ぴさんの映画レビュー・感想・評価

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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

どんどんおもしろみ増していく映画!
最後は幸せいっぱいなラストを迎えてたけど、陸界と海界のファミリー全員大集合してるのは流石に人多過ぎて吹いた。

アリエルは呑気過ぎ、エリックはピュア過ぎ、セバスチャ
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彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

3.7

学生ならではの多感な日々が美しく映しだされていた。

恋愛感情にどきどきする感じとか、周りを羨んだり落ち込んだり浮き沈んじゃう感じとか、友達との時間がいちばん大切な感じとか、感情の機微がとてもよく伝わ
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危いことなら銭になる(1962年製作の映画)

3.5

一攫千金を巡るドタバタコメディー
浅丘ルリ子出てるから観てみたやっぱ可愛いな!

いい意味での昔っぽいダサさは残しつつ、古臭さが感じられないエンタメに仕上がっているのがすごい!!!吉本新喜劇を彷彿とさ
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.5

人生初のコナン鑑賞。

名探偵コナンは悪の組織のせいでちっちゃくなっちゃった、灰原哀ちゃんは元々悪の組織側の人間だったけど今は違う、くらいの超基礎知識を頭に入れて見てきたのですが…

もう超面白すぎて
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.7

太宰治の破茶滅茶人生と太宰を愛した3人の女たちの話。
太宰の人生を彩った彼女たちはまさに、美しくもいつかは枯れてしまう花のような存在で、蜷川ワールド全開の花の演出がぴったりでした。

そもそも本作に興
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月曜日のユカ(1964年製作の映画)

4.5

男を喜ばせることに一生懸命なパパ活女子ユカが大人になっていくお話なのですが、純粋無垢な女の子の脆さや愛おしさ、ひとりの女性として成長していく覚悟や女の強さに魅せられる作品で傑作以外に言葉が見つかりませ>>続きを読む

ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011年製作の映画)

3.6

ハングオーバー第二弾。
変わらず面白いです。おさるさん可愛い弾。

単なるバカ騒ぎコメディじゃなくて、ストーリーがしっかりしていて「おお〜」ってなること結構ある。

なお個人的には、前作よりやらかし度
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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.8

結婚式を控えた酔っ払い男たちのぶっ飛びコメディ第1弾。

映画なのでやらかしスケールがかなり現実離れしてて面白いんだけど、失った記憶を後悔し、少しずつ回収していくさまはきっと記憶飛ばしがちの方には刺さ
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お!バカんす家族(2015年製作の映画)

3.3

アメリカンドタバタコメディー
ぶっ飛んでて面白かった!結構下品だけど!
これは日本じゃ作れないお笑いですね。
ハングオーバーは酔っ払い男たちのバカ話だけど
こっちは家族だからか、なんかちょっとほっこり
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29歳問題(2017年製作の映画)

3.6

29歳はまだ少し先だけど、今後の人生に漠然とした不安があり。アラサー目前どんな感じなんだろうって気になって見てみた。

タイプの異なる2人の女性の29歳ライフを描き、人生考えさせられるお話なんだけど、
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.7

構造の妙だけでなく、壮大なテーマに体当たりでぶつかっている映画で心にぶっ刺さった。
物理的であれ精神的であれ、苦痛から生を実感するという感覚はものすごくわかる。

殺人の告白(2012年製作の映画)

3.7

時効後自ら殺人犯だと名乗りを上げた男の物語。
いまになって世に現れた彼の思惑とは?

美しすぎる殺人犯というキャラクターに
ハマりすぎているパクシフ。
冷たくてちょっと翳りのある目つきが大好き^_^
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パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

3.5

本作、拗らせ主人公と初恋相手のストーリーを軸としたゆるっと恋愛モノで派手な展開はないのだけど、日常感溢れたナチュラルな画でスッと引き込まれる。肩の力を抜いてふらっと観て欲しい。

冒頭、深川麻衣演じる
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ビューティフル・マインド、まさにタイトル通りのストーリー。いい意味で裏切られた。

極秘の暗号解読に挑む展開に、ただただスパイ映画的なハラハラ感を感じながら観ていたけれど、それら全て主人公の幻覚だと分
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夜明けのうた(1965年製作の映画)

3.8

汚れた世界に身を置いている女優・典子が純粋な人の心と人生に触れ、女優として、人間として、再出発をする話。

ちゃんと一生懸命生きている人と関わると、自分もまともに生きていかなきゃって、なんか強いエネル
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マスク(1994年製作の映画)

3.7

あたま空っぽ状態で見て笑える映画!
子供が好きそう〜って感じ(もちろん大人でも楽しめる)だけどマスク姿割とホラーだから泣いちゃう子供とかいそう。
ヒロイン役のキャメロン・ディアスがめちゃめちゃ可愛すぎ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

韓国的ブラックコメディ。
富裕層と貧民層の格差がハッキリ分かる映画。羨ましい、悔しい、自分も幸せになりたい、なってやるという絶望と希望 相反する感情がグルグル渦巻いているかんじ。
なかなか刺激的な展開
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オールド(2021年製作の映画)

3.7

一日で一生が終わるビーチで
人はどうする?

