ポンコツ娘萌え萌え同盟さんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

グレゴリオ・コルテス(1982年製作の映画)

3.5

西部劇と思って買ったら実質西部劇じゃなかった!西部劇を期待してたから最初の方は肩透かしを食らった感じがした。
舞台は西部だけど!
西部劇といえば渋めでクールな痛快さが好きだ。でも本作は実質西部劇ではな
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エノケンの法界坊(1938年製作の映画)

3.1

急に歌うよ!

エノケンものは何気初めてですね!なんでも「日本の喜劇王」らしい。
”喜劇王”と言えば個人的に敬愛するバスター・キートンの印象が強いけど、なるほど確かにこれもコメディ映画だしラストも喜劇
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幽霊小判(1960年製作の映画)

3.8

隠れた良作。
本作は怪奇、サスペンス、そしてミステリ的な立ち位置にあるけど、ある意味物語の第三者的な立ち位置にある六助とやん八のコンビが出るシーンはトンチキなのでコミカルな部分もあり楽しめる(浮いてる
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千代田城炎上(1959年製作の映画)

3.7

タイトルだけ見て想像していた作品とはだいぶ違ったこの作品はそう、大奥モノの作品だった。

扉を開くOPを抜けた先に大奥の世界に連れて越されて、まるでワラワラといる御半下の人が集まる中で、一人だけ浮いた
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ショコラの魔法(2021年製作の映画)

2.5

映画を見る傍らで、ココ最近は少女漫画にハマっていた。特に入り口は『ちゃおホラー』だった。そのため若干ちゃお漫画に傾倒していた流れで『ショコラの魔法』が実写化するのを知りを見に行った。

正直『ショコラ
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カーバー&パコ〜トゥーマッチゴールド(1972年製作の映画)

3.1

うわ!安っぽい!安っぽすぎる!!カメラ回しから明かり含めて安っぽい。
何もかもがせいぜい凡作程度。
だけど安っぽいマカロニウエスタンが好き!

主演はマカロニウエスタンスターである俺たちのアンソニー・
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ザ・マニア 快感生体実験(1986年製作の映画)

3.5

FANZA動画にて鑑賞。
開始数分にしてはカップルのえっちを普通に見せられては、その後タダの奇妙な海辺のホテルに女一人で旅行に行くなど、夢野史郎にしてはパンチが足りない。
と思ったのも杞憂でした。タダ
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アルターフ -復讐の名のもとに-(2000年製作の映画)

4.1

一見顔の良い筋肉ムキムキでナイスガイのイケメンが過去への復讐がトリガーとなりテロリストとして活動するようになる。しかし本作はそんな単純な内容ではない。
連鎖し交錯する哀しみと復讐の世界から洗い出される
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隙魔 -すきま- 幽霊団地(2005年製作の映画)

1.6

サエコ先生、完全にサイコの言葉遊びじゃん。
怖くないホラーってだいぶ致命的だと思う。つまらないけど、思ったよりストーリーはあった。
完全なる無を我々に見せつけたクソ映画「死霊の盆踊り」の悲惨さには遠く
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C A R P E D I E M カルぺ・ディエム(2018年製作の映画)

2.7

マジ卍wwww正直あんま面白くなかった。いじめられっ娘がこの世に生きづらい少女が一人の女の子をストーキングしてひょんなところから銃を手に入れる物語。

今作は過剰ないじめが原因だけど、生きづらさは極め
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秘剣破り(1969年製作の映画)

3.4

かの有名な時代劇「薄桜記」自体触れるのがこれが初めて。
それにしても最初から高田の馬場に中山安兵衛が向かうけど、数ヶ月前に観た「堀部安兵衛(1938)」も高田の馬場に向かっていき決闘始まりだったので少
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あさがおと加瀬さん。(2017年製作の映画)

3.7

再鑑賞。かつて存在した百合アンソロシリーズ「ひらり、」の代表格、「加瀬さんシリーズ」の劇場OVA化。
と言っても「あさがおと加瀬さん」は加瀬さんシリーズの第一巻タイトルだが、劇場OVAでやったのは2巻
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三つ首塔(1956年製作の映画)

