このレビューはネタバレを含みます
60年代アメリカの黒人差別というシリアスなテーマを扱いながらも、音楽・友情・家族というサブテーマを軸に仕上げられた良質なコメディ。
家族の食卓に始まり食卓に終わる。旅に出る前とは大きく価値観が変わった>>続きを読む
やっぱり何度見ても好きなものは好き、Elliott Smithsが美しく響く。
近年のウッディアレン作品の中では群を抜いて面白い。それにしても、ローマだったりパリだったりニューヨークだったりと、土地柄をうまく使った作品を作るのが上手い。
終活ドラマ。人生の終盤をどう過ごすかのシリアスなテーマと日常の微笑ましい出来事というテーマがうまくミックスされており、飽きさせない。
冒頭の長回しから痺れる。プロットもシークエンスも緩急のメリハリがついており、心地よいリズム感が映画全体に行き渡っている。そして、ヒロインのリリー・ジェイムスが可愛すぎる。
イタリア旅行に向けて鑑賞。とりあえずナポリのダ・ミケーレのピザが美味そうてことだけ分かったので良し。映画としてはズッコケ。