正位置さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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タイムリミット(2003年製作の映画)

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浮気相手の病気の相談にのるうちに事件に巻き込まれてしまう。することなすことがつぎつぎと裏目に出たように状況が悪化し、追い詰められていく。それらをなんとかかいくぐっていく緊迫感がよい。

ビッグ(1988年製作の映画)

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奇妙な遊具に「大きくなりたい」と願った少年が、翌朝目が覚めたら大人になっていた。見た目は青年でも心や振る舞いは子どものまま。それで大人に混じって活躍するストーリーもいい感じ。演じるトム・ハンクスも素晴>>続きを読む

推定無罪(1990年製作の映画)

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首席検事補の主人公が殺人の疑いをかけられる法廷もの。静かで暗い雰囲気の展開が印象的。捜査や証拠品の扱いの杜撰さが気に掛かるが、最後まで息を抜けず楽しめた。

素晴らしき日(1996年製作の映画)

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子持ちの男女が互いの子らを交替で面倒をみながら仕事をこなす多忙な一日を描く。仕事の課題と子どもの起こす厄介ごととの両方に振り回されるさまが面白い。子どもたちもいい感じで、楽しく見られた。

ベイブ(1995年製作の映画)

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主人公のブタをはじめ、ほかの動物たちもかわいい。おじいさん役のジェームズ・クロムウェルもいい感じ。

サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS(2000年製作の映画)

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考えていることが周囲に筒抜けになってしまう男の話。前半の恋愛がらみはコミカルでテンポもよく面白い。だが後半になると感動させるほうに向かうせいか展開が遅く、表現もくどくなるので食傷してしまった。

オーバー・ザ・ムーン(1999年製作の映画)

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1969年、主婦が避暑地で行商人と浮気。アポロ11号の月面着陸やウッドストックのロックフェスティバルなど、当時のできごとをからめた様子が描かれるのは興味深い。ストーリーは浮気が家族に露見してもめるとい>>続きを読む

ボーン・コレクター(1999年製作の映画)

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事故で寝たきりになった警察官が、捜査官への無線指示と情報処理によって事件を推理していく。つぎつぎと新たな事件が起こる緊張感や、現場の奇妙な遺留品など興味を引かれる点は多い。だが、終盤になるほど展開が大>>続きを読む

間宮兄弟(2006年製作の映画)

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非常に仲のよい中年兄弟の日常を描いている。穏やかな雰囲気はよいが、刺激にはやや欠ける。それぞれに個性的でどこかおかしな兄弟は眺めていて楽しい。

ダウト 〜あるカトリック学校で〜(2008年製作の映画)

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カトリック学校の校長(メリル・ストリープ)と神父(フィリップ・シーモア・ホフマン)との対立。校長は神父の非をあげつらい、さかんに責め立てる。ふたりが言い争う場面はたいへん迫力があり、演じるふたりの張り>>続きを読む

名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)(1998年製作の映画)

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劇場版第2作。つぎつぎと人が狙われるので緊張感がある。またその関連づけも多少強引だが面白い。だが終盤の展開は淡泊で物足りなさが残る。それでもコナンの活躍や蘭との恋模様は楽しく見られた。

ヴィクトリア女王 世紀の愛(2009年製作の映画)

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ヴィクトリア女王の若い頃を描いた映画。政治的に展開していくかと思えば、いつの間にか恋愛ものになる。その恋愛もあまり劇的とはいえないあっさりしたもので、いささか拍子抜けしてしまった。英国史もののつねでは>>続きを読む

フォーン・ブース(2002年製作の映画)

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電話ボックスで通話越しに脅迫され、どこからか銃で狙われる。場面は変わらずとも事態が刻々と変化していく緊張感がいい感じ。命をかたに秘密の公表を強要されて追い詰められていくコリン・ファレルの切迫した様子の>>続きを読む

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

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偏屈な老人と隣に住む不器用な少年との交流が微笑ましい。隣人家族を疎ましく思いながらも、食べ物には釣られるウォルトがおかしみがあっていい感じ。事件後の展開は陰鬱さが漂い、すっきりしないところもある。だが>>続きを読む

ユナイテッド93(2006年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

911テロで地上建造物への墜落被害を免れた旅客機の顛末。前半はハイジャック発生による管制や軍関係各所の混乱ぶりを描いている。目まぐるしく場面が変わるので見ているほうまで混乱し、あまり集中できなかった。>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

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クラリスとレクター博士の対面に始まり、終始緊迫感のある展開に引き込まれる。アンソニー・ホプキンスの演じる博士の身震いがするような威圧感がたまらない。博士の明敏さは擢んでているが、対する警察があまりに無>>続きを読む

キンキーブーツ(2005年製作の映画)

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潰れかけの靴工場が再建を目指して特別なブーツを作る、実話に基づいた映画。若社長チャーリー、女装者ローラ、そして靴職人たちがぶつかり合いながらも目標に向かっていく姿が痛快である。ローラの力強い歌やダンス>>続きを読む

シャネル&ストラヴィンスキー(2009年製作の映画)

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冒頭の『春の祭典』初演の様子がたいへん興味深い。そのあとはシャネルとストラヴィンスキーの不実の恋。香水5番のエピソードなどを絡めてはいるが、終始坦々とした印象。露骨な官能表現は気になるものの、黒が締ま>>続きを読む

ツインズ(1988年製作の映画)

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人工受精により生まれた直後に引き離された双子が、35年を経て再会し母親を捜す。兄弟のあまりのでこぼこ具合が面白い。シュワルツェネッガーの演技はぎこちないが、世間知らずな役柄なのでかえっていい感じ。物語>>続きを読む

