サチさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

サチさん

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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.0

一度観る→何が言いたい映画なのか分からん
各所の考察を読んでみる→あーそういう事か
映画って公開当時の流行や社会情勢に影響されているモノも多いけど、これも1971年当時に観れば抱く感想も今よりだいぶ変
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呪怨(2002年製作の映画)

3.0

「手足を含めて全身お布団に包まれていれば恐怖からの干渉を完全シャットアウトできる」という長年確立し続けていたホラー攻略法を完全に覆したのは、映画史上に残る功績だと思う。

ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

4.0

東アフリカの敵陣ド真ん中で繰り広げられる攻防を描いた映画。
戦争映画は前線における登場人物個々の心理描写を描いたものが多く感じるけど、米軍の介入によって事態を余計ややこしくしてしまうという展開によりア
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プラトーン(1986年製作の映画)

4.0

ベトナム戦争を題材に、人間性の闇を描いた映画。
極限状態の中でどんどん狂っていく倫理観が見所だけど、映像特典のインタビューが本編以上に興味深い。実際に従軍していた方々を集めて作品を鑑賞し、「映画ではこ
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機動戦士ガンダム サンダーボルト BANDIT FLOWER(2017年製作の映画)

4.5

物語は原作漫画の展開をしっかり再現しており、戦闘シーンの追加や台詞回しが映像作品向けにテンポ良くアレンジされていて良い。
両主人公の好きな「音楽」が話の中心にある作品なだけあり、漫画では表現されないB
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グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

3.5

蟲がNGの方は絶対観てはいけない映画。
勘の良い人は冒頭でオチが分かってしまうかもしれない。ジメッとしたホラーでありながら、所々の写真のような構図がとても綺麗。
これに至るまでの過程、蟲が意味するもの
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GODZILLA 怪獣惑星(2017年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

続編ありきなので、これ単体では何とも言えない映画。謎が散りばめられていて退場後のモヤモヤがすごい。
今回のゴジラは電磁バリアを生成するので、倒しきるには生成器官にEMP兵器を撃ち込み中身をクラッシュさ
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.5

漫画・アニメの実写化という時点で身を引いてしまう気持ちは自分も良く分かるけど、これはただの猿真似でもなく、酷い改変でもなく、元の世界観を再現しつつも程良い「ひねり」が利いてて丁寧に作られているなぁと感>>続きを読む

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

5.0

男性目線の方が深く突き刺さる映画だな、と思った。
粗筋は載っている通りで、そこに至るまでの過程をそれぞれ旦那目線・妻目線で追っていき終盤にそれらが繋がっていく構成となっている。
何より、作品のキーであ
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

比較対象に「パーフェクト・ブルー」がよく挙げられるけど、あちらは周囲に毒されていくパターンに対してこちらはクスリに手を出したり等の自ら沼に堕ちていく描写が目立ち少し毛色の違いを感じた。
この「憧れの仕
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ジェヴォーダンの獣(2001年製作の映画)

3.5

某ゲームが好きで元ネタを探っていたら出会った映画。
18世紀のフランスに伝わる都市伝説を題材にしており、そこにスタイリッシュな戦闘シーンや仕掛け武器の数々が組み合わさって非常に男の子心をくすぐるダーク
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.7

キャラクターの言い回しや立ち振舞いが粋でスタイリッシュ。あらゆるシーンが絵になる映画。
宝石強盗の為に集められたチーム、しかし計画実行中に仲間が瀕死になり逃走、やがて一人が「この中に裏切り者がいる」と
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エスター(2009年製作の映画)

4.2

とある孤児、エスターを迎え入れた一家の話。
彼女は年齢の割に礼儀正しく聡明な娘だが何かと不思議なクセや習慣が目立ち、やがて家族の周りに徐々に異変が現れ始め…というスリラー映画。
エスター役のイザベル・
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.9

サークルの大学生達が南米での活動中、人肉を食らう部族に襲われるスプラッター映画。ただグロテスクなだけかと思いきやテンポが良い。
主人公達のサークルは世の不正をSNSやストリーム配信で訴えかけたり自分達
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.0

キャラクターの言い回しや立ち振舞い、何もかもが粋で、センスの塊のような映画。
余命を言い渡された二人の患者が「死ぬ前に海を見にいきたい」という夢を抱いて車を盗み、病院から脱走。しかしその車にはギャング
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機動戦士Zガンダム III -星の鼓動は愛-(2006年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

最後シロッコのジ・Oへの突撃シーンでロザミアがいつの間にか死亡扱いになってて草

一部戦闘シーンは格好良い

127時間(2010年製作の映画)

4.5

広大な自然公園が舞台の、とある冒険家の実話をベースにしたサバイバルムービー。
極限状態に閉じ込められた中、あらゆる「手」を使ってでも生き延びようとする緊張感が視聴者にもバシバシ伝わってくる。
「如何な
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.5

アイドル業から女優に転生しようとする女の子が現実の苦悩と幻覚に苛まれるサスペンス。
90年代アニメには珍しくインターネット犯罪・ストーカー問題の要素を取り入れており、今観るとむしろ斬新さが際立ってる。
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es [エス](2001年製作の映画)

4.0

囚人役、看守役に分かれて生活するという心理学実験のアルバイトと、その潜入調査に来た記者の話。
実験初日こそ参加者達は軽いノリで過ごしていたが、閉鎖的空間のストレスからか囚人達は看守を挑発し始め、やがて
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

中盤、「秋」から二人の関係がギスギスし始める辺りから少しずつ面白くなった。
いかにも音楽に興味無さそうなカメラマンがポーズのオーダーをしてるシーンの温度差がリアルで、夢を叶える為に不本意な仕事やらされ
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.0

コタツの中でほっこりと、頭を空っぽにしてのんびり楽しんでほしいアニメ。
各々の事情でホームレス生活を送る三人組が偶然ゴミ置場で赤ん坊を拾い、産みの親を探して東京中を駆け回るドタバタコメディ。
冒険の終
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凶悪(2013年製作の映画)

4.0

とある死刑囚が告発した「先生」と呼ばれる不動産屋と、その真相を追う記者の話。
話が進むにつれ明かされていく不動産屋の悪行。「もう金にならないからやめろ」と上司に諭されても取り憑かれたように事件を追い続
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「怪獣」というより、ゴジラという「災害」がやってくる映画。
ゴジラが実在したら国家はどう動くのか、それに伴う諸問題、優柔不断な社会への皮肉、それでも立ち向かう企業の底力などが力強く描かれてる。
劇中で
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

5.0

男の子の好きな食べ物全部盛りみたいな映画。特撮やロボットアニメ等々の小ネタ満載で終始見所しかない。続編が心から楽しみ。

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