ベルサイユ製麺さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ベルサイユ製麺

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ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.9

あらやだ、デイミアン・チャゼルですよ!
『セッション』、続く『ラ・ラ・ランド』で大いに喝采を浴びながらも、JAZZ警察にピッタリマークされた事に嫌気がさし、今回は宇宙物に鞍替えしました。…でも宇宙には
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コード211(2018年製作の映画)

3.2

…私共は常日頃「ニコラス、変な映画ばっか出るなー。…まあいいけど」などと思っている訳ですが、普通の映画に出たら出たで「ニコラス、なんでこんな普通の映画に出るんだろ?…まあいいけど」と思ってしまう。つま>>続きを読む

トゥ・ヘル(2018年製作の映画)

3.2

という事で、終身ニコラス刑執行中ですので(猫映画刑、毎熊刑も執行中)、これも当然観ます。近年の最高傑作『マンディ 地獄のロードウォーリアー』と比べてもスコアは著しく振るいませんが、ニコラスの良さはスコ>>続きを読む

マンディ 地獄のロード・ウォリアー(2018年製作の映画)

4.0

キタァ!
ニコラスの新たな代表作!!!
…一応申しておきますと、代表作=一番良い作品のつもりで言ってはいませんよ?一番ニコラスらしい作品ということであって…。


山男レッドはまあまあスピリチャルな
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ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

3.7


ニューオリンズ、ビールストリート。黒人の若い恋人たち。厳しい暮らしも二人でいれば乗り越えられる…筈だったが。


年代…は語られなかったと思うが、まさかピッタシ現代って事もあり得るのかな?どうだ
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いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.5

いつだってやめられる!
どこからだって見始められる!

…み、観ました、1本目。なんかホントすいません…。


冒頭、夜。薬局の壁にもたれかかるピエトロ。
モノローグによると、「イタリアにおける違法
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いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち(2017年製作の映画)

3.7

☆うわわイッケネー☆
これ、三部作の1本目じゃなくて2本目じゃないスか!完結編先に観ちゃったから、せめて1→2とみるつもりだったのにィィィィ。フォロワー様と約束したのにィィィ!(ホントにスイマセン…)
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いつだってやめられる 闘う名誉教授たち(2017年製作の映画)

3.5

イッケネー。これ三部作の完結編じゃないスか!やっちゃった〜。でもしゃあない観るかー!


冒頭、3人の男たち(全員髭の中肉中背)が、深夜の公道で輸送中の“クロマトグラフ”なる機器を強奪。
それから一
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

-

こんばんは!
今日鑑賞した作品は『クリード 炎の宿敵』です!
実は、不勉強ながら私、元々のロッキーシリーズのことを良く存じませんで、ちゃんと観させて頂いたのは前作『クリード チャンプを継ぐ男』からなの
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

4.9


飲みの席で知り合った男・ツナキの家に転がり込み、(いつからか)日がな一日寝て過ごすヤスコ。部屋はちらかし放題だ。楽しいことなんて何にも無くて、仕事帰りに弁当を買ってくるツマキの事をただ待ち、彼のや
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(2017年製作の映画)

3.7

栞…と聞くと、途端に心がそわそわと落ち着かなくなります。それが何故だか、思い当たる節は幾つか有るのですが、例えば、あの有名アーティストによる、あの楽曲もその大きな要因なのだと思います。

      
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放課後ソーダ日和-特別版-(2018年製作の映画)

3.5

『少女邂逅』のスピンオフなのだソーダ。脚本も監督も同じく枝優花さん。
『少女邂逅』の主人公ミユリとツムギの喫茶店でのやりとりから物語はスタートしますが、ミユリが落ちこぼれてたり、ツムギがお父さんと仲良
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.1

真空状態の心の中に、より深い虚無が流れ込む。心はその虚無を吸い尽くして、また元の濃さの真空に戻る。いつからか、こんな事を、ずっと繰り返している。


札幌。だらだらとデラシネ的な生活を送る主人公の男
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累 かさね(2018年製作の映画)

3.8

今をときめく若手実力派女優二人が、主役を張った朝ドラの、どっちがパッとしなかったかを口汚く罵り合うサグいラップバトル映画です。印象が酷く悪い『まれ』について言われるままの土屋でしたが、のちのキャリアに>>続きを読む

パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)

4.4

◇CHAOS◇

…と、まとめてしまうのは明らかに早計。シュールやカオスと言えるほど、自分の常識はカチッとして無いし。
しかし、しかし、それではこれをなんと呼ぶ?パンキッシュ・オペラとか?うわぁ、絶望
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響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

2.9


若干15歳の“天才”小説家の生き様とか。


原作漫画が人気であるらしい事、主演の女の子が有名アイドルグループの若き絶対エースである事…ぐらいしか存じませんでした。
自分は漫画も割とよく読むし、
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シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

-

WARNING
心が疲れている人、心が死にやすい人は観てはならぬよ。


イタリア、シチリアの山勝ちな小さな街。
13歳の男の子ジョゼッペと女の子ルナ。互いにほのかな恋心を通わせる。しかしルナの母
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プロトタイプ・マナ 制御不能(2016年製作の映画)

3.7

※☆3.7の価値が有る映画な訳ではありません!このスコアにした理由を最後に書きました!

