Yoshiyukiさんの映画レビュー・感想・評価

Yoshiyuki

Yoshiyuki

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.3

一途な恋心。想いはお互いに向いていても、必ずしも実るわけではない。

恋物語は、ドラマチックな成就や失恋の両極端だけではなく、その間にあるグラデーションが様々にあるんだよな〜と感じられた。

確かにF
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バービー(2023年製作の映画)

4.3

昨年夏にロンドンで友人に一緒に映画館で観ようと誘われたが観られなかったので、観れて嬉しい!!

「女だから」「男だから」って辛いよね。
「こうでなくちゃいけない」ってどうしてなんだろう。
女性だろうと
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.8

お父さんの穏やかな優しさと、自分の中の心や声と戦う葛藤のようなものと…
現実はドラマチックで分かりやすい出来事ばかりではなく、静かに起きて、1日1日が過ぎ去って行くのだと、
そう教えてくれているような
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ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男(2016年製作の映画)

4.1

Dries Van Notenは、雑誌をはじめとする媒体に広告を出さず、コレクションを唯一のコミュニケーション方法としているブランド。そして、アヴァンギャルドで「そんな服絶対道中で着れないだろ…」みた>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

-

ロンドンで一足早く鑑賞
したはものの、日本語字幕なかったのと、早口でかつストーリーが突飛だったので、掴みきれない雰囲気もあり記録のみ…涙

劇中の小道具やセットの展示にも行き、色合いや世界観はやはりポ
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.8

これが実話だっていうのがすごいんだけど、割となんかドラマティックなストーリで良くありそうな物語で個人的には可もなく不可もなくっていう感じだったかな?

あとあと調べたら、パトリツィアが刑務所で看守たち
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1秒先の彼女(2020年製作の映画)

4.5

ストーリーがすごい可愛い。

「你要好好愛自己
因為有人愛著你」

自分のことをちゃんと愛してあげて
あなたを愛する人がいるから。

メッセージも良い。
人よりワンテンポ早くても、
逆にワンテンポ遅く
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GAGARINE/ガガーリン(2020年製作の映画)

4.3

思い出が詰まった我が家を守りたい。という気持ちから、ガガーリン団地を守ろうと行動に移すユーリ。
けれども、大きな力に勝てるわけもなく。。。
どうせこの空間があるのならば、自分の好きなこの団地で、いつか
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ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

4.5

「自分の身を守るのは自分しかいない。」
そんな世の中を少しでもマシにしたいと戦った弁護士とそれを支えた人たちの姿にとても勇気をもらった。

正直エンタメ的なことだけ考えると終わり方は物足りないかもだけ
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.7

どいつもこいつも、腐ってる。
「自分は悪くない」「仕方なかった」
そんなクズたちを次々に成敗していくキャシーが本当にスカッとした。

「ずっと後悔してろ!」
「思い知ったか!?」
とこちらまで熱くなっ
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セットアップ: ウソつきは恋のはじまり(2018年製作の映画)

4.4

結構好き。
肩肘張らず楽な気持ちで、楽しく見れた。

コミカルでテンポ良くていい!

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.5

同じ国、同じ大学といえど、それぞれの人の背景や育ちは大きく異なり、
同じ街にいても見える風景も違う。

お互いが羨ましく思えることもあるけど、でもそれぞれには、それぞれの悩みがあって、誰かに少し明るい
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ペット2(2019年製作の映画)

4.3

激カワ、萌キュン

マックス大好き。ルースターも大好き。
ハリソン・フォードの声渋くて良い。

犬好きにはたまりません。
終始デレデレさせて頂きました。

マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

4.4

マイキー、、、
助けてあげたい、、、。
報われずに彷徨い続ける心を具現化したのがマイクなんじゃないかと思うほど、
虚しかった。

スコットは、キャラクターが難しいけど。
最後に来たのがスコットだと信じ
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ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

4.7

めっちゃ面白いやんけ!!!

