ポンコツ娘萌え萌え同盟さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

あそばれる女(1981年製作の映画)

3.6

本作の犯される若妻を演じる風間舞子の肉体と乳首に包丁を這わせるのにゾクゾクすると同時に異常なくらいフェティシズムが刺激される。
しかし小沼勝監督『妻たちの性体験 夫の目の前で、今…』ではバターをケツに
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それいけ!アンパンマン ドロリンとバケ~るカーニバル(2022年製作の映画)

3.1

おばけねこのデザインが頭部猫で体が(羽生えている以外は)魚だったので実質シーにゃんだった。
今回はおばけの国でも変身が下手で落ちこぼれのドロリンが何でも化けられるマントをクリームパンダと共に取りに行く
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ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ(1998年製作の映画)

3.3

当たり前だが私はジャクリーヌ・デュ・プレは演奏の中でしかほぼ知らない。
とはいえ多発性硬化症で短命だったのは知っているが、彼女の歩んだ道を詳しく知るわけではない。

本作は全身でチェロを弾く天才チェリ
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狂った脱獄(1959年製作の映画)

3.1

岡田眞澄が演じる岩上を突き進ませるのは怒りと思い込みの暴走。女房が強姦を受けて怒るのはわかるが、その勢いがショートしたのが本作の発端の凶行の1つでもあるだろうし、本作に肝にもあると思った。
そして真犯
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忍者狩り(1964年製作の映画)

4.0

お墨付きを奪おうとする甲賀忍者とそれに抵抗するは素浪人達。
物語自体は単純なんだけど、攻防戦や近衛十四郎の殺陣、映像の構図から明暗の使い方までところどころ娯楽映画としての面白さが上質でよく出来ている。
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やりんこチエ いちじく診察台(1985年製作の映画)

3.5

小学生じゃなくて新社会人のチエちゃん。そしてホルモン焼き屋でなくおでん屋を営む少女とその周りの物語とある意味青春。
卒業証書もらったからって卒業式を抜け出してから本作を通して少女から成長していくのを見
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ハイテンション(2003年製作の映画)

3.6

フォロワーが百合だと言ってたから観た。たしかに百合と性欲だった。
実際オナニーしてるし、究極のオナニー映画だと思う。
スプラッター映画としてが売りの本作だけど個人的にはサイコサスペンスホラーとして純粋
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殺して祈れ(1967年製作の映画)

3.1

虐殺から唯一人生き残り、牧師に拾われてはクリスチャンと成長するも、凄腕ガンマンの異才を発揮!
そして家出したプリンシーを追っては巻き起こる不思議な旅と因縁!それは神のいたずらか?それともそれは定めか?
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浮かれ狐千本桜(1954年製作の映画)

3.0

源氏を除名された義経一行の逃避行と、静御前を助けるため忠信に化けた狐の活躍と。『義経千本桜』を翻案としているらしいが詳細は知らない。

ただ義経千本桜について調べた感じだと悲劇らしいけど、
『浮かれ狐
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悪魔のかつら屋(1966年製作の映画)

3.2

女子大生の失踪と100%人毛のカツラを売る店のその実態は、キチガイババアと人の頭の皮を剥ぐ変態キチガイの息子の店だった!
頭の皮剥ぎの変態といえば『荒野のドラゴン』のクラウス・キンスキーを思い出すが、
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プラーグの大学生(1913年製作の映画)

3.5

地位の違う伯爵令嬢のあのコに近づくため青年バルドゥイン(VHS表記だとボールドウィン)の悪魔の契約を交わした途端、鏡からドッペルゲンガー…シャドウが現れたとき、虚像は現実を犯していく。アルフレッド・ド>>続きを読む

ご注文はうさぎですか?? ~Dear My Sister~(2017年製作の映画)

3.2

2巻〜10巻+MAX今月分まで約8年越しに追いついたので鑑賞。アニメ版は1期の頃少しだけ見た感じ。
内容は5巻のココアの帰省を基に一部アニオリ的な要素を交えて感じ。

