。
誰かの為に立ち上がる事と、誰かが立ち上がるのを黙って見てる事は必ずし
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.0

前作は人類が“地球に選択されなかった生物”を科学の力で生み出し、結果的に自分たちを苦しめ、最後は地球が産んだ生物によってヒエラルキーの外に追いやられるという涙無しには観られない作品だった。
本作も“地
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.5

映画としての面白い/面白くないを色々と超越した作品。
どんな作品を面白いとするか、どんな作品を面白くないと見るか、それは結局のところ視聴者側の問題なので全員が面白いと言える作品なんてまず作られない。
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

2.5

バンクジョブ、ロシアンルーレット、実は身体を動かさない作品にも結構出たがるステイサム兄貴。
今回はCGで描かれた絶滅したはずの超巨大鮫メガロドンとやり合うわけで、水中が舞台じゃ流石に裸でバチバチやり合
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ザ・プレデター(2018年製作の映画)

2.0

勿論、作り手側もある程度のツッコミ待ちなのでしょうが、それにしても乱雑過ぎて私には合わなかった。
細かい事を言うなという意見もありますが、普通に観てて頭に大きな「?」が浮かぶほどの無茶苦茶な展開は私の
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ヴェノム(2018年製作の映画)

1.0

空っぽな作品だった。
考えてみれば年齢指定等もないし、ポップコーンムービーである事は鑑賞前に分かっていたのだがそれにしてもつまらなかった。
と、いうか私には合わなかった。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

2.0

大きな期待を持って劇場に足を運んだのだが、残念ながら楽しめなかった。
私はこの手の伝記作品には“知られざる真実”というような物を求めてしまうのだが、本作は最初から最後まで誰もが知っているような情報だけ
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GODZILLA 星を喰う者(2018年製作の映画)

3.5

私の生まれる前の作品も多々あるゴジラ作品群。
世代的な物もあり私はVSシリーズが好きなのだが、それでも初代以降、ミレニアム以降、エメゴジ、ギャレゴジ、シン・ゴジラ含む全作鑑賞している。
ゴジラとは人類
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.0

ドゥニ・ヴィルヌーブ監督の手を離れる事で私の中での期待値は下がっていたのは認めざるを得ない。
とは言え、前作がとにかく素晴らしい作品だったため、その続きを見届けるべく劇場へと足を運んだ。
鑑賞後、震え
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.0

正直、観終わってすぐの時はあまりにも淡々と展開した内容に呆気にとられてしまった。
が、その理由は1937年のオリジナル版に対して忠実であるがゆえのことであり、更には複雑化する現代の作品に染まっている考
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.5

同業他社DC社による人気ドラマシリーズ ARROW、THE FLASH、LEGEND OF TOMORROW、SUPER GIRLによってコミックファン以外にも広く認知されたマルチバースの存在。
勿論
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アクアマン(2018年製作の映画)

1.5

近年のブロックバスターヒーロー映画は、最新技術を用いた素晴らしい映像美と特殊技法による壮大な映像体験をもたらしてくれます。
が、本作はその恩恵に役者の価値が霞んでしまったように感じた。
生粋のDCっ子
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.8

エドガー・ライト×サイモン・ペッグ×ニック・フロスト×ゾンビ
こんなに安定する方程式他にないでしょ?
ゾンビ映画と侮るなかれ、コメディ映画と侮るなかれ、
新感覚ハートフルコメディゾンビムービーだ!

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.0

宗教的なフィルターによって濁らされた実態に立ち向かうその様は、かつての時代の騎士のようだった。
剣をペンに持ち替えて戦う現代の騎士。
報道とは本来こうあるべきものであり、有名人のプライベートな話題を追
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

5.0

ここまで明確に、ここまで的確に、家族というものを描ききった作品を他に知らない。
右から左へ流れるカメラワークが多い中で、ラストの海岸でのカメラワークが意味するものは前進であり、成長であり、未来なのだと
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映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~(2019年製作の映画)

4.5

自分が親になって初めてわかる物がここまで多いのかと涙が止まらなかった。
一緒に鑑賞した妻も化粧が落ちまくるほど泣いていた。
私達夫婦はまだ親歴1年未満のペーペーですが、この時期にこの作品に出会えた事を
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

4.0

子供の頃、いや、大人になった今でも怪獣好きの人間が集まると“ハリウッド映画制作会社に莫大な資金と環境を与えられたゴジラオタクが撮った作品が観たい”と叶いもしない夢を語っていた。
ありがとうドハティ監督
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