映画を趣味にするぞっ!と意気込んだ頃に『シン・レッドライン』を観ている筈なのですが、何も覚えて無くて…。以降ちゃんと観たのはパルムドール受賞の『ツリー・オブ・ライフ』。印象に残ったのは驚異的に美しい映>>続きを読む
キングコング、子供の頃テレビで観て以来です。コングが大蛇をビリビリと上下に分けるシーンがあったと思うので、多分最初のリメイクだったのかな?それ以外のコングの記憶は、ファミコンの画面の中でスライムを飛び>>続きを読む
テレビでは未だにブラックフェイスを見る羽目になるみたいなので、映画でも観ますかね…。
50年代、アメリカ南部。人種の違いを盾にとられ結婚生活を許されない二人の苦闘の日々。実話の映画化。
『ニュート>>続きを読む
ツタヤの棚の中から、不意に痛いところを突かれた感じがして、確認したらこの作品でした。いい加減この手のタイトルに反応しないようになりたい…。
ドイツ・フィリピン合作。撮影クリストファー・ドイル。監督ケ>>続きを読む
名優ロバート・デュヴァル監督作。
①俳優による監督作は時に物凄く傑出した(部分がある)作品の場合があるし
②大好きなジェームス・フランコが出演しているし
③パッケージでライフルを持つデュヴァルや、タイ>>続きを読む
鑑賞中は低く見積もっても星4.2だな、と思っていたのですが、一晩開けると3.3だったかな?と。平均するとそれらしい点数になりましたね。今後も変わるかもしれない。
普段はあんまり気にしないのですが、ちょ>>続きを読む
どんどん強くなるディズニープリンセス。もう王子様は要らない、どころかきっと今後は、宇宙船唯一の生き残りで未知の生物と闘うプリンセスとか、荒廃した未来の世界で“産ませる機械”として扱われる男達を解放する>>続きを読む
トム・ティクヴァの作品は、撮影の美しさ、ディテールへの拘りなどに感心する事はあっても、正直面白いと感じた事は別段無いのです(単独監督作に限ってはね)。にもかかわらず、なぜ最新作を観ようと思ったかと言う>>続きを読む
ナイスガイズが観たくて借りました!
70年代アメリカ、バディ物、レイジーな探偵、ファム・ファタル(?)に振り回される、とくればもう、書いてるだけで唾液が出てきます。大好物!現在のアメリカの救いの無さ>>続きを読む
ナイスガイズと間違えて借りたのではありませんよ!
なんとも捉えどころのない作品です。
人を食った言動の2人組の不良刑事が、好き勝手やってるうちに、どうやら為すべき事・死に場所?に辿り着く。その行程が>>続きを読む
こんなに平常心でいられないなんてね
触れ込みはソリッドシチュエーション的と聞いていたのですが、意外とsawでも無くて、寧ろ閉鎖環境は上手く生かせてない気がしました。加えて言えばナチパンクスである必然>>続きを読む
景気良く、年越しはハイローでキメるぜよ‼︎初春のお慶びは達磨通せや!
…達磨一家出ないの?…あ、そう。というかSWARD地区の話でも無いの。へぇ。
今作は地雷とは聞いていましたが、思った以上にアレで>>続きを読む
ツタヤの準新作のみをレビューすると決めているので、地上波放映が迫る中とっても焦りました(タダで観ると悪口言えないから)。近所のツタヤは未だ新作扱い、青い帯なのです…。暴利!止むを得ず都心の店舗へ。いざ>>続きを読む
天才ガース・ジェニングス帰還!