2.8

久々の神保町シアター再開!しかも待ちに待った金田一耕助特集だ!とテンアゲしながら神保町に向かった。
横溝の金田一耕助シリーズはたまに読むけど、今回見る三つ首塔は完全初見だった。しかも見たことない片岡千
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ウエスタン(1968年製作の映画)

5.0

再鑑賞。初見時はここまで凄い映画だとは思っていなかった。
だけど映画好きになった直後辺りから何回か観てきて、毎回新しい発見や本作の面白さに気づいてどんどん好きになった作品も珍しい。
自分語りになるが大
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ジュリア・ザ・レプリカント(1986年製作の映画)

2.8

Twitterのみながボヘミアン・ラプソディで盛り上がる中、私も音楽映画を見ていた。
忙しい歌姫の複製人間を作る物語だ、度々歌うシーンも出てくるし実質ミュージカルSF映画と言ってもいいだろう。

しか
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女殺し油地獄(1957年製作の映画)

4.1

まず始まってわっと多くの人々が出てきて、罵声を浴びさせられる……。どうやら一人の男が死刑になるらしい。
その男、河内屋のドラ息子こと河内屋与兵衛が死刑になるまでが本編で展開される。

原作は近松門左衛
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魔処女(1996年製作の映画)

3.0

ホラーというよりはほぼラブコメ。政略結婚嫌でカナダの叔母のもとに逃げてきた背後を取りたくなる系ヴァンパイアお嬢様のカルミーナが苦汁みたいな色した薬で人間に化けて人間の男と恋する系のお話。

言っちゃえ
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野戦看護婦(1953年製作の映画)

3.6

パッケージのあらすじくん、内容の一部の要素を間違えていてあらすじが非合理的になっている。

というのも本筋が南風洋子演じる雪子の恵子への片想い百合という部分が大きく関わる内容なのに、あらすじのその要素
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照る日くもる日 後篇(1954年製作の映画)

3.9

10分くらいの長い前作のあらすじを抜けた先は、前作の決着…がつかずに後編が始まる。

だけど物語は京へと進み池田屋騒動の襲撃から怒涛の京の舞台の始まりに満足したけど、それでは終わらない。幕末の流れが激
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照る日くもる日 前篇(1954年製作の映画)

3.5

まあ前後編で別れているので前編だけで評価するのは難しい。
これも終わり方とか後編に続くよ!といった感じの熱い壮大な戦いが始まりそうなラストのシーンカット!太陽とそれを覆い隠しそうな翳る雲!なんか火災起
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勘太郎月夜唄(1952年製作の映画)

3.0

TSUTAYAでも蔦屋でもない『つたや』という店が出てくる(どうでもいい)。それ以外の印象正直あまり感じなかった。チャンバラも微妙だし。

死んだはずの勘太郎が実は生きていて、ヤクザもんからカタギにな
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クライマックスレイプ 剥ぐ!(1979年製作の映画)

4.0

強姦ものはエロ漫画で触れてきたりしたけどここまでここまで熱量を持った作品も早々ない。

───人里離れて閉鎖された住居に駆け落ちしたカップルがレイプされる。

仕組まれたレイプを描いてる物語の面白さの
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東海道 弥次喜多珍道中(1959年製作の映画)

4.2

傑作ハイテンション時代ロードムービーここに開幕───!

