不死鳥の川さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

不死鳥の川

不死鳥の川

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ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

3.8

ある農場経営者の調査依頼から巨大化学メーカーの重大な隠蔽に気付いた弁護士の闘いを描いた実話を基にしたドラマ映画。

2023年64本目。

巨悪に立ち向かう系の作品です。『インサイダー』とか『スポット
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みかんの丘(2013年製作の映画)

3.8

ジョージアとアブハジアとの間に紛争が勃発する最中、負傷した両兵士を匿うみかん農家の目から観た戦争を描くドラマ映画。

2023年63本目。

87分と短い作品ですが、主要コンペの外国語映画賞部門で軒並
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

3.6

世界中を監視できる最新鋭のシステム「パシフィック・ブイ」を巡り暗躍する黒ずくめの組織との攻防を描いた劇場版26作目。

2023年62本目。

近年の作品の中では1番評判がいい作品となりましたね。相変
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パリのどこかで、あなたと(2019年製作の映画)

3.6

パリを舞台に仕事や恋愛に思い悩む若い男女2人が一歩ずつ前に歩みを進める様を描いたドラマ映画。

2023年61本目。

『青春三部作』のセドリック・クラピッシュの比較的近年の作品です。『青春三部作』で
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.2

生まれつき顔に障害のある少年が、5年生にして初めて学校に通い始めたことから遭遇する様々な経験を乗り越え強く逞しくなっていく様を描いたドラマ映画。

2023年60本目。

これは文句なしの名作でした。
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

3.7

ハロウィンで賑わう渋谷を舞台に、安室と故松田刑事の意外な接点にも迫りながら爆破犯と対峙するコナンの活躍を描いた25作目の劇場版。

2023年59本目。

好評だったにも関わらず当時劇場スルーしてしま
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レディ・マクベス(2016年製作の映画)

3.6

17歳にして富豪に嫁いだ女性が、使用人とのとある出来事から自らの欲望に目覚めていく姿を描いたスリラー映画。

2023年58本目。

まぁストーリーなんてあってないようなもので、とにかくフローレンス・
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ベスト・オブ・エネミーズ ~価値ある闘い~(2019年製作の映画)

3.7

人種別に分かれていた学校の統合を巡り、公民権運動家の黒人女性と白人至上主義の白人男性との間に芽生える不思議な絆を描いたドラマ映画。

2023年57本目。

70年代のアメリカが舞台なので、当然まだま
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ライフ・イットセルフ 未来に続く物語(2018年製作の映画)

3.8

ある交通事故をきっかけに導かれる2つの家族の2世代に渡る数奇な運命を描いたドラマ映画。

2023年56本目。

『ラブ・アゲイン』で脚本を担当したダン・フォーゲルマンの監督作品です。この手の人と人と
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5時から7時の恋人カンケイ(2014年製作の映画)

3.6

ニューヨークを舞台に、小説家を志す青年と彼が一目惚れした子持ちの人妻のロマンスを描いた恋愛映画。

2023年55本目。

「カンケイ」なんぞカタカナで書いてしまう邦題のせいでラブコメ感が漂ってしまっ
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.8

非情なまでに勝利にこだわり、時には冷酷な手段すら取るロビイストが銃規制のために闘う、緊張感のある頭脳派サスペンス映画。

2023年54本目。3年6ヶ月ぶり2度目の鑑賞。
3.9→3.8

日本ではあ
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.7

映画に魅了された少年が映画監督を夢見てその道を進んでいく姿を描いたドラマ映画。

2023年53本目。

スピルバーグ監督の最新作であり、彼の自伝的作品とも謳われた映画です。どんな映画であったとしても
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.3

破産寸前のコインランドリーを経営するアメリカ系中国人夫婦がマルチバースでの悪との戦いに奔走するSFアクション映画。

2023年52本目。

まぁ、『スイス・アーミー・マン』の監督たちですからねぇ。も
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ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

3.6

ろくでなしのひねくれお爺と母子家庭に育つ少年の温かい交流を描いたドラマ映画。

2023年51本目。

『グラン・トリノ』等名作も多いジャンルである「クセ強お爺さんと大人びた少年の交流」映画です。こち
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アリスのままで(2014年製作の映画)

3.7

若年性アルツハイマーに50歳で罹った女性言語学者が、夫や3人の子供と困難を共にしつつ強く生きようとする姿を描いたドラマ映画。

2023年50本目。5年4ヶ月ぶり2度目の鑑賞。
3.5→3.7

エー
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.9

博士号を持ち社会で活躍するキャリアウーマンとアメリカ南部のプランテーションで働く奴隷という2人の黒人女性の交錯を描いたサスペンス・ドラマ映画。

2023年49本目。

『ゲット・アウト』、『アス』と
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家族の肖像(1974年製作の映画)

3.7

ひとり静かに暮らす大学教授が、上階に間借りした女性とその仲間たちの騒々しさに乱されながらも失いかけていたものを取り戻していくドラマ映画。

2023年48本目。

イタリアの巨匠ルキノ・ヴィスコンティ
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キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)

3.7

親の束縛から自由を求めて森での共同生活を始めた3人の青年の成長を追う青春映画。

2023年47本目。

年齢が高いこともあり、『スタンド・バイ・ミー』ほどのイノセンスはないものの、それでも子供と大人
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.9

