しゃりあさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

3.6

変な映画だと思う

いかんせん中だるみ…?があるがサトジュンのテンポは元々こんなだし、まぁこんなもんだろう
ユンカースカムヒアも分けて観たクチなのでそれはまぁ別に大丈夫だった

ローテンポかつ、絵本文
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囚われた国家(2019年製作の映画)

4.2

悪かったところを先に挙げると、ポスターの二足歩行兵器とかほぼ出ないし動かんところ
ドンパチはやらないし、「予算の都合上見せられないよ!」という部分がたくさんあるんだろうな…というのがとても寂しい気持ち
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Curve(原題)(2016年製作の映画)

3.5

ちょうど今日こんな夢見たわ……
つべに慣れた俺たちには5分でいい1発ネタ
コンバースって雨の日滑るよね

ショート・ターム(2013年製作の映画)

3.5

寝ちった〜
でもラストカットがめちゃめちゃ良かったので良し

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.4

観てよかった〜
息もつかせぬ、とかとは全然違うんだけど、アウトレイジみたいな感覚で楽しめる超上質な作品
おかえもんさんとこの解説が非常にすごいが(なんでこんな解るんだ?)、ボケーと普通に観てても強度が
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横道世之介(2013年製作の映画)

4.4

絶対に知り合うことのない他人の人生を観る、という一種の"覗き"としての映画要素は、観客と役者ないしは登場人物との間にある一定の距離感を担保してくれる

中盤、ラジオで流れる"あるニュース"は美談であり
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.8

面白かったな
賛否あるコメディ表現も、日常的に行われる残虐行為のようでプラスに見える
文脈もクソも関係ないけど、伊坂の魔王に出てくるクラレッタのスカートの話を思い出す
普段から踊ってばかり、踊って暮ら
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スーサイド・ショップ(2012年製作の映画)

3.0

バカ明るい子供が出てきたのでホーと思っていたら、そのまま捻りなく進んだ

青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない(2019年製作の映画)

3.7

原作既読

可もなく不可もなく、原作をきっちり映像化しているという点で秀作
ただ、映画版らしい作画というわけでもなく、テレビ放映版のクオリティのまま14話(90分)といった感じ
演出とレイアウトが甘く
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アイズ(2015年製作の映画)

3.2

伊藤さんの演技が良かった
登場人物の印象が変わっていくのは面白いし、なかなか凝ってるとは思うんだけど、要素とかストーリーの感情ラインがしっちゃがめっちゃか

DOOR(1988年製作の映画)

3.7

ゴア表現がすごい
謎な長回しもチョロチョロあったけど、話題の上からカット、騙し絵みたいな公衆電話、良いカットの方が多い
即ドタバタし出すのかと思ってたら、夕食食うまで一緒にいるのはビビる
さりげなくも
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クラウン(2014年製作の映画)

3.5

ITの劣化版かと思っていたら、いい意味で裏切られた
ウケるくらいの展開を序盤で畳み掛けてくるので、こういう映画なんだな〜と入ってきやすい

着想は「僕の考えた本当のペニーワイズの正体」って感じがしてよ
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柳生一族の陰謀(1978年製作の映画)

4.0

時代劇観たことなかったけどこれはすごい面白かった

鬼に逢うては鬼を斬る 仏に逢うては仏を斬るってこれ元ネタだったんだな〜
狂言の人の演技すげ〜

ファンタズム(2014年製作の映画)

3.3

なんとも言えない惜しさ
雰囲気で怖がらせる感じは黒沢清ファンなのかと思うが、いかんせんショットが甘い画が弱い
プロットも感動モノへ振ってしまい、合間合間で挿入されていた、絵とか色々なホラー描写などの演
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チャイニーズ・ゴースト・ストーリー(1987年製作の映画)

4.0

さらば、我が愛みたいな感じかな?と思ったら、全然普通にアクションコメディだった
ビジュアルなど、今の時代でもいいなぁと思う部分も多く一見の価値あり
2,3と観たい

パターソン(2016年製作の映画)

4.1

モーニングで連載してそうな日常系 違うか

昼下がりとかにゆったり観たいし、何度か観れるなこれは
詩集を読んで再見したい

クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦(1999年製作の映画)

4.3

クレしん映画史上、最低興行収入でオトナ帝国以前では最も日の目を見ていない作品
今作はバラエティというか、かなりエンタメに振った脚本なので仕方ないのかなぁと思ってしまう なぜか二本立てだし

しかし、全
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クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦(1998年製作の映画)

4.4

これだけなんかクリップし忘れてたっぽい
最近またハイグレから見返しているけれど、90年代クレしん映画はヤバい

本郷みつる監督作品4作では、古典的に3枚のお札的なお助けアイテムや、手下を倒してラスボス
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さよなら、人類(2014年製作の映画)

3.7

笑ゥせぇるすまんみたいな映画かな?と思って観たら全然そんな事なかった

各話の登場人物のつながりや頻繁に出てくるセリフから、全話を通してひとつの筋が通った隠れ設定があるのかな?とも思ったけど、そこまで
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映画 としまえん(2019年製作の映画)

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『鉄道員』の助監督が撮ったらしいけど、マジで何を学んできたんだろうか

マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.8

冒頭の方の小屋が丸ごと落ちてくるカット、めちゃめちゃカッコいい
90年代のサブカルチャーっぽい映画って大体こういう色味だよな〜元はなんなんだろうか

告白シーンのスタンドバイミーっぽいノスタルジー、ヤ
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.7

ハインライン原作とのこと 短編は未読
短編原作だけあって短編ッて感じの内容
要するにネタがひとつでこじんまりとしながらよく纏まっている
しかし、50分ドラマでもいいだろというくらいにはネタが読めるのに
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

4.2

うーん、なんでこんな評価低いんだろう

渇き。とアウトレイジを足して二で割ったようなノリ
詰め込みすぎ感はどうしても否めないが、早口で投げ付けるようなスピード感はかなりよかった
もちろんそれが内容理解
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スマホ拾っただけなのに(2019年製作の映画)

2.8

カメ止めを観ずにタッカーとデイルを参考にしていたらもっとよかったのではと思ってしまう
でも本家よりは面白いのがなんとも言えねえ
演出もしつこいが、作中女にしつこくせまれという助言があったところで笑った
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ビッグ・バグズ・パニック(2009年製作の映画)

3.2

シャークネードくらいわちゃわちゃしてくれてたらもっとおもしろかったかもしれない
60分くらいでよかったなぁ
いろいろと惜しい〜 2が出ないのも納得してしまった…

何食わぬ顔(2003年製作の映画)

3.9

何食わぬ顔をしながらという話
なんだかおかしみがありつつも、皮肉が同居してる気がする
たぶん僕は普通に濱口監督の話し方というか脚本の文体が好きなんだと思う
ハッピーアワーの逆光に通ずる暗い撮り方
後出
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

3.8

演出の妙
「飛び出す絵本に夢中になるすみっコたちが、そのまますみっコたちに夢中になる子供たちの構図になっている」というのは本当だな〜と思った