ウインドトーカーズ(2002年製作の映画)

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第二次世界大戦の暗号通信兵とそれを護衛する兵士の友情。ほぼ全編にわたり戦闘シーンが続くが、爆発ばかりが目を引き戦術的な表現にはいまひとつ物足りなさが残る。兵士間のやりとりや暗号そのものについても描かれ>>続きを読む

沈黙の戦艦(1992年製作の映画)

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テロリストに乗っ取られた戦艦を奪還すべく、セガール料理長が戦いに身を躍らせる。格闘、銃撃戦などアクション満載。爆弾を使った罠も小技が利いていて面白い。いくつかか粗いところはあるものの、実際の戦艦を使っ>>続きを読む

デッド・カーム/戦慄の航海(1988年製作の映画)

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船上サスペンス。息子を亡くした夫婦が傷心を癒す旅に出たヨットに、沈没しそうな船から助けを求め男が逃げて来る。前半は緊迫感ある展開に引き込まれるが、後半になっても同じよう場面が続き、弛んでしまうのがいま>>続きを読む

リービング・ラスベガス(1995年製作の映画)

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アルコール依存症の男(ニコラス・ケイジ)と娼婦(エリザベス・シュー)の恋愛。互いの境遇を慰め合うようなふたりのふれあいが切ない。反目し離れても、またほだされてゆくさまがやるせなく、胸に迫る。作中つねに>>続きを読む

ジェシー・ジェームズの暗殺(2007年製作の映画)

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実在した無法者ジェシー・ジェームズが殺害される経緯を描いている。本編時間が長く、じっくりと心理面を描出しているので、やや冗漫さを感じる場面はある。しかし俳優らの迫真の演技と、美しい風景映像のために飽き>>続きを読む

フレディVSジェイソン(2003年製作の映画)

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前半はフレディとジェイソンが人間を襲うホラー。残酷描写はあるが音響で驚かす程度で怖さはいまひとつ。後半になってふたりが対決を始めるとアクション要素が強まり楽しくなる。ジェイソンの怪力による破壊とフレデ>>続きを読む

正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官(2009年製作の映画)

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数組の移民たちの状況を絡めながら、米国における不法滞在、不法就労の問題を描いてる。市民権を得ようともがく人、9・11テロ後の弾圧に苦しむ人、家族の生活のために職を求める人、そして移民たちを取り締まる捜>>続きを読む

デイ・オブ・ザ・デッド(2008年製作の映画)

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ゾンビもの。設定はありがちだが、ゾンビたちの動きがかなり速く、運動能力が高いのが見ていて楽しい。それをつぎつぎと倒していく壮快感もいい感じ。驚かしやグロテスクさは控え目なので気楽に見られる。主演のミー>>続きを読む

サンシャイン・クリーニング(2008年製作の映画)

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姉妹が事件現場清掃の仕事を始める。なんの知識、技術もないまま現場に臨み右往左往するさまが面白い。姉妹とも不器用ながらも囚われていた過去、友人、家族との関係を見つめ直し、前へ進んでいこうとする姿がほろ苦>>続きを読む

パラノーマル・アクティビティ(2007年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

睡眠中におこる不思議な出来事の解明のため、固定カメラで寝室の様子を撮影する。序盤は物音などささいなことしか起きないが、しだいに現象が大きくなっていくので、つぎはなにが起こるのかと見ていて気が張ってくる>>続きを読む

コン・エアー(1997年製作の映画)

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囚人護送飛行機での反乱。息をつかせぬアクションの連続で緊張感をもって見られる。車や街などいろいろなものが破壊されていくさまがたいへん壮快。

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

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薄暗く荒れた近未来の雰囲気はいい感じ。しかし台詞が少なく、静かな場面が続く展開には退屈を感じた。あちこちに見られる日本語の看板などに目がひかれる。

ブルース・リー/死亡遊戯(1978年製作の映画)

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代役さんは奮闘しているが、開始から約80分間は退屈。ときおり挿入されるブルース・リー本人の映像のせいで、かえって違和感を覚えてしまう。だが終盤、リー本人の戦闘場面になると目が離せなくなる。出演時間は短>>続きを読む

ドラゴンへの道(1972年製作の映画)

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イタリアの中華料理店にいやがらせをしてくる連中と戦う。前半はコメディ色が強いが、あまり面白みがなく退屈だった。後半はアクション中心。大勢に囲まれてヌンチャクで戦う場面と、チャック・ノリスとの一騎打ちの>>続きを読む

ドラゴン危機一発(1971年製作の映画)

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従兄弟たちを殺された復讐劇。殴る蹴るだけでなく、ナイフを使った攻撃も多くかなりの出血シーンがあるが、血糊の色が不自然なのでリアルさに乏しい。ブルース・リーの軽快な動きは見るぶんには楽しめる。

ヴァン・ヘルシング(2004年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ドラキュラ、狼男、フランケンの怪物などが登場するアクション・ファンタジー。CGがふんだんに使われているが、世界が陰々としているせいか地味な感じ。そのぶん、舞踏会の場面の鮮やかさが際立っていて印象深い。>>続きを読む

ジョニー・ハンサム(1989年製作の映画)

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生まれついての醜い顔の男が整形手術で新たな顔を手に入れて──、という話。恋愛要素はとってつけた感じで、サスペンスとしても中途半端で展開の都合のよさが気になる。全体にこじんまりとした印象だが、出演陣は錚>>続きを読む