それにしてもココアちゃんは花火と
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ジャンヌ・ダルク(1916年製作の映画)

3.5

公開年月が第一次世界大戦真っ只中の中にあり、序盤と終盤が現代(第一次世界大戦当時)のイギリス軍を映している………。
が、本編の大筋は田舎娘からフランスの英雄、そして魔女として処刑され悲劇の最期を告げた
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女囚701号 さそり(1972年製作の映画)

4.0

序盤から脱走から始まるこの映画ほんとに1時間半?と思えないくらい展開が楽しい。

松島ナミを演じる梶芽衣子のその眼の強さはいづれか恨みを報いるため。
そんな眼が印象に残るのと、度々映る過剰で漫画チック
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乾いた人生(1963年製作の映画)

3.6

ちょっとうるさいくらい鳴り響くあの車輪の軋む音が耳から離れなくってしまった…。
最初の殺風景な風景の世界に現れた一家を軸にした本作は、難民生活の貧困を映した。
しかしいくら雨が降って潤ったりこの土地の
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乗合馬車(1921年製作の映画)

3.8

雄大で穏やかな…そんな田舎に何事も起こらないはずがなく、突然やってきた悪漢によって引き起こされたキネモン一家の不幸の中で、まだまだ半人前の青年デヴィッド(演:バーセルメス)の心情を描いてるのが印象的だ>>続きを読む

ヤマトタケル(1994年製作の映画)

3.4

SFかファンタジーをヤマトタケルっ特撮で包んだ結果大爆笑したった。
だって妖術なんて普通に、ヤマトタケルなんて目からビームだすし、ある場面でメンチビーム対決になるの笑う。ナニコレ。
でも宇宙戦神はかっ
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.7

巨女ブームきてる!!!!!!

デザインもだが、現代の技術ならより人間らしい動きが簡単に再現できるだろうに、それの人間らしい動きあえて外したようなアクション。戦闘中の寡黙なウルトラマン。ちょっとやりす
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花つみ日記(1939年製作の映画)

4.7

百合映画ベスト。
数年前からずっと観たかった映画が観れただけで満足なのにあまりに最高すぎますわ。
なんたって栄子にみつる、すこシャンな乙女たちのやり取りなんですもの。あんまりに可憐さと美しさ、繊細で神
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人妻拷問(1980年製作の映画)

3.5

あんまりに陰毛むしり取られたり人形に陰毛を描いたりするので陰毛の印象が強い。拷問といえばそこまでハードではないにせよ拷問何だけど、
それよりもやっぱり本作は物語の雰囲気の暗い点にあるだろう。

主人公
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モンスターハンティング 復讐の狩人(2018年製作の映画)

1.8

あんまりに苦行すぎて、今日は何オカズにシコろうかくらいしか考えてなかった。それ以外何回も観賞するの止めようかと思ったもん。

雰囲気と防具で誤魔化したような映画で邦題から勝手にモンハン的な面白さを期待
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ニーベルンゲン/クリームヒルトの復讐(1924年製作の映画)

4.0

物語のバトンはジークフリートから彼の妻、クリームヒルトへと渡された。
第一部のファンタジー色は後退し、悲劇から紡がれた第二部の物語は復讐叙事詩と誓い、ニヒリズム。そして生きる亡霊の物語だ。

そんな中
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前科おんな 殺し節(1973年製作の映画)

3.6

池玲子姐さん最高!!

父親を殺された女の復讐劇何だけど、出所後に二勢力のヤクザのいる街を揺るがす女、二勢力間といえば黒澤明の『用心棒』を微妙に思い出すがむしろ主人公のマキ的にはマカロニウエスタンなの
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ニーベルンゲン/ジークフリート(1924年製作の映画)

4.1

『ニーベルンゲンの歌』に触れたことなかったので完全初見。
フリッツ・ラングも叙事詩的な作品作るんだとは思いつつも、暴論だが叙事詩だって実質サスペンス。本作は第一部でジークフリートを主人公に描いてる。
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性犯罪法入門(1969年製作の映画)