ずいぶん待たされましたが、彼の作品が再び観れるだけ大満足です。個人的にはウェス・アンダーソンに匹敵する才能だと思ってます。
擬人化された動物達のCGアニメというとどう>>続きを読む
一応はサスペンスとしての体裁をとる本作ですが、原作吉田修一×監督李相日の座組みで創るものがエンターテイメント的に消費される為の物の筈も無く、私自身もお話そのものは理解出来たものの、この作品が何を伝えん>>続きを読む
最近カンで選んでもあんまり外さないし、ブラジルの映画たまに物凄く面白いし、ひょっとして第2のメイレレス?キュアロン?とか思いましたよね…。
お話はそれなりの出来なのかもしれません。(パッケージにハリ>>続きを読む
これ、藤子・F・不二雄先生の漫画で読んでみたい!ひとりぼっちの「シ〜ン」とした感じが怖くなったのは、ドラえもんが原体験です。礼儀正しいロボットがカタカナで喋る感じとか、あとj・ローレンスの入浴シーンと>>続きを読む
地上波をやっている裏でレンタルで観ました(謎の心理)
基本的にあまり褒められないので、今作がお好きな方はそっと閉じて下さい…。
なんとなくこの映画、中野監督にとっての『バッファロー’>>続きを読む
テレビや映画で川縁の土手が映ると『これ近所なんじゃない?』って思ってしまいませんか?酷い時はアニメの背景でも『近所?』ってなる…。
『湯を沸かす〜』の予習で観ました。
『群像劇で・時系列がいじってあ>>続きを読む
キモイキモイキモイキモイキモイキモイモイキモイキモイキモイキ…モイキ?喪息?何⁈
引きこもっていた人が、頭が良くなくて、気持ち悪かった。何も救いがないダークファンタジー。『湯を沸かす〜』の予習として観>>続きを読む
某脚本のお医者様が年間チャートに挙げていたので借りてみましたよ。
とかく大雑把な印象になりがちなディストピアSFに於いて、繊細な描写の積み重ねのみで、ここまで綻びを感じさせない世界観が構築できるのは、>>続きを読む
某脚本のお医者様が年間チャートに挙げていたので借りてみました。
『○○ー・○○○タ○○』や『○○○○の○マー』を、敢えてダルなフィーリングで展開した様なやや苦めのロマンティックコメディ。
リアリティラ>>続きを読む
『裏切りのサーカス』に撃ち抜かれ、更に『ナイロビの蜂』の原作も彼であった事を知るに至り、原作者としてのジャン・ル・カレに対する信頼は揺るぎない物になりました。原作者で作品を選ぶようになったのは彼が初め>>続きを読む
ティム・バートンの良い観客ではない自覚はあります。明らかな悪ふざけダークコメディや(表面上の)ファンタジー成分が無い作品は安心して観れるのですが、彼が異形の者を主人公に据えた時の真意をいつも上手く測れ>>続きを読む
地上波オンエアすると聞き、慌ててレンタルです。したり顔がしたいからです。ついでに言うと真面目なジブリファンでも有りません。
『多色刷りの版画が動いてる!』『背景が森の絵本みたい!』『人間がプリンス・>>続きを読む
ナチの元将校を追い詰める話といえば『ゴールデンボーイ』や『きっと ここが帰る場所』などを思い出します。それぞれ印象深い作品。さて、今作はというと…。
粗筋だけを箇条書きにしてみるとなかなか良く出来た>>続きを読む
書けることが少ない……。
原作は未読で、鑑賞前の予想は『暴力大将スコセッシ監修の手際良い責苦で苦しむ隠れ切支丹達、宣教師様の葛藤などを、圧の高い画作りとキレの良い構成・編集で一気に呑み込ませる暗黒歴史>>続きを読む
ドヌーヴ力凄い。表情を動かさず、深層心理が一変した事を表現する神秘の演技メソッド。もはや神々しいです。対するギヨームもまた素晴らしい。ただ小賢しいだけにも、もっと深い部分で人間を知り尽くしている様にも>>続きを読む
掘り出し物感・オブ・ザ・イヤー。…そこまでじゃないかな。でも、ひっそり埋もれ発掘されるに相応しい良作です。
母と暮らす青年と、両親とはぐれたモンスター。警戒しあいながらもやがて打ち解け、青年に思いを>>続きを読む
「このまま一緒にいたらさぁ もっともっと好きになってしまいそうな気がしてる」
…同感
いつのまにかペースつかまれて
すげーうっとうしいんだけど楽しくもあってさ
あなたのあたまの中覗いてみたい
なん>>続きを読む
あぁ、いろいろ気持ち悪い…。
最初から最後までずーっと不吉な事この上ないです。
ぶっちゃけ上手く理解出来ませんでした。恐らく、禍々しい何者かと神々しい何者かが、ある村で次々と人間を試している、みたいな>>続きを読む
札束をスポンジがわりに、血で血を洗う最低最悪のバトルロワイヤル。悪の蠱毒ができちゃうよ!
悪党が入り乱れる映画は多々ありますが、悪党の姑息さも凄惨さもここが極点でしょう。これ以上いくとファンタジーの類>>続きを読む
あのタコ、オールドボーイでチェ・ミンシクに齧られてたやつらしいですね。嘘。
噂に違わぬド変態ぶり。こんなの理解できんわ、と思ってたのに特異な話が段々が飲み込めるようになっていきます。これはひょっとし>>続きを読む
変な役ばかりやりたがるキアヌと出会うモデルぜんぶ狂わせるガールの話です。嘘。キアヌあんまり出ませんね。
一目瞭然ルックが過去のレフン作品とは異なっていますし、始終抑えたテンションで、まるでクローネンバ>>続きを読む
こんなに重苦しい映画久々に見ました。冒頭の最前線のシーン。顔面を炸裂させて横たわる兵士。血と体液の中で鈍く光る写真入りのペンダント。この物語がどんなトーンで語られるのかを強烈に印象付けます。
幼い甥>>続きを読む
これはもう本当に面倒な作品です。感想を書かないのだったら「分かんネ」で一蹴したいところです。
SCUD監督の他の作品を未見の為、普段との比較が出来ませんが、この作品だけで判断すれば“大衆も観れるアート>>続きを読む