サチさんさんの映画レビュー・感想・評価

サチさん

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バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

3.5

ゲームの実写化はそもそも期待値を低くして鑑賞する人は多いかと思うが、これは「ちゃんとゲームやってた人が制作に関わってるんだな」という拘りが各所に散りばめられていて好感が持てた。90’s後期を再現した街>>続きを読む

みなに幸あれ(2023年製作の映画)

1.9

監督のトークイベント付きで劇場鑑賞。
正直「ホラーとコメディの中間を目指した」という監督のコメントを聞いて観にきた事を後悔したし、以後この監督名が書いてある作品は避けようと思った。普通の感性ならラーメ
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ノロイ(2005年製作の映画)

4.3

コワすぎ!シリーズから初めて興味を持ったので視聴。
他作品に比べるとかなりホラー演出に比重が置かれているように感じたのでイヤな湿度が全体的に高く、設定や台詞回しにもコワすぎ!シリーズを彷彿させるような
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戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

【良かった点】
・工藤は周りの意見に耳を貸す慎重さを身に付け、市川は肝の据わった剛腕を身に付け、田代は変わらず視聴者と同じ足並みで物語を追い掛けており、過去シリーズを通して観ているとレギュラーメンバー
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N号棟(2021年製作の映画)

1.9

恐らく「ミッドサマー売れてるらしいから何かそれっぽいやつ作ってよ」のようなオーダーで作られたのだろうか、本家の上澄みだけをすくって味のしない部分を100分間飲まされる内容だった。
考察型ホラーを謳って
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.6

犬好きな人にはキツいシーンがあるので注意です。

土着信仰系かつPOV方式のホラーなので、好きな人はがっつりハマれると思う。
怪異の真相を突き止めるために物語が二転三転するので観ていてテンポが良く、早
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.0

尺の割には中弛みする事なく、テンポ良く展開していくので一切退屈せず楽しめる良作ホラーだった。
マディソンとガブリエルの組み合わせは只の怪異ではなくどこか半人半妖のダークヒーロー的な存在に段々見えてくる
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屋敷女 ノーカット 完全版(2007年製作の映画)

3.0

包丁と鉄パイプ?を組み合わせて伸縮する仕込み武器みたいな槍を作るシーンが好き

返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

4.5

ジャンプスケアが多々あるので嫌いな人は要注意。
「そうだよゲーム実写化ってのはこうだよこういうのが観たかったんだよ」を地で行く、丁寧な作りの映画だったと思う。
オリジナルのゲームの展開をしっかりなぞっ
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モンスターハンター(2019年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ネタバレもガンガン書きますので楽しみにしてる方はブラウザバックを

・ディア亜種が大好きな人なら観る価値十分なので今すぐ観ましょう。
モンスターのリアルなスケール感は伝わってくるし、現代兵器でまともに
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未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

2.5

意味深な構図や「今の何だったの?」みたいな要素が多くて考察できる所は沢山あるのかもしれないけど、ジル目線で見ると「いきなり知らん男から『夢で見掛けて一目惚れしました、好きです』としつこく詰め寄られると>>続きを読む

コンジアム(2018年製作の映画)

4.0

臨場感良し、テンポ良し、現代POVホラーとしてはかなり完成度の高い作品。短めの鑑賞時間の中に見所がかなり詰まっていて、無駄を感じさせない作りになっていると思う。
個人的には長尺で病院の背景を掘り下げ
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ヒルズ・ハブ・アイズ(2006年製作の映画)

4.1

良質で丁寧、満足度の高いスプラッター映画でした。
この手にしては珍しく「敵側ターン・自分側ターン」が明確になっていて爽快感があり、登場人物に対してお前何でその行動とるんだよ等のストレスを感じない。全体
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テリファー(2016年製作の映画)

3.0

某フォロワーさんのイチオシという事で視聴。流れはありきたりだがテンポ良くサクサク観れるスプラッター作品。武器をコロコロ変えながら対峙してくる殺人鬼が表情豊かに描かれていて飽きさせない。ヒロイン達の行動>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.0

以前に劇場で観た「ミッドサマー」とはまた一味違ったノリのカルト系スリラー。公式のネタバレ解説ページがあるので2周目もしっかり楽しめる。特に降霊術おばさんが登場してからの一気に展開が盛り上がっていく感じ>>続きを読む

事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

2.0

準オムニバス形式のような流れで全国の事故物件を検証していく展開で、映画全体の構成が上手く纏まっているなと思う。とにかく人物同士の掛け合いやバックストーリーを違和感なく本筋に絡めているので、全体的なテン>>続きを読む

