SetoKCさんの映画レビュー・感想・評価

SetoKC

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呪怨(2002年製作の映画)

4.0

少年時代に見たような記憶があり数年ぶりの鑑賞のはず
今見てもいい感じの怖さだった
改めて見ると色々なことに気づかされる
まず伽椰子の顔がめちゃくちゃ綺麗
それに演出の数々が今見ると発明すぎると思った
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夕陽のガンマン 4K復元版(1965年製作の映画)

4.5

傑作を劇場で見れたことに感謝
音がなにより素晴らしい
銃声から細かな雑音まで全てが良すぎた
それにモリコーネの劇伴がこの作品をよりおもしろくしている
悪役の魅力もこの作品をおもしろくしている要因の一つ
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

前作の「ゴジラvsコング」が分かりやすくて見たかったものが詰まってるのでかなり好きでしたが、それを経ての今作はやや前作よりかは劣ってしまう印象です
なにより人間パートが長い
物語の鍵となる要素を拾って
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キラー・ナマケモノ(2023年製作の映画)

4.0

正直もう少しスプラッター要素が欲しかった
しかし、アホな女学生達が頭の良いナマケモノに次々殺されていくという設定がかなり意味わからなくて見ていておもしろかった
ナマケモノが車を運転したり写真を撮ってS
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.5

これぞ王道のギャング映画って感じの名作
王道な展開でありながらもいつ狙われるか分からない緊張感や見応えのある銃撃戦に引き付けられるアップの構図、そしてそれをより引き立てるモリコーネの素晴らしいサントラ
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.8

これが等身大の女の子かと言われると分からないが上手く描けていると思う。
母に反抗したり、見栄を張ってしまったりなどなどがあり正直見ていてイライラはしたがそれくらいにはリアルに描いているんだと思った。
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アメリ(2001年製作の映画)

4.5

独創的かつオシャレな世界観やアメリのキャラ性、心地の良い音楽、テンポの良い展開、聞いてて楽しい会話などなど
とにかくおもしろい要素ばかりでした
前半は正直普通な感じがありましたがアメリがニノについて気
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.8

ハチャメチャにはにゃにゃふわーにおもしろかった!
物語のおもしろさは原作で既に証明されているので語ることはしません。なにせめちゃくちゃおもしろいから。
原作の雰囲気を壊すことなく描いておりとても良かっ
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.9

あまりの痛さや苦しさに久しぶりに映画を途中で断念しようか悩んでしまった
異食症という症状があることを知れてよかった
抑圧から異物を飲み込んでしまう設定ではあるが生きている限りストレスは溜まり、何かしら
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ヒート(1995年製作の映画)

5.0

とにかくアル・パチーノとロバート・デ・ニーロが渋くてかっこいい
強盗の手口や警察の追跡、キャラクター達のドラマ、どこを見ても作りが上手すぎる
なんといっても銃撃戦、街中を舞台に繰り広げられるリアリティ
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ハングオーバー!!! 最後の反省会(2013年製作の映画)

4.0

これまでとは違ったハングオーバーだった
でも結構好き
1作目のキャラが登場したり、またラスベガスに行ったりと最後らしい展開だった
特にアランの成長物語でもあったのがよかった

ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011年製作の映画)

3.9

舞台はラスベガスからバンコクへ
前作と変わらない展開だが前作の反省点を活かして屋上を真っ先に探たり、前作にも登場したチャウが出てきたりとしっかり前作を活かしているのが良い
決して二番煎じとは言わせない
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

5.0

数年ぶりに鑑賞
何度見ても楽しい映画で大好き
エンタメ、バディものとしてよく出来てるしまさかの伏線回収からのガンアクションというどんでん返し
エドガーライト監督は音楽の使い方がとても上手いので物語の緩
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.7

とにかく物語や世界観が美しくて楽しい作品だった
父の本当か嘘か分からないファンタジーに溢れた話もおもしろいがそれを映し出すティム・バートン監督らしい世界観が見事にマッチしていて見ていてとても楽しかった
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ローマの休日 4K レストア版(1953年製作の映画)

5.0

名作を劇場のスクリーンで見れた事がとにかく嬉しい
アン王女が可愛すぎる

ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

前作はまさかの続編ということもありノスタルジックな感動がありましたが今作はそういった感動はあまり感じられなかったのが少し悲しかったです。しかし、旧作を彷彿とさせるようなわちゃわちゃとしたコメディ感がと>>続きを読む

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

5.0

傑作だった
バディもの、ロードムービーもの、どこをとっても傑作
死期が近いにも関わらず笑顔でやりたいことをしている2人を見ていると胸が締め付けられる
テンポがよくコミカルなシーンもありシリアスな雰囲気
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

前置きとしてこの作品は決して原爆賛美、戦争賛美をしている作品ではなく、オッペンハイマーという1人の男の生涯を描いていて、その過程で原爆が登場して原爆によりオッペンハイマーがどう思ったのかを見る作品であ>>続きを読む