恐ろしいモニタリングをしている感覚になる
人生をギュッとまとめた映画。

ちゃんと気味悪い描写もあってハラハラして
「謎解きタイムスリラー」なんだけど
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オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

3.8

華やかな衣装を纏った美しい人たち。
豪華絢爛な舞台で、踊り、歌い、
煌びやかな世界が人々を魅了する。

美しい世界がひとりの怪人ファントムによって
静かに、徐々に過激に、狂わされ、
そして再生していく
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.7

当時映画館で観て、いやあ騙されたあ!うわあああ!ってなったの覚えてる。
で、久々に2度目の鑑賞。

あらすじ全部わかった状態で観たけれど、結果とっても楽しめたー!
この映画、どんでん返し映画としての面
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TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.7

生きていられる「時間」=「お金」の世界。
裕福な男に「時間」を与えられた貧しい主人公はどう生きていくのか。

ジャンルとしてはSFアクション(プラスロマンス?)だけど、アクションよりも富裕層と貧困層の
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.8

キューブリック作品初鑑賞。
ホテルの内装等全体として、色の使い方が素晴らしかった。奇抜でありながら洗練されていた。
恐怖を煽る音の使い方も素晴らしく、もはや映画を観るというより視覚と聴覚でアートを楽し
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最強のふたり(2011年製作の映画)

3.8

車椅子生活のフィリップと介護者のドリス。性格も境遇も異なる二人が「最強のふたり」になっていく姿を捉えた心温まる作品。

「最強のふたり」になるべくしてなった二人という感じがした。この世に本当に運命とい
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禁じられた遊び(1952年製作の映画)

3.5

タイトルにある「禁じられた遊び」とは一体なにを指すのか。皮肉だ。
子供たちが始めたお墓作りごっこと大人たちが身勝手に始めた戦争。子供は無垢なのだから、正しい大人の存在が必要なのに。
なんとも言い難い、
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

最初から漂う怪しげな空気感から明るいハッピーエンドでは終わらないかな…とは思っていたけれど、人間が人工知能に利用されて無惨におわるだなんてまじか…って感じです。後味悪っ!

だけどもそれも含め、個人的
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.0

恋愛ってなんだ。好きってなんだ。人を愛するってなんだ。
その謎が少しだけ解けたような気がした。
壮大な愛の物語だった。

内容は勿論、ファッションや街並みに漂う1940年代のノスタルジア、どこかウディ
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グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

3.8

廃材を組み合わせたオリジナルの車で旅へ…
思春期の少年二人による一夏のロードムービー。

主人公ダニエルは自分には個性がないと悩んでいる。髪を切ったら皆と同じになると言うダニエルに対し、転入生テオがか
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.8

「母を愛せないが、愛さないこともできない」と語る息子。
「僕が明日死んだら?」の問いかけに「明日私も死ぬわ」とさらりと答える母。
母と子の不安定な関係性。
けれどそこには確かに愛がある。

共感する人
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またね(2014年製作の映画)

3.7

心安らぐショートムービー。自然と笑顔になれるラストが待っている。

向かい合った家に住むおじいちゃんとおばあちゃんは同じ時間帯に窓の外の景色を眺める。恋愛とも友情とも言えない特別な関係性。近すぎず遠す
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ぼくを探しに(2013年製作の映画)

3.5

主人公は両親を亡くしたショックで喋ることができない。彼は欠けた記憶を鮮明に思い出させてくれる不思議なハーブティーを飲み「ぼくを探しに」行く。
ファンタスティックな世界観とフランス映画らしい優雅さで癒さ
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バンドスラム(2009年製作の映画)

3.6

内気な主人公がバンドのマネージャーになり、仲間と共に成長していく物語。
音楽×青春の映画はベタなストーリーでも、音楽が良いので飽きずに見れちゃいますね。

友達や好きな女の子との関わり方があまりにも不
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パッチギ!(2004年製作の映画)

4.0

日本人と在日朝鮮人の心の交流を、それぞれの苦悩や葛藤を織り交ぜながら描き出している。
全力で喧嘩して、全力で泣いて、全力で青春を駆け抜けている。泥臭く人間味溢れた作品。
素晴らしかった。多くの人に観て
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大統領の料理人(2012年製作の映画)

3.5

フランス大統領の料理人として雇われた女性シェフの物語。美味しそうな料理がいくつも登場するので、なんだか幸せな気持ちになれました〜笑

周りから見たら少し頑固に映るかもしれないけれど、食を心から愛し、拘
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.7

頭空っぽにして観れるスプラッターコメディ。
かなり笑えます。

優しいおじさんを殺人鬼と勘違いしている大学生集団が自滅→おじさん困惑&パニック、を繰り返す流れは良く出来たコントのよう。
いや、なにして
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インターンシップ(2013年製作の映画)

3.8

会社をクビになった中年おじさん2人がGoogleのインターンシップに参加し大奮闘〜!

何歳になっても「今からじゃ遅い」ことなんて何もなくて、頑張るエネルギーがあれば新たな人生を切り拓いていけるんです
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いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.6

優秀な教授たちが知性を集結させ、最高の合法麻薬を作って大儲けしちゃおう!という犯罪コメディ。

とにかく教授一人一人の癖がすごい(笑)
みんな結構ドジなので、ツッコミどころ満載で面白かった(^-^)
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