スギザキさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

スギザキ

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水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

3.6

ラブストーリーだけではなく、人間ドラマをしっかりと描く作品が好みの私にとってはドンピシャに好き。

不機嫌な榊さん、その理由がわりとシリアスな内容。緩和剤としてシェアハウスメンバーのコミカルなシーン。
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渇水(2023年製作の映画)

3.6

"プロデュース白石和彌"に後押しをされ鑑賞。
格差・貧困をテーマにした作品で、そういった事実が浮き彫りな今こそ見て損はない。

舞台は群馬県、そこで働く水道局員の岩切が滞納をしている家族と出会い、岩切
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怪物(2023年製作の映画)

4.6

見終わっても余韻に浸りすぎてしばらく座席から立ち上がれなかった。

絶賛、今年見た邦画ではベスト級。


ある事件を母親、教師、子供の3視点で描く本作。
この3視点で描く構造的脚本が良かった。
登場人
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波紋(2023年製作の映画)

3.5

派手さはないが、女性からの怒りをじわじわと感じた。
この怒りをユーモアたっぷりに面白おかしく表現していた。ずっと笑えた。

特に夫(男性)へのヘイトの描かれ方が印象的。
男性としては肩身が狭く、映画館
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.8

漫画実写作品では群を抜く面白さ。
原作とは違うオリジナル要素があっても、何も違和感なく成立している。

丁寧に作り込まれている作品なだけあって、
全体的に冗長に感じた。
内容が面白いのに、なんとなく間
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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

3.5

魔女シリーズ第2作目、3作目へと繋げる回なので若干消化不良。
伏線だけが増殖されていく。

組織や人物が多数登場したが、それぞれの思惑がよくわからないまま。
何のために戦ってるのか笑

ただ今回の主人
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最後まで行く(2023年製作の映画)

3.8

藤井監督のエンタメ作品に外れなし!

韓国原作の素材を活かしつつ、日本風にアレンジされている。
途中に視点が入れ替わったり、ある人物が暗躍していたりと、仕掛けが盛り沢山。

韓国原作も面白いけど、
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ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

3.7

キツい、最悪、不快、楽しくもないし、面白くもない。
しかしワンショットで撮られた異様な空気感に退屈せず、この映画に釘付け。

霊や怪物が出るわけでもないのに
人間のみの狂気で怖さを体感するとは。
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劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ(2023年製作の映画)

3.9

ドラマ未鑑賞ですが、予想以上に楽しめた。

アイドルに限らず、推しがいるだけで頑張る気力にもなるし、楽しくなる。
映画を見てそんな気持ちになった。
オタクやパン屋のスタッフ、岡山県民の優しさと愛に包ま
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.5

理解力が乏しく、音楽関係の知識も無い私からすると、この作品自体は理解できなかった。

しかし
ケイトブランシェットの好演、ターは実在するのかと感じるほどのリアリティのある指揮者を演じていた。
気がつけ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.8

映画を見てるだけなのに、マリオゲームをプレイしているワクワク感、楽しさがあった。

スピード感ある展開で94分ひたすら楽しい。

マリオの小ネタがたっぷりと詰め込まれていて、上映時間よりはるかに満足度
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.0

マルチバースやなんやかんやでMCU疲れだったが、ここにきて大優勝映画爆誕よ。

余計な設定を無しにして
シンプルに楽しくて感動できるMCUを待ってたよ。

ありがとう。
ガーディアンズオブギャラクシー
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銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

3.4

宮沢賢治とその父親の親子の物語。
何よりも父親の子への愛情に感動した。

役所広司や菅田将暉をはじめとした役者陣の熱演に圧倒される。
学生、人造宝石や日蓮宗にのめり込む迷走期、病気に苦しむ姿、どれも繊
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劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室(2023年製作の映画)

4.0

ドラマ全編鑑賞済み、MER大ファンによる
贔屓確実の全肯定レビュー、どうぞご覧あれ笑


ドラマを踏まえての続編映画としては
最高の出来栄え!!