3.5

公開当時?性犯罪が増えた世の中を背景に、
本作は性に関する刑法を4つの物語で描いるオムニバス映画。それはいい。
ただ最後のパターンが義父と人妻の浮気で、つい先日にそのシチュエーションのエロ同人を読んだ
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喧嘩笠(1958年製作の映画)

3.1

タイトル回収シーンの印象が強い。
大川橋蔵若い。あまりに大川橋蔵が演じる大前田栄次郎が若い青年のヤクザだなと思ったし、この物語はそんな件過去天狗な大前田栄次郎くんが一人前の男になる話だ。
だからこそ親
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透明人間 犯せ!(1978年製作の映画)

3.0

くっそくだらん映画観たかったので期待通りのくだらない内容の映画で良かった。
いわゆる透明人間ものって対象者どう行動したいか、という部分が強く現れていて、『透明剣士』とかは透明人間の姿を借りた復讐譚だっ
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まぼろし怪盗団 悪魔の王冠(1955年製作の映画)

2.7

まぼろし怪盗団、物語が進むたび単細胞化してない?
宝石を付け狙う魔王の密使と青年探偵の佐山くんの激突サスペンス完結編。だけどサスペンスと言う割には相変わらず捻りはない。

しかも今回の佐山くんも明らか
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ブルーフィルム 青の時代1905〜30(2002年製作の映画)

3.5

高級娼館の待合室に流れたり秘匿に作られたらしい非合法エロ映画のアンソロジー。
全てサイレントでのエロ映画は初体験なので新鮮だった。
歴史の影に潜めたようなブルーフィルムたちは当時の映像と性風俗を映し資
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Suspense(原題)(1913年製作の映画)

-

使用人が去り、一人の不審な男がやってきた。
サイレン期の女性監督のロイス・ウェバーが監督・主演しわずか10分の短編ながらも、映像の見せ方がそこそこ凝っていて面白い。

一画面を分割するいわゆるスプリッ
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荒野のドラゴン(1973年製作の映画)

3.4

再鑑賞。マカロニウエスタンでカンフー映画……に見せかけて空手をやる迷作にして怪作。そして快作。
あまりにチープな作品なのに何回でも見てしまう。

銃の代わりに拳でスペンサーからの刺客を追っ払う腕っぷし
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滅び行く民族(1926年製作の映画)

3.9

岩山に囲まれた西部、そこには多くの民族が去っては来る。そこにあるのは弱肉強食の世界。

内容的にはインディアンに焦点を当てた物語なのだが、一方で他作品に見るような白人とインディアンだけではなく、
西部
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俺はサルタナ/銃と棺桶の交換(1970年製作の映画)

3.8

再鑑賞。
ジャンニ・ガルコ……じゃない!
始まりがピクニック気分のように馬車襲撃を眺めていた今回のサルタナは…ジョージ・ヒルトンだ!
しかも共演がチャールズ・サウスウッドなので実質荒野の無頼漢(監督も
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The Soul of the Cypress(原題)(1921年製作の映画)

-

『糸杉の魂』の題で鑑賞。10分未満の短編作品。
青年は愛を選ぶか、生きるか。
人が一人もなさそうな沿岸を舞台に断崖にある糸杉に捕らわれてる森の精霊(登場時に枝が絡まっていてなんかえっち)がヒロインなど
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白衣のご奉仕(2012年製作の映画)

2.0

自動車事故にあって病院生活をする主人公が絵に描いたような童貞だった。ただ、それだけ。それ以外はえっち中に堀口奈津美のおっぱいに汗が流れてる部分しか記憶に残らん。
ちなみにおそらく同名タイトルのエロゲと
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グレンとグレンダ(1953年製作の映画)

2.8

語り部がベラ・ルゴシの印象が強すぎる。
女装とか性転換をテーマにマイノリティと女装癖の青年の悩み、心理交えつつ真摯に取扱かおうとするものの、特に面白さはない。
一方でグレンとグレンダのエピソードは語り
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