正位置さんの映画レビュー・感想・評価

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永遠の僕たち(2011年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

まったく縁のない人の葬儀に忍びこみ参列するのが趣味の主人公イーノック。脳内のみに存在する日本兵のヒロシが唯一の友達という変わり者。そんなイーノックがとある葬儀で女の子アナベルと知り合い、しだい恋におち>>続きを読む

ファミリー・ツリー(2011年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

事故で妻が昏睡状態になってしまい、それまで妻に任せきりだった娘ふたりの面倒をみることに。次女は母のいない寂しさもあり荒れているし、長女との関係はぎこちなく、間抜けな彼氏まで連れてくる。懸案となっている>>続きを読む

幸せへのキセキ(2011年製作の映画)

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妻には先立たれ、息子は退学処分。心機一転、引っ越ししようと買った家には動物園がついていた。閉鎖状態のその動物園を再開させようと奮闘する様子を描いている。
家族の再生と事業の成功という王道ど真ん中なスト
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アタック・オブ・ザ・50フィート・チアリーダー(2012年製作の映画)

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見た目も運動神経もいまひとつ。そんな女子大生が、開発中でまだ動物実験段階の美容薬を自分に注射したら効果抜群、美人になり身体能力も向上。だけど副作用ででっかくなっちゃった!
と粗筋でこの映画のほとんどが
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ギャングバスターズ(2012年製作の映画)

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荒くれ三兄弟が美女の依頼を受け、ギャングからの男の子の奪還を目指す。奇襲をかけて男の子を助け出すものの、ギャング側から追われ、つぎつぎと送り込まれてくる刺客たちと戦う。
まぬけな無法者たちのアクション
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フィフス・エレメント(1997年製作の映画)

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四大元素、そして第五の元素とは……、という始まりはファンタジー系のゲームを想起させ、火、水、風、土を駆使した仕掛けや戦いがあるのかと心が躍る。しかし舞台が未来に移ると完全にSFになってしまい、元素にほ>>続きを読む

名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

劇場版第17作。コナン一行が参加したイージス艦の体験乗艦で事件に遭遇、巻き込まれる。海上自衛隊の協力のもと作られた護衛艦の描写はリアルで細密かつ迫力もあり見ごたえある。ストーリー面では死体は出るものの>>続きを読む

劇場版 HUNTER×HUNTER The LAST MISSION(2013年製作の映画)

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「念」と対となる力「怨」を題材にしたオリジナルストーリー。その設定自体は悪くないし、ズシやウイングといったキャラの再登場も嬉しいが、いかんせん展開のテンポがおそく退屈で眠くなる。登場人物がみんな思考が>>続きを読む

劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントムルージュ)(2012年製作の映画)

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タイトルからクラピカが中心となるストーリーかと思いきや、実質のメインはキルアになっている。時系列としては幻影旅団編とGI編の間あたりか、ゴンとキルアは本格成長まえなので戦闘シーンが物足りなく感じる。ウ>>続きを読む

レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―(2009年製作の映画)

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三国志の赤壁の戦いを描いた後編。戦闘は前編よりさらに大規模になり迫力も増しているが、多くは火の力によるところか。前編同様、やはりエキストラたちの動きの鈍さが気になった。また戦闘シーンがとにかく長く、単>>続きを読む

レッドクリフ Part I(2008年製作の映画)

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三国志の赤壁の戦いを描いた前編。小説作品等では非常に多い登場人物が、この映画では中心どころだけに絞られているのでシンプルでわかりやすい。だが、小喬は話に深く絡んでくるものの、大喬がまったく出てこないは>>続きを読む

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

前半は兵士の訓練の様子が描かれている。新兵に規律と秩序を叩きこむ教官の威圧的な態度と罵詈雑言が強烈で印象深い。下品な歌詞の訓練歌も面白かった。厳しい訓練、しごき、仲間たちからの制裁を経てレナードの目つ>>続きを読む

E.T. 20周年アニバーサリー特別版(2002年製作の映画)

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仲間たちから取り残されてしまった地球外生命体と少年との交流を描く。E.T.の見た目はへんてこでちょっとグロテスクだけど、憎めない顔をしていてすぐにかわいく思えてくる。背くらべで首をのばして張りあう、ぬ>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

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冬期休業中のホテルに管理人として雇われた家族の顚末。ドアから押しよせる大量の血液や、こちらを見つめる双子の姉妹がえもいわれぬ不気味さを醸し出している。ホテル内を子どもが三輪車で走り回る場面の滑らかな映>>続きを読む

ミスター・ベースボール(1992年製作の映画)

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落ち目のメジャーリーガーが日本のプロ野球でプレイすることになる。はじめは日米の文化や野球観の違いに戸惑い、監督やチームメイトとのいさかいなどもあるけれど、次第に馴染み、打ち解けてゆくという王道の流れ。>>続きを読む

アイス・ツイスター(2009年製作の映画)

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気象実験が暴走して氷の竜巻が発生してしまう災害もの。竜巻による破壊の状況や逃げ惑う人々の様子などがほとんど描かれないので怖さや危機感が伝わってこない。CG等の出来もいまひとつで、極寒のはずなのに植物が>>続きを読む

キャビン(2011年製作の映画)

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5人の男女が山小屋に泊まることになり、そしてどこかでそれを監視、介入操作している謎の企業みたいなのがいる。その設定に目新しは感じられず、よくある種類のホラーかなと少々退屈に思いながら見ていた。しかし後>>続きを読む

ドランク・モンキー/酔拳(1978年製作の映画)

