鬱映画。あと、ロシア寄りのベラルーシがヨーロッパの玄関であるポーランドに難民を送りまくっているという政治事情がわかってないと、少々難解かもしれない。
複数視点で難民の行方を追う。ベラルーシは難民を利用>>続きを読む
真実が何もわからない。リアル版「落下の解剖学」だった。おそらく3部構成で「尋問」「弁護」「検証」になる。みんな迷いがありつつも、おそらく(出演している人に限れば)最善を尽くそうとしたことだけは伝わって>>続きを読む
隣の席に座ってる人がスマートウォッチを何度も光らせて時間を確認していた。いつもなら「止めてくれ」って気持ちになるけど、今回は「仕方ないな」という気分になった。長いよ……。
主人公が「信頼できない語り>>続きを読む
表現と演出が面白いものの、ストーリーが面白いかと問われると難しいかも。まぁ話の軸は何も難しくないけど、考えるな、感じろ、って作品。
原作者さんの作風的に疲れてしまうと考えていたため、遅れての視聴となったが、面白かった。後編も見に行くと思う。もしかしたら、原作も買うかも。意味が渋滞するような言葉回しが好み。情報量を多くしつつ、見やす>>続きを読む
好きなことをやっているのだろうなと思いつつ、シナリオなどに物足りなさがある。あと音楽にも物足りなさがある。レトロなメカが好きな人は好きだと思うな。
流石の映像表現と音声。視点、時間軸が複数にわたるため、視聴者が混乱しやすい。オッペンハイマー個人の傲慢さと、国家の傲慢さがマッチしていたように思う。
「もっと原爆表現を」とは思わなかった。かなり投下先>>続きを読む
黒澤さんの「羅生門」を思い出すような作品だった。というか現代の「羅生門」です。あちらよりは確実にもやもやを残すけど。もやもやするのは、無罪・有罪への確実な一手がないから。最後の息子さんをどう解釈するん>>続きを読む
ギリギリ観に行ってよかった。学生から大人までの友情の物語。欧米なら同性愛になりそうだけど、友情の延長線にある肉体関係のない愛情を描いていて好みだった。家族愛や友情・青春ものはいいですね。
作品全体にお>>続きを読む
船でサバイバルしてるシーンが知恵を使って生き延びようとしてておもろいなー、くらいにみてたんだけど、最後にお話をひっくり返されてしまった。船での食事シーンがそうつながるのか。なぜ主人公が菜食主義を貫くの>>続きを読む
面白いけど、「ここからが本番」感があり、なんとなく突き抜け感が足りなかった。同時期に、韓国の半地下がやってたけど、「貧困層の逆襲」という意味ではそちらのほうが出来がよかったな。トランプ大統領も暴れまわ>>続きを読む
映像と音声が芸術的で、台詞回しも興味深い。ただ、周囲の感想をみるとの映画の主張が皮肉なのか、真面目に受け取るものなのかが判断できず、この評価となった。端的にいうと、後味が悪かったのかもしれない。すべて>>続きを読む
サスペンス・エンタメとして面白かった。明るい絶望やね。ある人物が死ぬシーンは、ぬめっと浮かび上がってきて、迫力があった。宮廷ものが好きなので、少し点数高めかも。
評価が分かれるかもしれないけど、説明>>続きを読む
あまり刺さらなかった。テーマ性に対する評価が高く、物語への面白さに対する点数が低かった。昭和の邦画、そのくらいの洋画をなんか思い出す。
無口なだけだと思っていた男の側面がいろいろとみえてくるのは面白>>続きを読む
戦争による画一化と子どもたちの多様性、命の大切さなど、言葉にするとありきたりなんだけど、映像で情緒をもたせたアニメーションになっていたように思う。てか、アニメーションがすごい。これはみてもらうしかない>>続きを読む
映像は迫力あるんだ。ただ、なんというか、視点が中立的すぎる感じがあり、良さ悪さに色が少なく、面白みを減らしてる。ナポレオンも、その妻も、主人公になり切れてないような気がする(共感対象をみつけられないと>>続きを読む
ミュージカルのワクワクと、ちょっとした幸福感を得られる作品だった。物語もわかりやすい勧善懲悪で、キャラクターたちもいきいきとしていた。
ミュージカルらしいと感じたのは、歌を歌うからだけではない。スポッ>>続きを読む
なんかハマらんかった。映像はすごかった。
追記
たぶん、誰かしらない人がやってる美麗なゲームをみている気分になったんだと思う。ゲーム構造の一部が、分解できずに映像に落とし込まれてるのかもなぁ。
なんとなく見に行った。え、面白いじゃん。正直、墓場鬼太郎は薄気味悪さから、どんなものかと心配したけど、ちゃんと楽しめた。何よりテンポがいい気がする。
子ども向けにテンポを早くすると内容が薄まってしまい>>続きを読む
まず死んだ目をしたガッキーがみれます(まぁ演技でなければ私もできますが)。マイノリティーを描く際、「そんなことあるの?」という欲求を置くことで、昨今の性的マイノリティーより広がりというか、懐の深さを感>>続きを読む
キャラクターとして狂言回し(記者)をウイスキー側の社員で担うべきだったのでは…。ウイスキーと、記者の仕事を両方消化するには、映画一本だと尺が短い。ならば、本筋であるウイスキー製造に絞ってほしかった。も>>続きを読む
超展開のラストで驚いた。でも、人間が嫌だなー、と思う表現がどんどんでてくる。
cureのときも思ったけど、社会問題をホラーにしてる感じがして、孤独死あたりを裏テーマにおいてるのかな。ヒト型のシミもそ>>続きを読む
丁寧だけど、面白いとまで思わなかった。
ただ、フィクションで化物がヒトの言葉を学ぶとき、そこには化物の利己的な理念があるように、人間が格下だと考えている人種の文化を学ぶとき、同様の理念が生じているの>>続きを読む
作品のテーマが一貫していて清々しいものの、あまりにもキャラクターが饒舌に喋り過ぎて情緒がないように感じた。情報量が多いと何かを訴えられているようにみえるが、作品全体がつくりものめいてくる。
またスト>>続きを読む
厳しめの評価もあったため、どんなもんかと思ったけど、結構面白かった。ミステリー部分に不満がある視聴者もいそうだけど、映画全体の雰囲気がよくて、見て後悔というものじゃなかった。みんな、影(亡霊?)を抱え>>続きを読む
絵の迫力があってよかった。ただストーリーを振り返ると、なんで最初(前回)にフラグシップを狙わなかったのか、と気になってしまう。いくつかの演出上の嘘は、フィクションである以上、目を瞑るとして、「できたこ>>続きを読む
少年たちがかわいそうというけど、引き金を引いたのは少年たち側で、そこまで同情できなかった。もちろん、大人の都合に振り回されることに同情するものの、オチをみるに、「現実ではなく、自分たちがやったこと・プ>>続きを読む
なんかスッキリしないというか。主人公に共感できないというか。主人公の手段が悪なのに、思想が善なのが食い違ってて。
個人的に、おじさんが誕生日ケーキをもって繊細さを示したり、パトカーの扱いがきれいだっ>>続きを読む
短気で責任感の強い少女と女性の対比がよかった。ただパワハラ受けた人は観に行かないほうがいいかな。数字の正しさと、それを運用する人間の浅はかさがただ辛い。本当に、大人は親含めてみーんな話を聞かねぇな。>>続きを読む