このレビューはネタバレを含みます
最初画面酔いして具合悪くなりながらも、中盤からすっかり笑ってた
1人の冴えない男が映画監督としての尊厳を取り戻していくって派手さはないけど刺さるものがある
そして この映画が起こしたムーブメントがド>>続きを読む
愛というか 絆というか
罪というか 嘘というか
家族というか 復讐というか
そんなカテゴライズされたことではなく
どんな状況でも
純粋に繋がりたかっただけなんだと
実感した。
「美しい」という字は人が沢山傷を背負った姿に見える
涙が止まらなくなった毎日に疲れて屈んだ時、側でずっと寄り添ってくれてたものに気付けた感覚
自然も人も
長い年月からみると短命だけど
ささやかな>>続きを読む
死の臭いがする瓦礫の街コバニで小さなラジオ局を始めた女の子。彼女の声は人々を癒し音楽を聴かせ、傷ついた人々を癒していく。すごく粋な女の子。コバニには文化も教養もあった。私の住む街となにも変わりなかった>>続きを読む
注目を集めたいのと同時に罰を受けたい欲求。まるで教会の懺悔室のようなSNS。
スマホを手にしてまじハッピーな傍観者である私達へのユーモアのある警告だった。
こんな風に映画を体感したのは初めてだった
目を瞑り耳をすませる
想像力という大きな世界の中では
スクリーンという枠がなくなり
自分も映画のなかに存在して
体感しながら繋がっていく
光もまた彼を見てい>>続きを読む
みんながなりたい大人になれるわけじゃないけど、こうありたいって思えれば前に進むことができる。
アーティストでなく
町工場の親父でありたい
運命が決まっているならば
意思を表現する
自尊心を満たそうとする手段が怖い。
こんな風に人間観察してると地球に復讐したくなるのかな
ハネケの作品は傍観者でいる私達を許さず、凝視したところで無力さを味わうしかない。
老夫婦の愛。今回も重かった。