MikuOshikaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

エピデミック〜伝染病(1987年製作の映画)

3.0

ラースフォントリアーらしいシナリオっちゃシナリオ
伝染病を題材にした脚本を執筆

現実世界と脚本のストーリーがシンクロしていき
あのラストカットの長回し。
10分間くらい体の芯が恐怖に震えた

若かり
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みんな元気(2009年製作の映画)

3.9

親からすりゃ我が子はいつまで経っても子供。
妻も亡くなり我が家でひとり
庭いじりと散歩と退屈な日々。
次の休日にはこどもたちが帰ってくると
楽しみにしているデニーロじぃじ
だけどみなドタキャンで来ない
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林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.7

今作品がデビューとなった監督。
デビューでこれか....次回作からの期待がエゲツない。
突然の記憶喪失症が蔓延る世界。
連れて行かれた病院で紹介された治療プログラムを行う施設。
記憶はきっと戻らないの
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.6

妙なシーンを長々と繰り広げるくだり。
またやられた。
リューベン監督の罠があちこちに発動。
ヨーロッパでのヒエラルキーの構図がこれでもかと溢れ出るブラックコメディ。
原題の“Triangle of S
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アカルイミライ(2002年製作の映画)

3.7

川を漂うクラゲの非日常感と
無気力で未来への道標がない二人
エンドロールで流れるTHE BACK HORNの「未来」と街を練り歩く、日々なにか楽しいことを探し求める“チェゲバラ”を掲げる学生たち。沁み
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ゆれる(2006年製作の映画)

3.8

まさに最後の最後まで“ゆれる”一作。
兄の香川照之と弟のオダギリジョーのしっくり感はなんなんだろう。
幼馴染の智恵子と兄弟ふたりの関係性と
知っていることと知らないこと
真実なのか虚偽なのか
みていた
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エスケーピング・マッドハウス(2019年製作の映画)

3.5

実話。
1880年代の雰囲気と
クリスティナリッチが可愛い。
島にある精神病院の真相を暴くために潜入したものの記憶を無くし自分の事すら思い出せない恐怖
ジワジワと断片的に蘇りつつある記憶
衝撃の事実と
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ザ・ワン(2001年製作の映画)

3.6

ジェットリー作品の中でも
個人的にはなかなか好きな作品。
いろんな世界のジェットリーが
時空を越え
たった一人の全能の存在となるため
じぶんを殺して力を得ていく。
最後のひとりのところで向かった
最後
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湿地(2006年製作の映画)

3.4

北欧アイスランドの寒々しい背景と
タイトルにマッチした重々しい湿地帯と墓地。簡素な家々と曇った空。
どこか冷ややかでならないご近所さんたち。嫌いじゃないこの感じ。
ただなかなか良きストーリー展開なのに
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評決のとき(1996年製作の映画)

3.7

配役が全て抜群すぎる一作。
若かりしマシューさんの程よく筋肉ガチガチイケメン弁護士と
サポートをするサンドラブロックのカワイイ美人な煌びやかさ
子にされた事を復讐したフサフササミュエル
ライバル弁護士
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バビロン(2021年製作の映画)

3.7

サイレントからトーキーへ。
そこで移り変わる世代と技術の進歩。
同監督の“セッション”を観たときの息苦しさを味わった。
華やかでキラキラと輝き魂の踊る世界でも
いつか終わり朽ち果てていく
でも映画とい
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エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

-

The Point of View
死ぬほど酔う。
幽体離脱を追体験できるサイケホラー
ギャスパーノエを添えて。

ドラッグムービーの巨匠(勝手に)ギャスパーノエの脳内どうなっとんや。
死して、抜け出
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LOVE【3D】(2015年製作の映画)

3.5

LOVE 3Dじゃないやつ。
愛し合う若い男女の情熱を、肉体的にも精神的にも赤裸々に描いた官能ドラマ。
だ、そうで
いい意味でギャスパーノエが詰まった作品。
ギャスパーノエ流、リアルすぎる性描写のオン
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.8

映画シーンひとつひとつの構図がなんといっても素晴らしい。
セリフではない背景にも多種多様な仕掛けが入り乱れており
あちこち観ていると置いてけぼりになる。
セリフもすごい多いし。
中盤くらいまでは大きく
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クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.4

ロッキーバルボアがいないというだけで
ここまで燃えないのか....
とんとん拍子に話が進みすぎて
感情移入ができない。
クリードとダミアンの過去の負い目もあり
ジムへ迎え入れるもジム全体をピリつかせる
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おじいちゃんはデブゴン(2016年製作の映画)

3.3

アンディラウを出した理由を教えて欲しい。
激しいアクションは流石にできない還暦越えじいちゃんサモハン
ただ手の動きカンフー凄まじく早い
ぜんぜん動かんけど強い。

スレンダーマン 奴を見たら、終わり(2018年製作の映画)

-

良くも悪くもちゃんとB級ホラー
驚かせるところは驚かせる
じんわり忍び寄る影と背広姿のスレンダーなアイツ。背広姿。遠目めっちゃジェントルメンなんやけどな。
ジョーイキングちゃんがジワジワ大人になる境界
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苦役列車(2012年製作の映画)

3.5

今は亡き西村賢太氏の私小説映画化。
亡くなったことを最近しり鑑賞。

西村さんの自伝ともいえる作品で
もう誰がどうみようとクズでしかない主人公を森山未來が演じるという
蝶オーグのカケラもない汚い(西村
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