まず、ライアン・ゴズリングが素晴らしくファンタスティックなキャラクターを演じていて、「さすが!」の一言に尽きる、、、。

映画の中のストーリーにある、
フィルム映画に隠し
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オール・マイ・ライフ(2020年製作の映画)

3.9

点数つけるの難しいいいいい
そこまで感情は揺れ動かなかった
けど、実話ベースだし、無理に脚色されて御涙頂戴ストーリーにされてもそれはそれで、、、というところ。

大体+0.3くらいをつけがちなので、こ
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.4

悪事がバレても、なんだかんだ続けてしまうもの。
グルになった仲間は助かっても誰かは、報いを受ける。

貧富の差や、学校の賄賂、試験の不正というテーマ以外にも、悪いことをした時の結果にちょっとしたリアリ
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.2

ほっこりした
「普通に」面白かった!笑


もしかしたら、この2人とだいぶ仲良くなれるかもしれない。

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

4.1

面白かった!

欲深くて、狡猾で、浅はかで
そんな金融業界と、それに巻き込まれたアメリカ経済、国際社会が
とても脆く崩れ去るのを感じた。

普段、少額投資をしている身からすると、ものすごく自分ごとのよ
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

4.3

疾走感。
スケートボードへの愛も、日々のむしゃくしゃした気持ちも何もかも乗せて街を駆け巡る感じが、とても良かった。
という記憶。

留まるものと進むもの。
進んだと思ったら、そうでなかったり。

それ
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ある少年の告白(2018年製作の映画)

4.0

自分の未来を自分の意思で掴みに行く、切り開いていく
そんな感じがしてよかった。

途中の施設から出た後の彼氏って、、、
え、あのランニングのやつ?

母の愛は強い。

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.4

女性たちだけでなく、
身の回りに大変な思いをした女性がいる方は、きっとその人に思いを馳せて、
「彼女はどんな思いだったんだろうか。」「どれくらい辛かっただろうか。」と
やるせない気持ちになるかもしれな
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欲ばりなだけの恋じゃなくて(2020年製作の映画)

4.3

テキトーに観たら、良い作品だった!

色が綺麗だったし、テンポ感も良いし
ユーモアも柔らかくて楽しいし!

いやぁ最後の終わり方はずるいなーと思ったけど、観ている時は終始クスクスさせてもらった!

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ロック・マイ・ハート(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

後悔しないように
勇気を出して挑戦することが大事。

彼氏いいヤツだったなー。

後から思えば
なぜいつも女の子側が病気なのだ?
まぁ本作に関しては、途中で彼氏が心疾患持ちだとわかるが、それにしても女
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ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

4.0

ええええ
そういう展開なの!?!?

嫌いじゃないよ!
ビックリしたけどほっこりするストーリーでした^^

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.8

なんか
エドシーランの宣伝みたいなところも感じた。

よく覚えていないが、可もなく不可もなく
という印象だった。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.5

WOWOWにて鑑賞

美しい、、、。

皆の葛藤も景色も、俳優たちの表情も

心がなんか穏やかになった。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.9

これってどこまで計算に入ってて、どのパートがアドリブだったんだろ。

結構面白かったけど、何故かものすごく感動するほどではない。

カッター(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

なんか深夜の勢いで、めちゃめちゃ暗い作品見てしまった。

展開が最後の方ビックリした。

隠したい、距離感が遠いユンジェ
同じく自分を出さず恐らくユンジェ以上にパーソナルスペースの広いセジュン。
セジ
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君の心に刻んだ名前(2020年製作の映画)

4.5

独特のテンポ感がなんだか病みつきになる

ゆったりとした流れなんだけど、展開の変化はクリアで潔い感じ。

言葉には表れないけど、明らかな愛情。
周りの声なんて、社会の声なんて、
そうは言い切れない葛藤
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.6

女版Call Me By Your Name?

束の間の恋と色合いが美しかった。
特に最後の方のストーリー展開も面白かった。

青、緑、赤のドレスにはどんな意味があるのかな、、、。

島を囲う海、母
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スパイの妻(2020年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

妻・聡子の愛の強さと聡明さを感じた。

自身の価値観が邪魔して最初は理解することの出来なかった夫の大志。
それも、更なる夫への理解と想いへと昇華させ、力強く前進する。

最後、憲兵に捕らわれ、流される
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