ポンコツ娘萌え萌え同盟さんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

マニカルニカ ジャーンシーの女王(2019年製作の映画)

3.8

戦う女の子が好き。戦場に立つ王妃ラクシュミー・バーイーの美しさと強さ体感した。

そんなラクシュミー・バーイーだが本作では3つの象徴を強く感じた。
一つ目は母としての象徴であるラクシュミー・バーイー。
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

結論から言うと、私はシン・エヴァンゲリオンに評価はつけられない。作品は確実に素晴らしいものだった。

旧劇以上に未知の映画体験だった。旧劇ほど(映像的な)インパクトがでかくショッキングな幕引きというわ
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ナイト・ウルフ 武装襲撃(2008年製作の映画)

3.7

今年の個人的なパッケージ詐欺賞、早くも決まったな。パッケージ見ておそらくテロリスト派手にぶつかり合う作品だろうという印象が強いけれども中身は緊迫感のあるサスペンス作品です。

ただパッケージ詐欺とは裏
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Tokyo 7th シスターズ 僕らは青空になる(2021年製作の映画)

4.1

シリーズ完全初見だけど良かった。

"光"………………………………………。

久々にCGじゃなくて完全作画のステージアイドルアニメ見たなと思ったらグラフィニカとゆめ太カンパニー結構関わっていてビックリ
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シベリア脱走戦線(1967年製作の映画)

3.1

愛は国境を超えることができるか?
可もなく不可もなくといった感じのB級スパイ映画。とはいってもやはりタイトルがシベリア脱出戦線なので後半の脱出劇の方に見どころが集約する。

一応中身はラブストーリー的
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生れながらの無宿者(1958年製作の映画)

3.8

OPが終わってからいきなり場面が墓だったり以前に探しに行った二人は戻ってこなかったり序盤あたりの会話や妙に重いbgmなどはどこか西部の世界の死が漂っている感じ。

富豪に依頼されてまだ一度も見つかって
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ペッティング・レズ 性感帯(1993年製作の映画)

3.5

タイトルから想像した内容とは全く違うレズもの。狂気的な愛を炙り出した怪作ともいう。
そしてやっぱりサイコレズなんだよな!!!!!!!!

本作の源流としては愛だけれども、本作のセリフにあるように愛は時
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無頼プロフェッショナル(1971年製作の映画)

3.4

マカロニウエスタンのコメディ。まあ個人的にはリー・ヴァン・クリーフがかっこよければそれはそれで良しのオタクではあるんだけど、本作で一番気に入ったのは爆破の描写かな。

もちろん怪し気の美女に振り回され
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ガメラ2 レギオン襲来(1996年製作の映画)

4.5

再鑑賞。電気と電磁気とは今となっては日常に欠かせないものだ、だがそれが異常を発したり奪われるなら?日常のラインは侵され非日常が侵食していく。

序盤のホラー的な演出の上手さ。特撮とホラーは切っても切り
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砂繪呪縛 第二篇(1927年製作の映画)

3.7

ぶっちゃけ第一篇よりもこっちのほうが好き。第一篇よりも時間が長いのもあるけれどゴリゴリにアクション・チャンバラが増えて更に娯楽性が高い作品としてまとまっている。

相変わらず構図もそこそこいいし、殺陣
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砂繪呪縛 第一篇(1927年製作の映画)

3.4

いまいち話がつかみにくいなと思ったけどVHSのパッケージ曰く"「第一篇」「第二篇」にも欠落部便があって筋がたどりにくい"と書いてあるから仕方ないのだろう。

一部のシーンでハンドジェスチャーなども使わ
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何が彼女をそうさせたか(1930年製作の映画)

4.1

某アニメのサブタイトルに使われていたから緊急視聴したけど良かった。

1930年に放たれた衝撃の邦画。キリスト教は神は愛だと語るが、それが否であることを明るみにするほど過酷な運命に翻弄されるすみ子の人
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国定忠治(1958年製作の映画)

3.7

時代劇の裏、ヤクザの世界。百姓衆の為に悪代官を斬って凶状持ちとなった国定忠治の旅。

とにかく国定忠治に扮する片岡千恵蔵がかっこいいし、若干ドスの効いたボイスも本作と合っていて素敵…///
本作の場面
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WAR ウォー!!(2019年製作の映画)

4.0

男前のイケメンマッチョとイケメンマッチョがぶつかり合うだけで面白いのはこの世の真実。

インド産スパイ映画といった感じだが多くのスパイ映画を参照にしているだろうと思われる箇所がアクション面や物語面で大
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関の彌太ッぺ(1963年製作の映画)

3.8

槿の花言葉は信念らしい。
十年前に娘さんを助けた渡世人の彌太っペと、その娘の親に金を盗まれて親を斬り殺した森介。十年後での再会は歯車が狂い出す。
数多くある時代劇の中でもアクション面よりもドラマ性の高
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処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ(2014年製作の映画)

4.2

ゾンビ、ナチス、嘔吐、オタク等作品の全てがB級要素で塗り固められてるのに大傑作級の作品ですごいし、第二次世界大戦をも巻き込む壮大な復讐劇だった。

手をかざすだけでゾンビ化をさせるという設定の時点で他
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残酷ドラゴン 血斗竜門の宿(1967年製作の映画)

3.6

本編にあんまり関係ないけど最初に出てくる製作会社のロゴの音楽が20●h century FOXのロゴの音楽みたいで笑っちゃった。

作品の大体の場面が中国の荒野の辺境にある宿屋での戦いだったけど良かっ
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レズビアンレイプ 甘い蜜汁(1991年製作の映画)