未レビューだったついでに再鑑賞。
エドガーライト大好き人間からしたらハイスコアに決まってるやろ作品。
はじまった瞬間からエロイーズに心奪われ
鏡の中の60年代サンディにまたしても心奪われ
さらにさらに
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ジェシー・ジェームズの暗殺(2007年製作の映画)

3.5

実在したアウトロー、ジェシージェームズの暗殺までの7ヶ月間の話。
ピンとこないジェシージェームズ。
とはいえ
ジェシーへの尊敬と憧れ心からアウトローの仲間入りをした青年ボブ
どんどんいっしょに過ごすに
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インポッシブル(2012年製作の映画)

3.7

ナオミワッツとユアンマクレガーの子供ならこの3男子生まれそうだなって思った。

この映画何年か前に鑑賞してたのに
すっかり忘れていた
話が進むにつれ、あれ?なんか知ってるなが蘇りつつも
トムホランドの
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カリガリ博士(1920年製作の映画)

3.5

約100年前のクラシックホラー映画。
ニコラスケイジ主演“マッシブタレント”の劇中に好きな映画としてセリフに飛び込んできた作品。
いや、これ好きな映画1位...そうなん
ただ記憶に残るものとして納得
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パーフェクト・ノーマル・ファミリー(2020年製作の映画)

4.0

セクシュアルマイノリティの多様性
トランスジェンダーを扱う映画が増えてきている中
今作品、、沁みるわぁ。
ホームビデオで
愛する我が子を撮る良きパパ
生まれたばかりの次女エマとの微笑ましいシーンととて
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レッド・ブロンクス(1995年製作の映画)

3.6

ジャッキー主演のハリウッド作品が
ついに!ついに成功した素晴らしき一本!
北斗の拳ばりのヤバいゴロツキと絡んだのも、お隣さんのボクちゃんとの仲も
全てが何故かうまいこと繋がっているストーリー展開!
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処刑人(1999年製作の映画)

3.6

90年代の良きミニシアター系作品。

ロシアンマフィアをひょんなことで殺めてしまい捕まるが正当防衛により保釈
留置所で「悪人は裁かれてよし」という神の声で悪を成敗する“処刑人”という役を引き受ける。
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エクスペンダブルズ3 ワールドミッション(2014年製作の映画)

3.8

エクスペンダブルズ4に向けて
改めて再鑑賞。
チームを切り捨て新チームエクスペンダブルズで復讐を。
エンドロール後のスタントチームや神の手を持つ裏方さんたちの映像を見ても
実際に習い習得しアクションを
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エクスペンダブルズ2(2012年製作の映画)

3.7

エクスペンダブルズ4に向けて
改めて、再鑑賞。
今作品も80年代90年代アクション映画を小ネタに挟みつつ
チャックノリスまで脇役で登場させた
スタローンの顔の広さが凄い。
ヴィランにヴァンダムを迎え
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エクスペンダブルズ(2010年製作の映画)

3.7

エクスペンダブルズ4に向けて
改めて鑑賞。
これほどのメンツを呼べるなんて
どえらい力だなスタローン。
そしてこのメンツが一同にアクションをみせてくれる。あちこち目のやり場迷子になるくらい痺れる憧れる
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バレリーナ(2023年製作の映画)

3.4

後輩ちゃんに教えてもらった映画。
同時に韓ドラ「マイネーム」も教えてもらったのでのちのち観るか。
見事な復讐劇ではあるけれど
所々アクションカットが雑で切り替えが多くて見にくいシーンが多い...
とこ
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ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

3.7

今更ながら60年代のカルト映画。
タイトルは聞いたことがあるけど
中身が、実態がわからないから観ずにいた今作品。
いや、、霊的な怖さとかではなく
引っ越してきたアパートの隣人たちが反キリスト、悪魔崇拝
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拳精(1978年製作の映画)

3.5

五獣拳の書と五獣の精霊....
精霊の出立ちが夢に出てきそうレベルで怖い。
それぞれ龍、蛇、虎、鶴、豹の武術の精霊でジャッキーがその秘拳を習得しつつ
悪と戦うという
いたってシンプルな物語。
そしてい
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ナイスガイ(1997年製作の映画)

3.4

カンフーの達人でもなんでもない
ただの料理人のジャッキー
なのに、なのにアクション凄い
キレッキレのいつものジャッキーアクション。
ストーリーはまたしても
なんてことない流れで
ちょっぴりの危機感ハラ
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ゴージャス(1999年製作の映画)

3.0

アクションなしのゲイ役トニーレオン
ちゃっかり出演の警官チャウシンチー
プウの角度で表情が変わるスー・チー何かで観たなぁと思いながら鑑賞
中盤でトランスポーターの1作目のヒロインの女の子だと気づいた。
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ボーイズ・ライフ(1993年製作の映画)

3.6

キラーズオブザフラワームーンに感化され
初タッグのレオとデニーロを振り返る。
10代とは思えない演技が光るレオ様。
10代独特の怒りや葛藤を痛いくらい全力で演じる姿に感服。
ラストの母と家を出るあの瞬
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.7

ジュリアスエイヴァリー監督
この作品でまだ4作目の監督なんか..すげぇ。
そしてこの主演にラッセルクロウもってきたのが大正解すぎた。
司祭服着せた熊やん。すてき。
実際のアモルト神父もこんなに冗談が多
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