冒頭に
『今、日本には約15万人の日系外国人労働者と、約9万人のヤクザと、歴史を正しく伝えられない政治家がいる。極めて稀だが、彼らが知り合う事もある。』という文が出てくる。この文体に仕掛けられたユーモ>>続きを読む
【2年記念作品】
今日でfilmarksを登録してから2年が経ちました。沢山の映画に出会い沢山のユーザーさんに出会い、映画ライフが非常に充実したものとなっています。
さて本作は僕が苦手とするミュ>>続きを読む
【リップヴァンウィンクル】
完全に役に取り憑かれ自己陶酔の世界を広げた松田優作の演技にあるのは排他的な虚無感に加え狂気という言葉が似合っていた。
「リップヴァンウィンクルの話って知ってますぅ?」>>続きを読む
【おもちゃ箱】
数々の名作を残してきたウディアレン最新作。彼の作品は〝男女の感情が詰まったおもちゃ箱〟のような映画だと思っています。次々に繰り出される男女の異なる感情。芸術界を知り尽くした彼だからこ>>続きを読む
〝オスカー・シンドラー〟
彼は私財を投げ打って1200人ものユダヤ人を救った実在の人物。
だが彼は最初からヒーローではなかった。
彼の経営する工場が閉鎖してしまう危機に陥った時、ユダヤ人を労働者とし>>続きを読む
【俺ちゃんヒーローになる】
最近のヒーローって世界を簡単に救ったり今や宇宙の銀河系まで救うようなヒーローが出てきたり…。
でも、このデッドプールは愛する人のため、また復讐のためだけに英雄になっちゃう>>続きを読む
園子温の代表作の1つ。
そこは楽園のような熱帯魚屋さん。
美しい魚達に囲まれ陽気な音楽が店内に流れる。店員は全員若い女の子でお店は大繁盛。その店の店長を務める村田さん(でんでん)まだ誰も彼の本性に気>>続きを読む
【後編のための土台】
昭和64年に起こった少女誘拐事件。
冒頭で完全にこの作品に引き込まれる。わずか7日間で終わった昭和64年。そんな中、日本全国は昭和天皇の崩御のニュース〝平成〟に年号が変わること>>続きを読む
小津作品No.1。
もちろん沢山の名作がありますが〝晩春〟に次ぐ大好きな作品の1つです。
小津作品というと家族の何気ない日常を映す緩やかさが特徴ですよね。その中でも父親と娘に視点を当てたり母親と娘に>>続きを読む
【究極の選択】
127時間、岩に腕を挟まれ助けを呼ぶ術もなく孤独との闘いを強いられたある男の実話。
衝撃作です。
まず本作品を見るにあたって本当にあった話を基にした映画だという事を認識して下さい>>続きを読む
【女神が微笑む】
非日常的であり幻想的な世界観に不思議な感覚を味わえる作品となっていました。ブラックジョークも含めたファンタジックなコメディ映画です。ただ歴史的観点から見ると非常に理にかなった作品と>>続きを読む
【仏生まれの異端児が描くもの】
フランスを代表する映画監督リュック・ベッソンの原点となる作品。
彼の出世作であり代表作というと〝グランブルー〟〝ニキータ〟〝レオン〟などがまず頭に浮かぶ。そこには共>>続きを読む
【愛という贈り物】
大島渚監督の代表作。
〝愛のコリーダ〟〝愛の亡霊〟と続く合作映画。本作品はフランスではなくイギリスとの合作。
何と言っても本作は坂本龍一の衝撃的な音楽に加え、北野武の〝メリーク>>続きを読む
【日の丸と星条旗】
最初に言っておきます。
こんな贅沢な映画はありません。
最近だと〝オデッセイ〟を撮ったリドリー・スコットが監督を務め出演に、
マイケル・ダグラス
高倉健
アンディ・ガルシア>>続きを読む
ブラッディアイスクリームの第3弾!
エドガーライト
サイモンペッグ
ニックフロント
もうこの3人は安定でした。言う事がありません。ただ自分的には〝ショーンオブザデッド〟や〝ホットファズ〟には到底及>>続きを読む
1928年にロサンゼルスで実際に起きた事件。息子が行方不明になり約5カ月が過ぎた頃、戻ってきたのは息子ではなかった。当時の警察に押し付けられ非道を行い隠蔽するといった非常に酷い仕打ちを受けながらも警察>>続きを読む
〝結婚〟というものは離れてくっ付くものであります。本作はそんなお嫁に行く娘と父の温かいホームドラマが展開されています。(小津監督といったら嫁入り。)
kiritoくんというユーザーの方からのオススメ>>続きを読む
何度も熱くなり。
何度も鳥肌が立ち。
何度も涙が溢れ出た。
そんな作品に出会えて本当に幸せだ。
最初に。僕は総合格闘技(MMA)について詳しくありません。UFCをたまに見る程度ですので技や形、心理>>続きを読む
デ・パルマとS・キングの出世作。
話の内容はあまりにも有名過ぎて心の底から面白いとは正直思う事ができませんでした。しかし名作ですよ。印象に残るシーンが幾つもあり、それほど脳に刺激を与えているのだなと>>続きを読む
【伝説の太陽】
19歳最初のレビューはこの作品!
