ShinichiSawadaさんの映画レビュー・感想・評価

ShinichiSawada

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ドリーム(2016年製作の映画)

3.9

一言でカッコいい!!

アメリカ宇宙航空史上、前例のなかった歴史に、3人の勇気溢れる女性が果敢に常識と戦い誇りを勝ち取る物語。

中でも本部長がキャサリンへチョークを受け渡すシーンが好きです。
そのチ
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プレイス・イン・ザ・ハート(1984年製作の映画)

3.7

アメリカの田舎町、運命の嵐に巻き込まれながらも、家族がひとつになっていく話。

淡々と物語が進んでいくようで、常にトラブルがやピンチが生じて、乗り越えていく。

母のたくましさ、そして人との出会いに支
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マイティ・ソー(2011年製作の映画)

3.5

自らの傲慢さを克服し、成長する物語

欺瞞、嫉妬といった弟の負の感情が
物語を試練へと引きずり込んでいきます。

木星の象徴ゼウスでもあるですよね。
このソーという王子。
Thursday木曜日の語源
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.8

「善は選択することで善となる。人間が選択できなくなった時、その人間は”人間ではなくなる”」

残虐な更生プログラム「ルドヴィコ療法」を志願したアレックスを止めようと牧師が説得を続ける。

突出した残忍
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.6

「アッという間に消えてそれっきりさ。」


もう一度見直したくなるトリックムービー。
巧妙に設計された物語。
黒幕の存在が最後の最後で、、

見ている者まで振り回される痛快さ。

ガタカ(1997年製作の映画)

3.8

「優れた遺伝子は成功する確率が高いが、保証はない。 運命までは操れないのだ。」


近未来、技術の発達により遺伝子レベルで自己の能力や疾患確率、寿命までも正確に予測され、容赦なく適正者と不適性者の分類
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.2

感染ポイントは無限

人は知らず知らずのうちに無数の物に触れている。1日に人が自分の顔に触れる回数はなんと3000回、、無意識的に触っているらしい。

コロナ環境下でみると非日常の世界がまるで地続きの
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.6

平凡に生きることの幸福

タイムトラベルの能力を使って過去をやり直し、人生で起こった失敗や困難を克服していく物語。

早いうちからお金ではなく恋が手に入れたいものだと主人公が決断できたのは大きい。
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.1

精神的な幸福とは何か。

目に見えない価値を定めるのはとても難しい。
周りの人々が決めた成功や裕福の基準なんか捨てて、自分の内なる幸福を知ろう。
そう語りかけてくる映画でした。

とにかく笑えて、痛快
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.9

歴史的な発明を支えた執念


人類初の自動計算機の開発は、当時誰もざそのアイディアを鼻で笑うほど突飛なもので。
その価値に気付いている人間なんていなかった。

だが、きっと歴史的なイノベーションが起こ
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.8

家族の役割とは利害を超えた存在?

父であること、母であること、息子や娘であることを願い偽りの関係の中に真実の絆を求める話。

つらい時、苦しい時、寂しい時、人には心の拠り所が必要で、冗談を言い合い、
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.7

インド映画というよりディズニー的構成の勇者帰還物語に、もの凄い映像技術と迫力を備えた個性が突き抜けた映画。

荒野一面での戦争シーンは圧巻。

ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

3.5

息を飲むスピーディな展開と主人公ボーンの痛快なまでの無双っぷり。

小さい頃憧れたスパイの姿はまさにこのボーンそのものであり、絶対絶命のどんな状況であっても、冷静な判断力、飛び抜けた運動神経で乗り越え
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.2

救いのない世界に咲いた命の物語。

殺戮、謀略、狂気、ホロコーストという歴史的な非道を真正面から描きながら、人間一人一人の命の価値を問う映画。

スピルバーグ自身もユダヤ系アメリカ人の系譜を持つ監督だ
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.0

よい映画には余韻があり、この作品もまた素敵な余韻を残してくれるそんな映画でした。

本作の中には数々の名シーンがありますが、個人的にはラストが最も印象的。

出会いと別れを繰り返す人生の交錯点において
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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.3

剛腕で傲慢な男の商業的成功の物語。
効率性の追求による生産性の飛躍的向上。
資本主義のお手本のようなマクドナルドの拡大と成功を描いている。
ただし、他者の魂を貪ってまで手に入れる成功とは何なのか。主人
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

本作何十年ぶり?に見直して新鮮でした。
アルパチーノが若すぎて驚き。父の後継として、そしてファミリーの命運を握る新たな当主としての成長、風格、その演技も次第に迫真を帯びていく様が見ものでした。
特に復
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アビエイター(2004年製作の映画)

3.5

航空機の歴史に残る数多くの挑戦を成し遂げ、
空に熱狂し続けた男の物語。

飛行機へのあくなき執着と狂人的な愛、
そしてどんな状況におかれようと、
世間からからどんな批判があろうと
貫いた空への情熱。
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