量子世界に迷い込んだアントマンたちが、その世界や生物たちを支配する征服者と地球を守るため対峙するシリーズ3作目。

2023年46本目。

MCUフェーズ5の幕開けを飾るのはアントマン史上最もシリアス
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.8

アントマンの開発技術の悪用を企む組織と、アントマン&ワスプの攻防を描いたシリーズ2作目。

2023年45本目。3年6ヶ月ぶり2度目の鑑賞。
3.7→3.8

3作目のための復習です。モノのサイズを自
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コロニア(2015年製作の映画)

3.9

反体制派として施設に投獄された彼氏を助けるために、彼女が乗り込んで救出しようとするカルト・サスペンス映画。

2023年44本目。3年1ヶ月ぶり2度目の鑑賞。
4.0→3.9

チリにおいて実在した自
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ふたりのベロニカ(1991年製作の映画)

3.7

時を同じくして生を受けたポーランドとフランスの2人のベロニカという女性の数奇な運命を描いた、ドッペルゲンガーを主題とするドラマ映画。

2023年43本目。

ポーランドの巨匠クシシュトフ・キエシロフ
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.7

ある転落事件の真相を追う刑事と、被害者の妻との間に生まれる特別な感情を事件の捜査と並行して描いたサスペンス・ドラマ映画。

2023年42本目。

『オールド・ボーイ』のパク・チャヌク監督最新作という
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ファイブ・フィート・アパート(2019年製作の映画)

3.5

難病のため一定距離より近付くことのできない、同じ病気を抱える男女の恋愛を描いた青春映画。

2023年41本目。

常に死と隣り合わせで、出てくる人たちも病院関係者や入院患者がほとんどで重苦しさはあり
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バビロン(2021年製作の映画)

4.0

サイレントからトーキーへの遷移期を舞台に、往年の大俳優、超新星、駆け出しの3人の映画人を取り巻く人間模様を描いたドラマ大作。

2023年40本目。

『セッション』のデイミアン・チャゼル監督最新作で
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アントマン(2015年製作の映画)

3.8

職を失った男が、離婚した元妻と暮らす娘の養育費を払うためアントマンとなるオファーを引き受け、ミッションに挑むシリーズ1作目。

2023年39本目。4年6ヶ月ぶり2度目の鑑賞。
3.7→3.8

脚本
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ライリー・ノース 復讐の女神(2018年製作の映画)

3.5

麻薬カルテルに愛する家族を皆殺しにされた女性の本気の復讐劇を描いたアクション映画。

2023年38本目。

『96時間』のピエール・モレル監督が描く、女性を主人公とした復讐劇アクションです。この監督
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ホワイト・ボイス(2018年製作の映画)

3.7

行き過ぎた資本主義による貧富の格差の拡大を風刺たっぷりに仕上げたブラック・コメディ映画。

2023年37本目。

黒人であるラキース・スタンフィールドがデカデカと写るジャケ写に『ホワイト・ボイス』と
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バスキア(1996年製作の映画)

3.5

夭逝したニューヨークの天才画家バスキアの生涯を、同じく画家でもありバスキア本人とも交流のあったジュリアン・シュナーベル監督が描いた伝記映画。

2023年36本目。

数年前六本木で開催されたバスキア
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ザ・コール [緊急通報指令室](2013年製作の映画)

3.7

911のオペレーターが電話だけを頼りに暴漢に襲われた少女の救出に全力を尽くすサスペンス映画。

2023年36本目。5年ぶり2度目の鑑賞。
3.7→3.7

「電話モノ」というジャンルがあるかは知りま
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.6

森で暮らしていた家族が母親の葬儀のために市井に旅に出て、家族の絆を強めるロードムービー。

2023年35本目。3年1ヶ月ぶり2度目の鑑賞。
3.6→3.6

森で育ちきちんと教育は受けて教養はあるつ
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終戦のエンペラー(2012年製作の映画)

3.6

終戦直後の日本で、マッカーサーに天皇の戦争責任調査を任命された軍人と関係者の対話から当時の状況に迫る戦後ドラマ。

2023年34本目。

『真珠の耳飾りの少女』のピーター・ウェーバー監督による戦争ド
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シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年製作の映画)

3.6

毎日を愉快に過ごすヴァンパイア達の中に、新米とその人間の友達が加わることで巻き起こるドタバタを描いたコメディ映画。

2023年33本目。

ヴァンパイア映画にも色んなテイストがあるなぁと改めて実感し
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.9

アイルランドの孤島で繰り広げられる2人の友人同士の争いを通じて、内戦の縮図を描いたサスペンス・ドラマ映画。

2023年32本目。

大好きな『スリー・ビルボード』のマーティン・マクドナー監督最新作と
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PK(2014年製作の映画)

3.9

神様の行方を追い求める宇宙人と、失恋後に彼を取材することとなった女性の交流を、宗教を取り上げながら描くインド映画。

2023年31本目。

『きっと、うまくいく』のアーミル・カーン主演のインド映画で
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ワイルド・バレット(2006年製作の映画)

3.7

1丁の拳銃の不始末がイタリアとロシアのマフィア抗争に発展してしまう様を描いたサスペンス・アクション映画。

2023年30本目。6年1ヶ月ぶり2度目の鑑賞。

今は亡きポール・ウォーカーの主演作品です
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