3.4

アイスキャンディー。
タイトルから想像した最高のケースと最低のケースにもならず予想斜め方向の作品だった。

レズ行為はあるがあまり多くなく、またやはりレイプ等はあるけれど、それ以上に狂気を強く感じる構
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性夢の館/ブロンド妖婦の罠(1986年製作の映画)

2.6

ぼかしが濃すぎて何もわからないし抜けない。しかも湖みたいなところを全裸で走るシーンがあるが、そこでも強いぼかしを入れているのでシュールすぎて笑ってしまった。

ところで『お望みなら続きます by監督』
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風雲天満動乱(1957年製作の映画)

4.7

※続風雲天満動乱 完結編を含めた感想となっています。

アラカンが扮する大塩平八郎、味があってかっこいい。
……というか、これ隠れさせちゃいけない邦画の傑作の一つだろ。
VHSしかないのが悔やまれる。
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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

4.4

衝撃的な終劇。アニメ映画の中でも圧倒的に問題作にして怪作。そして何回観てもやはり難解、というかその時によってラストの解釈が変わってくる。

ショッキングなシーンが多いが本作だが『Air』はグロテスクな
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ゆるゆり なちゅやちゅみ!(2014年製作の映画)

4.0

さくひまさ、お前ら何なん?互いに口つけたスプーンでカレー食べさせあいっこして無意識にイチャついてさ。世の中には間接キスというものがあるけどさ、スプーンみたいに直に口腔の内に入れるからさ、もっとディープ>>続きを読む

真昼の決闘2(1980年製作の映画)

3.0

『真昼の決闘』のスタッフほぼいないで続編!という時点で草生えるけど、以外にも真昼の決闘という前作を設定にある作品だった。

脚本は『オンブレ』等で有名な小説家のエルモア・レナードが手掛けるが、はっきり
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鞍馬天狗 龍驤琥搏の巻(1938年製作の映画)

4.0

角兵衛獅子の続編的な作品。前作よりも作品としてパワーアップしているという印象。特に最序盤の"ええじゃないか"の裏で謎の組織に襲撃された痕跡があるのはすごく幕末感(?)をぐっと感じる。

前作は新選組だ
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鞍馬天狗 角兵衛獅子の巻(1938年製作の映画)

3.1

鞍馬天狗シリーズ見るのは初めてだけど、これといい大天狗出現といい幕末にアラカンの変装ヒーロー多すぎだろ。でもそんなアラカンが好きだ。

物語は個人的には可もなく不可もなしといった感じだが、本作はヒーロ
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OL百合族19歳(1984年製作の映画)

3.2

日活ロマンポルノ見るの、初めてです。なるほど確かにAVとはまた違ったセックスの撮影方法しているなと思った。

しかし本作は百合を名乗っているがまぁー百合えっちよりノーマルセックスのほうが多いかなあと思
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劇場版 アイカツスターズ!(2016年製作の映画)

4.2

公開当時あまりの百合っぷりに当初の私は劇場で脳を破壊され悶え死にかけた。そして今や公開から早数年、再鑑賞したがやはり今見てもあの頃の胸のときめきが変わらなかった。
つまり、超高濃度百合映画です。

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キャッツ(2019年製作の映画)

4.1

この作品は酒を飲んで酔った状態で観ると作品の世界にうまくトリップできて映像を見ていると楽しい。

特にデザインの独特性もあるけれど、強めの彩色や猫の世界なのにネオンがあったりどこか怪しい雰囲気すごく魅
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激突!殺人拳(1974年製作の映画)

3.4

武道で構えながら「コホー」って吐くの、漫画の世界だけだと思てたけどそうじゃなかった。

バイオレンスにマフィアに格闘に、そして主演・千葉真一と70年代コテコテのB級映画を煮詰めたような作品で、マフィア
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フランコ・ネロの 新・脱獄の用心棒(1972年製作の映画)

4.5

久々にマカロニウエスタンの個人的なトップ10を塗り替えるほどの傑作。

牧師の格好に扮して自称ロシア公爵を名乗る胡散臭い強盗をフランコ・ネロが演じ、
脱獄したけれど色々あってエル・サルバドルと偽ること
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右門捕物帖 片眼狼(1951年製作の映画)

3.0

むっつり右門もの。海賊の町に蔓延る悪党卍組がかの有名な同心の右門がやってくると騒ぐ中に一人の奇妙な風来坊がやって来る。

眼帯をつけて片目のギラギラとした男、しかも俺は狼だ!と言わんばかりに狼と書かれ
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大天狗出現(1960年製作の映画)

3.5

時は黒船来航!下田に蠢く悪の影と銃声!老中と佐島屋が組んで武器購入して暴利を貪ろうとする計画!とてもビューティフォーな芸者を付け狙う怪しいカタコト外国人のブレナン!
それらの悪事を粉砕するのが天狗の仮
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國士無双(1932年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

弁士つきの鑑賞。現存してるのが24分間だけだけどそれでも面白いコメディ時代劇の佳作です。

剣豪・伊勢伊勢守に成りすました贋物に本物の伊勢伊勢守に負けるなど多くの場面で笑いながら鑑賞していた一方で、本
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カットスロート・ナイン(1972年製作の映画)

3.7

再生して最初に思ったのは白銀の世界ということ。雪が降り積もった西部劇映画は『殺しが静かにやって来る』を観たとき以来だった。

本作品は残虐性の高いマカロニウエスタンとしばしば評され、映像にも血や腸など
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