新選組はともかく、ワンシーンとはいえ鞍馬天狗のパロこと"グラマー天狗"や、むっつり右門のパロこと"むっつり左門"が突然出てきたり他の作品まで巻
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振袖狂女(1952年製作の映画)

3.8

目立ったチャンバラシーンはほぼ序盤ですが伊福部昭の音楽もあってそこそこだった。だけど本作はチャンバラよりもドラマ性だ。

『振袖狂女』は大阪の陣の後の豊臣側の残党の物語だ。鶴姫を守る為に豊臣を討たんと
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きんいろモザイク Pretty Days(2016年製作の映画)

3.7

まんがタイムきららの熱が再熱しているので勢いで鑑賞。
TVアニメ版きんモザに触れたのがハロー!放送時以来だと思うので触れても大丈夫か心配だったけどなんとか大丈夫でした。

本作はあやや主役の物語となっ
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地獄曼陀羅 アシュラ(1993年製作の映画)

4.0

このリベンジサスペンスぶりに震えた。序盤にあるインド映画らしいダンスは本編見たあとだと恐怖を感じる。特にシャールク様のやつ。

シャールク様といえば危険でダークだがクールなキャラクターの印象が強い。
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ポイント・オブ・デッド/復讐捜査線(1996年製作の映画)

3.4

なんかB級感強いけど重厚感ありそうなサスペンスみたいなパッケージ!
クラシック音楽の旋律と共に爆発する爆破装置『XR4000』!!
でも中身はやっぱりテレンス・ヒル主演の映画なんですわ。

海外から戻
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元気の出るウェスタン/荒野は最高!(1985年製作の映画)

2.8

えーと、あのですね。この手の作品はコメディの面白さが重要だと思うの。だけど本作はコメディ的な立ち位置にある西部劇だけど全く笑えないくらい面白くない。

ペテン師の二人組銀行強盗未遂みたいなことかまして
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真昼の決闘'88/殺戮汚染都市(1987年製作の映画)

3.2

B級だ!!とてもB級だ!!!荒野に囲まれた辺境の田舎が一つの謎の組織によって封鎖──殺戮行為に汚染された実験場と化す。そんな街に迷い込み巻き込まれた主人公達が生き抜くサバイバルSFアクション的な作品。>>続きを読む

UFO仮面ヤキソバン 怒りのあげ玉ボンバー(1994年製作の映画)

3.3

おい見ろよ!ウフォだってよw!ウフォウフォウフォウフォwwwww

かつて日清のcmで活躍した『UFO仮面ヤキソバン』をビデオ映画にした特撮ラブコメディ……でいいのかな?
ヒーローらしくもちろんバトル
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2ガールズ(1995年製作の映画)

3.2

はあどっこい百合えっち。
今まで見てきた洋画の百合映画、だいたい百合えっちするシーンが例にもれずあるんだけど、本作も例に漏れず百合えっちがある。
はあどっこい百合えっち。

それにしても洋画で学生百合
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西部のリトル・リタ〜踊る大銃撃戦〜(1967年製作の映画)

3.2

現代風に言えば実質アイドル映画。イタリアの歌姫リタ・パヴォーネがマカロニウエスタンに殴り込んで来て、"リトル・リタ"として暴れる映画。あとニニ・ロッソもカメオ出演してる。

抹消する予定だった盗まれた
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ステラ・ダラス(1937年製作の映画)

3.9

ある意味ではラブストーリー。だけどラブストーリーとは言っても恋愛なんてものではない。この『ステラ・ダラス』は母から娘への愛をメロドラマ的に描いた一つのラブストーリーとも言える。

庶民出身のステラ・ダ
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R.O.D -READ OR DIE-(2001年製作の映画)

4.2

秀逸なOVA作品。その実態は異能バトル、ファンタジー、SF、エージェントもの、美人、百合等のジャンルの複合が激しいがジャンルの交通渋滞が起きずに上手く融合できてる。

というか開幕雷の異能を使役してホ
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昨日消えた男(1941年製作の映画)

3.5

マキノ雅弘の時代劇といえば、やっぱりチャンバラ時代劇の印象が強いのですが、これはミステリ時代劇ですね。

コメディタッチ的な部分はあっても、ミステリの箇所がしっかりしている。
中身は勘兵衛なる男が殺害
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落ちた偶像(1948年製作の映画)

3.8

サスペンスというよりドラマ映画だと思う。サスペンスとして見るなら地味だけどドラマ映画としては優秀だと思う。

周りが大人だらけで子供が主人公のフェリップ少年くらいしかいないのがまず第一印象。
本作で描
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