アングスト/不安(1983年製作の映画)

2.0

公開当時の1983年に観ていればもっと印象も変わってただろうな、というのが素直な感想。ガッツリ期待してから見ると正直物足りなさを感じると思う。実際の殺人事件をベースとして作られており、主役俳優の「ガチ>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

メンタルが不安定な時に観るのはオススメしないです。ビックリ系ホラーではなく、終始不安感がずっと続くタイプのホラー(スリラー?サスペンス?)。
この映画は西洋民俗学に詳しい人の解説付きで見れたら面白さが
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

4.0

主人公が怪異の中から脱出する巻き込まれタイプとは少し違い、第三者目線で怪異のルーツを探って展開していくタイプのホラー。
相談者の自宅で起きている怪異をきっかけに、その以前の住人、その土地に根付いた歴史
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鬼談百景(2015年製作の映画)

3.5

短編オムニバス形式の、日常の片隅に潜んでいるようなタイプのホラー。
中でも「赤い女」の話がとても良く出来ていて、都市伝説らしさ・後味の悪さ・得体の知れなさ・全て完璧に仕上がっていて凄いなと思う。

海獣の子供(2018年製作の映画)

2.5

魚の泳ぎやセミの腹の膨らみなど生物の動き・描写にとても力が入っていたなと思った。
各登場人物にあまり大した掘り下げが無く、その位しか印象に残っていない。原作把握している人向けの映画か?

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

4.0

エンドロールに入っても最後まで席を立たない方が良いです。前情報ほぼ無しで飛び込んだので過去2作と繋がっているとすら知らずに鑑賞。それでも十分に引き込まれる素敵な映画だったので、後ほど2作を学んできます>>続きを読む

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.2

ゲームは初代~XYまでやってたけど、ポケモンが題材の映画は今回初めて観ました。
現実世界でポケモンが様々な生活をしている様子はかつて幼い頃に想像していたゲーム内の街並みの通りで、ゲーム内で良く育ててい
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機動戦士ガンダムNT(2018年製作の映画)

3.3

前情報一切なしで鑑賞。ニュータイプの持つオカルト要素を掘り下げた事件の物語。UCでも恒例だったキワモノMSのお披露目シーンが相変わらずワクワクさせてくれた。

90分の中で情報量が多い割に展開も早く、
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

5.0

ネタバレ配慮で感想を書くのが難しく、とにかく「タイトル通り・キービジュアル通りの出来事が色んな意味で起きる」映画。
よく映画をレンタルする際に特典映像のメイキングシーンや関係者インタビューまでをキッチ
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.9

「ホーム・アローン」のノリが大好きであればオススメしたい映画。予備知識など一切無しで観てみたがすんなり世界観に入れたので問題なかったです。

物語は、ざっくり言うと人間と動物の縄張り争いを基本コミカル
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.7

映画というよりはきらびやかなショーを観ているような気分だった。作風が終始パワーと情熱に満ち溢れてる。
「○○年前」とか「その後、」みたいな余計なテロップや説明は無く、注意しないといつの間にか話の時間軸
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.5

IMAX3D初体験で視聴。冒頭のカーレースの立体感が特に凄まじく、このシーンだけでも3Dと相性の良い映画が観れて良かった。

【内容について】
「ゲームの世界では皆一人一人が主人公であってヒーローであ
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

4.1

前作同様、「特盛りのお子様ランチをペロッと平らげたような満足感」があって良かった。とりあえず、思った事を適当に並べます。

・社会のはぐれ者同士がバディを組んで一泡吹かせるシチュエーションは個人的に好
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

5.0

ヒトと人魚が心を通わす物語。
研究所の内装や街並み、看板などのレトロフューチャー?な独特のタッチが好きな人はどっぷり浸かれる映画だと思う。

地味なオーラを放っていたイライザが話の進む毎にどんどん色付
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劇場版 機動戦士ガンダム00(ダブルオー)-A wakening of the Trailblazer-(2010年製作の映画)

4.3

ガンダムとしては珍しく、人間vs異星生物の全面戦争という構図が面白い。TVアニメ版から一貫して続いている「異種のコミュニケーション・人間の進歩」のテーマにきっちり沿っていいて良い。
「色々な角度から見
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イヴの時間 劇場版(2009年製作の映画)

5.0

人型ロボット・アンドロイドが日常生活にごくありふれている現代(多分)日本を、主人公達の視点から描いた映画。
何かと便利なシステムでありつつもそこから起こりうる社会問題(反対派の活動や不法投棄など)、人
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