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

5.0

すごすぎた
脚本や構成にとにかく驚いた
密室劇で会話劇の本作、密室劇は景色が変わらないので次第に飽きが出てきたり会話劇もただ話し合ってるだけなのでより飽きがくるものですが、本作では次第に無罪派が増えて
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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

4.0

記憶が全く無いので何をしていたのか探るという一見ミステリにも見える展開だがただ酒の飲みすぎで記憶が無いだけで、しかも行動を辿ると良くないことばかりがやっており様々な問題にも巻き込まれるという、とにかく>>続きを読む

黒い家(1999年製作の映画)

3.5

映像作りや雰囲気作りがとても上手く、主に前半は背筋がゾッとしていました
前作の人間が持つ恐ろしさがジワジワと明るみになっている怖さ、後半の終盤にかけて凶暴性が爆発していくバトルシーン、1度にホラーとバ
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処刑人(1999年製作の映画)

3.9

ストーリーとしては正直普通、今ではよくある「法で裁けぬ悪を討つ」といった内容
しかし、とにかくかっこいい
神の啓示で殺しを始めたり、2人が一緒に構えて撃ったり、ワンシーン毎にかっこよさが詰め込まれてる
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

5.0

サイコーに笑った
とにかく運が悪すぎて誤解が誤解を招く羽目になり勝手に死んでいくアホさにずっと笑ってた
本当の悪魔は大学生のほうだったんだな
アリソンが言った「社会問題にはコミュニケーション不足がある
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バーフバリ 王の凱旋 ≪完全版【オリジナル・テルグ語版】≫(2017年製作の映画)

5.0

『王の凱旋』、このサブタイトルに相応しい内容になっていた
とにかく丁寧な描写で物語が描かれるのでドラマ性がとにかくあったのが良かった
前作よりもパワフルなアクションが多くあり、父の偉大さや知能をしっか
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バーフバリ 伝説誕生<完全版>(2015年製作の映画)

4.5

冒頭からめちゃくちゃすごいテンションが上がった
主人公めちゃ強いし惚れた女性の為に滝を登るとてつもない精神力を持ってるけどナチュラルに変態性を醸し出してるの笑った
しっかりと父バーフバリも強いし王の器
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感染(2004年製作の映画)

4.3

前半の医療ミスからの隠蔽のくだりがとにかく丁寧で見ていてドキドキした
よくある医療ドラマとは違う雰囲気で病院の嫌なところがしっかり描かれていたのがこの作品の雰囲気に合っていてよかった
後半の謎の感染に
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

4.7

とても明るく楽しいゾンビ作品でした
主人公が己のルールに従って行動したり、恐怖に打ち勝つ為に彼女を救う為に己のルールを破って成長する姿がとてもよかった
最初はツンケンな仲だったのに家族のような関係にな
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

5.0

続編として文句無し、下手したら前作よりも好きかもしれない
前作と変わらずのハイセンスな演出や音楽の使い方、前作を彷彿とさせるシーンの数々
しっかりと20年経ったというのを踏まえており、ドラッグ青春映画
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.8

素晴らしくイカれた青春映画の傑作
90年代の空気感、演出や音楽のオシャレさがめちゃくちゃよかった
とにかく役者が本当にラリってるのではないかってくらい登場人物はずっと薬を打っているが若者たちの何かが欠
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.8

とても鮮やかなスパイアクションもめちゃくちゃすごいですが紳士さを忘れないという設定がとにかくハマりすぎてた
「礼節が人を作る」
このセリフがこの作品を表す名セリフになっていてとてもよかったです
やはり
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コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ガイ・リッチー監督といえば、たくさんの登場人物が右往左往とドタバタして色々あった後に綺麗に収束するイメージがあったのですが今作はそんなイメージとは打って変わって冒頭から常に緊張感MAXな空気感で物語が>>続きを読む

悪魔のシスター デジタルリマスター版(1973年製作の映画)

4.0

50年前の作品とは思えぬ作りのすごい作品でした
前情報無しで見たので思ってた内容とは違っていました。もっとB級にとんだ作品だと思っていたら前衛的でカルト的な傑作でした。
2画面でそれぞれを描く構図や殺
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

パルム・ドール、アカデミー賞脚本賞受賞も納得の素晴らしい傑作でした。
特にすごかったのが法廷でのシーン、今まで見た事のある法廷でのシーンとは違ってリアリティかつ緊迫感が半端ない空気感であり、定期的にカ
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

4.8

設定がとにかくおもしろいし、何よりその設定を活かしきってる素晴らしいブラックコメディ作品
冒頭、開始早々に店を襲われ、知り合いからタイミング良く銃を貰い、帰り道に店を襲ったやつを見つけ殺す、この展開が
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今までに体験したことのない気持ちになるイカれた怪作
冒頭、出産場面をまさかの今から産まれてくる子供視点から写すという度肝を抜くシーンから始まるのですがこの時点で心を捕まれ目が離せなくなります。
序盤は
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.5

とてもおもしろかった
ただのループものではなく社畜によくある仕事し過ぎて日々を繰り返しているかのような気持ちになることを逆手に取ったすごい作品でした
他にもループしていることを伝える為に上申制度で上へ
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