マンガみたいな脇役陣と美味しいところだけもっていく菅原文太が最高。なんか画面の色使いが毒々しくて良かった
人斬りほどのカロリーも、牙狼之介ほどのスピード感も、雲霧ほどのゴージャスさも無くただただ格好良い作品だが、能登(下北)半島の寒々しさが美しい。
最初から最後まで強いダーティなライバル・西村晃。本作は夏八木勲がヘロヘロになるのでほぼ西村晃が主演。十三人の刺客よりも人を斬っているかも知れない
面白いし上手く撮ってると思うけど、ちょっと真面目すぎるというかあんまり他の五社作品ほどはっちゃけられていないような気も。
なんかタンバリン弱くない?力強いグレート・タンバリンが観たい私には物足りなかった。
石井輝男の番外地に慣れてたぶん、うわっ作風めちゃくちゃマキノやなあって印象。クリスマスについて高倉健に解説する長谷川弘が良い。
いつものアラカンに加えて内田良平、上田吉二郎という時代劇みたいなキャスティング。雪だるまの中に敵が隠れてるのも面白い。
ラス殺陣が終わったあと、沖縄の夕景の中に佇む主人公たちがすごく綺麗。
なんか力みすぎているように感じた第一作よりも、いい感じに力も抜けた本作が好き。随所に石井監督らしさが出ている気がする。
裸踊りのシーンはいいけど、他はちょっと力みすぎてるというかドライな感じがし過ぎてそんなに自分には合わなかった。
はげ、ひげ、にばんて、でぶ、若い人、やせ細ってる、ちゅうのげ
野武士の頭領が往年の時代劇アクションスター、高木新平。結果的にそうなったとはいえ、三船敏郎に引導を渡されるとはなんという世代交代のメ>>続きを読む