内容どうこうより、作品がどのように作られたのかに興味津々。
おそらくそれなりの期間の中であのテンションを保って撮影に挑んだサンドラに拍手。
正直、薄っぺらい話で突っ込みどころ満載。
キャストが豪華で妻夫木くんは良くも悪くもハマり役。
ニコール・キッドマンの声と話し方の魅力に始めて気付かされた。でもウィル・フェレルがとにかく苦手で、同監督の他の作品のリストを見てなんだか勿体無いし、残念としか言いようがない。
実話と分かってはいるけど、泣かせようという映画の作りはやっぱり苦手ということを再確認。
それぞれの人物にドラマがあって、全体的に綺麗にまとまり過ぎと正直思ったりもする、けどまぁいいかと許せてしまう年末感。何気にすごく贅沢な名脇役の面々。
車のジェットコースターで走るシーンと2人が手をつないではほどくシーンが好き。
ものすごく引き込まれた見応えある作品。ジェフリー・ラッシュ素晴らしい。もう一回観たい。
なんと言っても映像美。風景や植物、姫の幼かったり大人っぽかったりする表情。
なんと言ってもマリオン・コティヤール!素晴らしい。
ただ少し長めで内容も濃いから、こちら側も軽い気持ちでなくその気で観ないと、しんどく感じてしまうかも。
なかなか面白い作り。結構好きかも。でも観たの2回目なのにほとんど覚えてなかった…。
1席あけて両隣りにちょうど石橋蓮司さんくらいのおじさまが1人で観に来ていて、どんな気持ちで観ているんだろうと気になった。
この作品で更に二階堂ふみのファンに。
同じような環境で育ったわけではないのに何故か感じる懐かしさ、甘酸っぱさ。そこにくるりの名曲。
難しいことを考えてはいけないのだ。この映画に対して。身を委ねるのみ。
出来ることならここに滞在したい。カキ氷食べたい。
普段なら観ないタイプの映画だったけど、意外と最後まで引き込まれて観れてしまったという事実。俳優の実力、監督の力量。
確か加瀬亮が部屋でカレーヌードルを食べてるシーンで、茶色に黄色いラインの入ったセーターを着せたスタイリストのセンス。
なんてチャーミング!それ以上にふたりの本気さがすごい。
昔、何気なく本屋さんで買った原作。自分にもこんなおばあちゃんがいたり、こんな体験が出来てたらもっと違う人間になっていたかも。