「選ばれし者の恍惚と不安と二つ我にあり」とは、偉人前田日明の言葉であるが(←ちゃんとした出所があるんじゃないの
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負け犬の美学(2017年製作の映画)

3.8

漫画家の島本和彦先生が、大昔ボクシング漫画を描いていたことが有りますよ。しかもなんと二本ほぼ同時に!
一本は、ヒロイックで若干ファンタジーな少年向け作品“仮面ボクサー”。
もう一本は、パッとしないボク
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ファイティン!(2018年製作の映画)

3.5

マッスル可愛いマブリーちゃんこと、マ・ドンソクの規格外ボディを、如何に自然に物語に落とし込むかに皆が四苦八苦している中、“腕相撲の映画が良いと思う!”と、ド直球を投げる強心臓の男が現れた!きっとこの監>>続きを読む

スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

3.6

《待望のドンキーコングシリーズ最新作!》
今度の舞台は高層ビル!
植木鉢やおじゃまカラスをかわして鉄骨をよじ登れ。ステージ後半ではファイヤーが襲いかかるぞ‼︎
Aボタンでジャンプ、Bボタンでピープルズ
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センセイ君主(2018年製作の映画)

3.2

信用できる筋から「センセイ君主が悪くない」との情報を得ていたのでずっと観たかったのです。
因みに月川翔監督の過去作は『君膵』に☆3.7を、『となりの怪物くん』に☆3.0をつけました。この2作から受ける
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

4.0

これは公開当時、大層話題になりましたよね。そりゃあそうだ、原田眞人監督ですよ!そう、『ガンヘッド』の!! 劇場には若い女性が大挙して詰めかけたと聞きますが、やっぱりみんなガンヘッドが好きなんですねぇ〜>>続きを読む

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.9

はらたま!きよたま!
祓う女と言えば『うる星やつら』のサクラ先生ですね!あとタイトーのビデオゲーム『奇々怪界』の小夜ちゃん!…なんちゃって。いつまでも昭和気分で居られないので、そろそろ平成とやらに参り
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最強特殊部隊 VS 巨大タランチュラ(2014年製作の映画)

2.4

高みを見上げると首が痛くなって目が回りますが、低いところを見下ろすと足がすくんでやっぱり目が回ります。
それで、…これはですね、もうパッケージを見た段階で目眩がしましたね。マジか…。

『最強特殊部隊
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毎日が夏休み(1994年製作の映画)

-

佐野史郎さんお大事に。

皆様にとっては全くどうでも良いことですが、レビューをおやすみすることにします。
…と言いながら明日再開するのか、或いは再開しないのか。風の向くまま気の向くままでございますよ。
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カリーナ、恋人の妹(2018年製作の映画)

4.4

怒り心頭。許し難い。

原題は『Kislota』。ロシア語で“酸”の意だそうです。英題はそのまま『acid』。それが邦題は『カリーナ、恋人の妹』で、cccのレンタル時のジャンル分けは“エロティック”。
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志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.9

普通がなんだってんだ

特別ってなんなんだよ

いいからとっとと自分の姿を見ろよ


高校。最初のホームルームで、大島志乃は散々練習したはずの自己紹介がやっぱり上手く出来なくて、クラスのバカに揶揄い
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

4.3

劇場映画化もされた人気コミック『鈴木先生』の原作者の武富賢治さんが現在連載中の変身ヒーロー漫画”古代戦士ハニワット”(←面白いよぉ!)は、武富さんが小学生だった頃に描いていた同名漫画が基になっているそ>>続きを読む

ディアマンティーノ 未知との遭遇(2018年製作の映画)

3.8

チクショー!映画の野郎!
こっちが普段少しぐらい不規則発言したくらいじゃ到底及ばない、本物の自由を思いっきり見せつけて来やがる…。

導入。
銀河・星雲をバックにタイトル『ディアマンティーノ』が輝く。
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サークルズ(2016年製作の映画)

2.1

圧倒的!!!!!
こんなレベルがあるのかよ…。これはまさに町内会で鑑賞するに相応しい作品!!


イギリス南部、ウィルトシャーの農村で起こるミステリーサークルの取材に訪れたクルーが、なんか…どうかし
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夜明けまで離さない(2018年製作の映画)

3.0

…今まで、TSUTAYAで敢えて手を触れないようにしていた、ある特徴を有する作品群が有ります。その特徴とは“監督”でも“制作国”でも無くてですね、…ジャンル区分で“エロティック”と書いてある作品!
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アンフレンデッド:ダークウェブ(2018年製作の映画)

2.8

たまに有る、タイトルの響きがカッコよくてインプットされてるヤツ!…そんな動機で借りるものだから、当然中身のことなんか碌に知らなくて…


拾ったPCが実は快楽殺人グループのものだった


もうすこ
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.4


郊外の小さな街。人の気配は無くまるで廃墟のよう。
夫婦と娘、その弟、さらに下の幼い男の子が、もぬけの殻の薄暗いスーパーで日用品を物色している。一切声を発さず。忍び足で…。
荷物をまとめ、やはり無言
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プリズン・ランペイジ(2017年製作の映画)

3.2

近頃ちょっと生活に鉄格子が不足している気がしたのでテキトーに見繕って来ました!

    『プリズン・ランペイジ 』!!
今作は、あのシッチェス映画祭の上演作品から“特別に”日本向けにセレクトされた作
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.1

アジア圏を舞台に、知られざる新常識を描くフレッシュな作品、みたいな感じで『クレイジー・リッチ』とセットで語られる事が多かった作品…じゃなかったかな?てへへ…(瞬時に自信喪失)


ちょっと経済的に恵
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