ロビンウィリアムズ。
彼の柔らかな表情を見た途端、僕は貴方に一目惚れしました。貴方の動き、貴方の声で、どれほど僕の心を癒し笑わせてくれたか。感謝し>>続きを読む
佐藤健も神木隆之介も今回は日本刀ではなくペンで闘います!
日本の青春映画は2つの部類に分かれると思う。
恋愛系か友情系。今作はどちらかと言うと友情系の部類に入る。〝ピンポン〟〝ルーキーズ〟〝ウォータ>>続きを読む
原題the Thing。
この間、公開していたit followsの〝it〟のように〝それ〟とは何なのか。あまりにも斬新な題名で頭の中に出るのは謎しかない。
確か初めて見たのは僕が小学2年生頃。当時>>続きを読む
【高校生に見えない問題】
まず高校生に見えない。無理がある。福田彩乃さん、桝太一くん。あなた達はこの出演依頼を何故受けた…。
結果自分的には低評価になってしまったものの前半部分は90点をあげたい。>>続きを読む
ひゃくえ〜ん!ひゃくえ〜ん!
ひゃくえん生活っ〜〜♪♪
(見た人なら分かる)
これは凄い。素晴らしい。
僕のマイベストムービー〝ロッキー〟に非常に酷似している。話の内容は多少違うもののドン底からの>>続きを読む
観ようと思った理由はただ1つ〝好奇心〟である。〝ホステル〟のイーライ・ロス監督が送るR18カニバリズム映画。
まずオープニングクレジットは緑溢れる豊かな自然を上空から永遠に映すシーンで何故か引き込ま>>続きを読む
昨日〝ちはやふる〟続編が決定したという事が発表されました。
結論から言いますと下の句で終わって良かったんじゃないかな。もう続編はお腹いっぱいだよ。無理に作らなくても…と言うのが正直な所です。逆に言え>>続きを読む
【各々の正義の先に見える物とは】
初日IMAX3Dで鑑賞。
後日新宿MX4Dで鑑賞。
ごめんなさい。減点する理由が見つかりませんでした。次回作への期待点として−0.2くらいが妥当だと思っていました>>続きを読む
正直もっと大雑把な映画だと思っていました。リアルに日本がZQNに侵食されていく前半部分でそう簡単に一辺倒では終わらない予感がしました。その前半部分は主に〝静〟→〝動〟の日常変化。特に何もない平凡な日々>>続きを読む
いや、これは泣くでしょ!!!
ロビンが生涯唯一の製作指揮を務めた映画。2人目の妻マーサとのプロダクションで名前は『ブルー・ウルフ』。これはロビン自身の濃い体毛を青き狼に例えたのです!
ユーレック・ベ>>続きを読む
そこのみにて光輝く。もう題名そのまんまの作品でしたね。
そう簡単に上手くいかない人生。自分の思うようにならない社会。ボロボロに傷ついた後にそれでも自分を信じて立ち上がれば、そこのみにて光輝く事を教え>>続きを読む
さぁ!今から101年前の映画の世界へ飛び込んでみましょう〜!
僕の中でどうしてもサイレント映画というのはチャップリンの短編が頭によぎりますね。しかし日本人としては知っておかなければならない早川雪洲さ>>続きを読む
20周年おめでとうございます。
どうやら節目の年はお祭り映画になるそうですね。実は僕、最近のコナン映画はあまり好きではなかったんです。アクション走りのサスペンスなしといった、いかにもネタ切れを思わす>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
何と言っても真木よう子。
これぞ真木よう子。
日本を代表する女優、真木よう子。
いや〜真木よう子ですよ。
さすがキネ旬主演女優、アカデミー主演女優を取った役者ですね。虚しそうな瞳の奥の奥まで演技がで>>続きを読む
やっと、やっと観ることができました!
一時期filmarksのタイムラインがこの作品で埋まってた時期、何故か見ようとは思わなかったんですけどね…。
いや、もはや会ってないじゃん!!!!!!>>続きを読む
交通事故で天国に行った男が、失意のあまり自殺し、地獄に落ちた妻を救うため地獄への旅に出るファンタジー作品。
この作品は非常にロビンの笑顔が際立つ作品でした。まぁ内容は舞台が天国の世界なのでツッコミど>>続きを読む
ロビンウィリアムズの初映画主演。
〜誕生から映画界に出るまでの軌跡〜
第1章
1951年7月21日にシカゴで産まれ比較的裕福な家庭で育った一人っ子のロビン。幼少期は今では考えられないほどおとなしい>>続きを読む