しずさんの映画レビュー・感想・評価

しず

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私の中のあなた(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

善悪の話ではない。
何を残したかということでもなく、
ただ、大好きな人がいたんだ。



「その昔、姉を救うために生まれた私
でも救うことはできなかった
今になって思うとそれは重要ではない
重要なのは
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彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

3.5

「普通って…なに?」


カイくんの言葉が忘れられない。

リンコもマキオも自分の心に正直な愛と優しさを持っていた。

強く見える人には沢山の苦悩を乗り越えてきた過去がある。自分の正直な心を愛してくれ
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ホリデイ(2006年製作の映画)

3.5

前向きになれる映画!

主人公の2人だけでなく登場人物それぞれに悩みやコンプレックスがあり、それを克服していく姿に勇気をもらえた。
それぞれが持つポジティブな力が相手の心を満たし、エネルギーになってい
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.0

自分にとって確かなことは何か?

正解はないし、何を選ぶも自由。
同じベッドで寝ていても、夢見る世界が違うこともある。

満ち足りた人生を歩む主人公は、立ち止まって初めて自分の中に「確かなこと」が無か
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うみやまあひだ 伊勢神宮の森から響くメッセージ(2014年製作の映画)

3.5

命、環境、歴史、技術…
様々なものの「繋がり」を意識させる内容だった。20,30年ではなく、1000年先へ意識を向ける時代になってきている。歴史や文化を振り返り、多くのことから学び、未来へ繋げる選択を
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.0

知る、考える、伝える…自分や大切な人のためにやるべきことは何か?
それは世間に流されたり、誰かに決められたりすることではなく、全ては自分で選択すること。
選択するには、何が真実か、何が大切かを見極めよ
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奇跡のリンゴ(2013年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

信じる気持ち、前向きに、笑顔。
秋則の直向きさ、明るさに周囲の人々は動かされていく。
秋則が周囲に見放され笑顔をなくしてしまっても、家族は信じ支え続けた。


「リンゴの木はリンゴの木だけで生きてるわ
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.0

熱い愛。
人を思う気持ちも、強引な行動も、真っ直ぐな感情も、正直であるところも。
全力で生きる姿に涙が止まらんかった。

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.2

店長の何気ない言葉や心遣いが素敵だった。相手に気を遣わせないような何気ないところが彼の優しさだと思った。

散り椿(2018年製作の映画)

2.0

岡田くんの殺陣と演技が素晴らしい。
劇中の風景はどれも凛として美しい。
特に部屋の中から望む庭の景色が良かった。(というより豪華)

物語は時代物に疎い私でも分かりやすいが、面白味は少ないと思った。

万引き家族(2018年製作の映画)

3.5

家族の愛、絆とは…
「こうあるべき」という形はなくて、人に判断されるものでもない。
真実は本人達しか分からない。

作中で明確に答えを出されなかったからこそ、色々考えさせられた。

祥太の葛藤と優しさ
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

5.0

どの登場人物もチャーミングに描かれている。
落ちこぼれや変わり者など偏見を持たれがちな人物が多かったけど、主人公の目を通して見ると愛おしく感じた。

どんな人も天気も、受入れてみると確かに違った面が見
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最強のふたり(2011年製作の映画)

3.3

2人のユーモアに笑った。
お互いに誠実で、気持ちを真っ直ぐに伝えるからこその信頼なんだな。

冷静と情熱のあいだ(2001年製作の映画)

4.0

全体的に焦れったい感じが好き。
本心が見えなかったり、なかなか踏み出せなかったり。
最後の順正の一歩がすごく良かった。

RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語(2010年製作の映画)

2.5

終点までちゃんと乗っていってくれよな。

出発しますよ〜…

(あざす。バタ電からの風景最高でした。)

ディア・ドクター(2009年製作の映画)

2.3

みんな薄々気づいてるのが切なかった。
何が正しいかなんて誰が決めるもんでもないもんねぇ。秘密や嘘があることで幸せなこともある。
香川照之よかったです。

横道世之介(2013年製作の映画)

2.5

この物語は主人公が大事件に巻き込まれるとか、過去の何かを乗り越えるとかそういうのは一切ない。主人公とその周りの人の日常が描かれているだけなんだけど、それがとても愛おしく感じる映画だった。
自分の日常の
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.0

ふとした瞬間にカメラがキャラクターの視点に切り替わるところが面白い。台詞を使うよりもキャラクターの気持ちに自然と共感できた。
内容としてはイジメや人の嫌な部分など目を背けたいことをリアルに描いていたか
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舟を編む(2013年製作の映画)

3.5

辞書作りを題材にした作品。
物語の中でその過程と時間、関わる人や業種にも触れていて、リアルなものづくりの現場を感じられた。
内気な主人公のものづくりに対する静かな情熱も素敵だと思った。

身の周りの言
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のぼうの城(2012年製作の映画)

3.2

人を惹きつけるとはこういうことか。
自分の気持ちを素直に表現し、周囲の人を信じて行動する。
何もかも味方にしてしまう姿がカッコイイ。
野村萬斎の演技は初めて見たけど、清々しくて良かった。

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