ぶっ飛んだ展開、多少強引な内容でも
画面に映る役者
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東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-(2023年製作の映画)

3.5

2021年実写邦画No. 1の東京リベンジャーズの続編、、人気エピソード血のハロウィン編の実写化。

実写映画では評価も高く、まさに2023年度の期待作となる1本。


ストーリーはハロウィン決戦に至
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.1

前作search同等、いやそれを超える面白さ。
前作鑑賞済みの方、初見の方、誰でも楽しめるエンタメ作品。



ストーリーとしては
失踪した母親を娘がデジタルデバイスを用いて探し出す本作。

内容はシ
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.0

黒の組織が関わると一気に物語が濃密になり、最高と化すコナン映画。

個人的に黒の組織映画では
トップクラスの面白さ。
歴代でもベスト級に好き。


まず黒の組織との直接対決は見もの。
キールとベルモッ
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オオカミ狩り(2022年製作の映画)

4.5

まず一言だけ
最高にくっっそ面白い。痺れるぜ。


囚人を乗せた護送船での囚人VS警察官のバトルロワイヤルから物語は始まる。

冒頭から血飛沫、殺戮、暴力、圧倒的バイオレンス、最高にイカれてる。
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.0

"どんでん返し監督"との異名を持つシャマラン監督の最新作。

どんでん返しや謎解きを期待してたらあっけらかんで終わるものの、ストレートなメッセージ性が響く作品であった。



メッセージ性はあるし、映
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

4.3

前作エスターの視聴はマスト。

前作を土台にした前日譚で、全てのトリックがわかってる状態で物語は始まる。

オチがわかっている状態からどう裏をかいてくるか、ワクワクしながら鑑賞。


思わず
「そっち
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.5

ちひろさんの人との関わり方が素敵。

ただ本心で、本音で。

その真っ直ぐさに惹かれて、ちひろさんを好きになる。

今の時代だからこそ、こんなに真っ直ぐに生きていたい。

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.1

申し訳ない!!
前作のベイビーわるきゅーれは未鑑賞。


『前作見てないのは人生半分損してるようなもんだよ』
と天から聞こえてきそうです。


登場人物の関係性など、少し予習して、いざ劇場へ!わくわく
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エスター(2009年製作の映画)

3.8

エスターファーストキルのために予習として鑑賞。

有名作品すぎてこの映画の仕掛け(どんでん返し)を知っていた。

オチを知っているにも関わらず、
最後まで飽きずハラハラしていた。


エスターを知れば
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なのに、千輝くんが甘すぎる。(2023年製作の映画)

4.1

ジャニーズ主演+少女漫画原作+旬の若手俳優の組み合わせは駄作になり得ることが多い。

しかしこの作品は三条件が揃いつつも、見事跳ね返して傑作。傑作は大袈裟にせよ、面白いし色々な人におすすめしたい作品。
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

2.9

良くも悪くも王道でマーベルシリーズ飽きたなて思う今作。
これから始まるフェイズに向けての前哨戦。特にこれといった目新しさもなく。可もなく不可もなくな作品。

ただ老若男女問わず、ヒーロームービーとして
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ロストケア(2023年製作の映画)

4.0

42人を殺した介護士とその事件を追う検事が対峙するミステリー作品。

介護という問題を気持ち悪いくらいリアルに描かれていた。
ただ辛くなった、胸が締め付けられた。

こんなに引き込まれたのも役者陣の演
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わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)

4.0

ファンタジーな恋愛物語、主に2人の恋模様をを丁寧に描くことで恋愛映画として成り立っていた。

続編制作の意を込めてか、若干恋愛要素が物足りない。今後の展開も含めて2人の恋も気になるところだ。

思いの
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

"シン"シリーズの堂々とフィナーレを飾るのは"仮面ライダー"。


冒頭からプラーナだのオーグメントだの、怒涛の専門用語が羅列。
ちょっと理解がしきれず、情報の羅列にただ身を任せていた。

蜘蛛オーグ
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