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カンフー映画の名作。ストーリーはコミカルな調子でふざけ気味たが、ほぼ全編にわたり修行か闘うかでつねになんらかのアクションが見られ楽しい。CGやワイヤーなど使わない、身体ひとつでぶつかっていってるのがす>>続きを読む

ねらわれた学園(2012年製作の映画)

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作画が綺麗で空の色が印象深い。人物もしなやかさを感じさせる絵で、いやらしくない健康的なエロさもあり好ましい。
ストーリーはSFやサスペンスの要素もあるけど、本筋は恋愛と青春でできている。甘酸っぱこそば
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名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)(2009年製作の映画)

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劇場版第13作。黒の組織の影がちらつく連続殺人事件に東京近郊の刑事たちが勢揃いして捜査に臨む。メンバーは豪華で楽しいが、結果的にはコナンの後手を踏むことが多いのが残念。小五郎も今作ではほぼ道化のような>>続きを読む

JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)

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16歳で妊娠してしまった少女の顚末。
最初に少し悩みこそすれ、基本的にからっとした性格のジュノのおかげか、ほとんど深刻な雰囲気にならず展開していくのがいい。折りにふれ流れる挿入歌のとぼけた歌詞もいい塩
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かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

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筆絵調の線とやわらかい色づかいがいい感じ。ストーリーの大筋はむかし話でおなじみのかぐや姫。なのでわかってはいたのに、姫が月へ帰ってしまう場面では寂しさに襲われてしまった。
姫の幸せを願う気持ちが空回り
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

殺人容疑で終身刑の判決を受けた男が収監されたショーシャンク刑務所の暮らしが描かれている。
はじめはほかの囚人や看守からの苛烈な仕打ちに見ていていまいましい思いをさせられるが、元銀行員の才覚を発揮し看守
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ゴーストライダー(2007年製作の映画)

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マーベルのヒーローもの。
燃えるオートバイはかっこいいが、見せ方が単調なのですぐに飽きてしまった。ヒロインも魅力に乏しく、そもそもの主役も髑髏になってしまうのでニコラス・ケイジでなくてもいいのではない
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

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とある男女の駆け落ち物語。ただし奴らは12歳。
周囲とうまく馴染めない男の子と女の子が示し合わせて家出する。要領を得ない会話や脈絡を欠いてみえる行動など、ふたりで過ごす時間はぎこちなくて危なっかしく思
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レンタネコ(2011年製作の映画)

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たくさんの猫たちとともに暮らし、その猫を寂しさを抱えた人に貸しだすことで気持ちを癒してもらおうとする女性が主人公。
「心の穴ボコ埋めてください」のせりふには『笑ゥせぇるすまん』を連想させるものがあるが
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ステイク・ランド 戦いの旅路(2010年製作の映画)

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吸血鬼がはびこり荒廃した世界で、奴らに襲われ両親を亡くした少年と、それを助けた男が安住の地を目指して旅をする。
少年が男に吸血鬼との戦い方を教わる様子は『ベスト・キッド』を思い起こされる。吸血鬼とはい
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6デイズ/7ナイツ(1998年製作の映画)

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悪天候で孤島に飛行機が不時着し、島でサバイバルしているうちに男女が愛しあうようになる、という月並なストーリー。特段の美点もなく粗も多いが、そのぶん構えることなく気楽に見られるのがよい。アン・ヘッシュの>>続きを読む

ガルシアの首(1974年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

娘を妊娠させられた父親が激怒し、相手の男ガルシアに賞金をかけて捕獲を命じた。その情報を伝え聞いたピアノ弾きの男ベニーは捜索を始める。
前半は男女の睦み合うシーンが多く、なかなか事態が進展しないので倦ん
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スパルタカス(1960年製作の映画)

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スパルタカスの反乱を描いた大作。歴史劇だが恋愛ものの色が濃く、普段は無口なスパルタカスがバリニアと愛を交わすやりとりは見ていてむず痒かった。剣闘試合は真剣勝負なのに緊張感も迫力も不足していていまひとつ>>続きを読む

SAFE セイフ(2012年製作の映画)

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卓越した記憶力を持つがゆえに、その能力を利用しようとする者たちに身を狙われる少女を守るため、ジェイソン・ステイサムが獅子奮迅。中国、ロシア、警察ほか組織がいくつもからみ合うストーリーは煩雑さを感じた。>>続きを読む

ジュリー&ジュリア(2009年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ある女性(ジュリア)が料理本を出版するまでと、数十年後、その本を読んだ女性(ジュリー)が、載っているレシピを全部作ってブログに書こうという試みのふたつを並行して描いてる。
メリル・ストリープの演じるジ
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サブウェイ123 激突(2009年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

地下鉄乗っ取り身代金要求事件。
前半、列車と司令室との間での無線による交渉は緊迫感がありよかった。しかし後半、主人公の通信士が現場に赴くことになると様相がかわっしまう。そもそも時間厳守を厳しく課してい
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青いドレスの女(1995年製作の映画)

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人捜しの素人探偵もの。1948年を舞台にし、背景に当時の米国の人種問題が置かれているが、展開が紋切り型で深みに乏しく感じた。夜や屋内など画面が暗いシーンが多いので人物の見分けがつきにくいのも難点に思え>>続きを読む

アポロ13(1995年製作の映画)

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月探査船アポロ13号の事故と生還。実話を元にしているのでその顚末はわかっているのに引きこまれてしまう。無重力撮影のために何度も飛行機で上昇と急降下を繰り返したというのは本当にたいへんだったろうな。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

亡くなった父のクローゼットで鍵を見つけた少年が、その鍵穴を探し奔走する。
棺がからっぽの葬儀、最悪の日、その理由を直観させる留守番電話が読み上げる日時と、その音声の無機質さにひやりとさせられた。
たっ
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