ポンコツ娘萌え萌え同盟さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ほらふき倶楽部(1926年製作の映画)

4.0

『猫のなる木』の題で鑑賞。やっぱりチャーリー・バワーズ最高。
接ぎ木すれば何でも物が宿るといったアニメーション(特に猫ちゃんが生えてくるのがかわいい)が本作のアニメーションの一番の見所だが、本作はそれ
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武装市街(1950年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

脚本の大筋自体は王道的な誘拐、警察の追跡モノのサスペンスは、可もなく不可もなしといった感じなのだが一方で場面の味付け方自体は好きだった。
というか警察対犯罪者の構図になった部分が面白い。
 
・橋にて
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死神の谷/死滅の谷(1921年製作の映画)

4.0

フリッツ・ラングといえば犯罪・サスペンス映画を多く描けた印象に対して、『死滅の谷』は愛と死の対立だった。サスペンス自体は本編にあるが。
死神と婚前に恋人を喪った娘は、
『すでに短い蠟燭、これから死の宿
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コーザ・ノストラ(1998年製作の映画)

3.3

五大ファミリーの一つガンビーノ・ファミリーとコーザ・ノストラの沈黙の掟(オルメタ)。
そして70〜80年代のニューヨークギャングの一員を歩んサミー・ザ・ブル(サルヴァトーレ・グランヴァーノ)の自叙。
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プロジェクトA子(1986年製作の映画)

3.3

久々にレズ見てぇなと思ったら何もわからない。
その場のノリで生きているような脚本だし、確実にそう作ってる。
友情というかカップルみたいなパワー系のA子と年にしては幼いC子とC子を狙う面白レズのB子の戦
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悪魔の人形(1936年製作の映画)

4.0

素晴らしい。
脱獄し復讐に燃える無実の男は、生命のサイズを縮小させるという奇妙不可思議な研究に出会った。
どうやら意思でその生命を動かせるらしい。
しかし、非人道的だといいつも復讐のためにはそれすらも
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ザ・緊縛(1984年製作の映画)

3.3

夢野史郎脚本にしてはマイルドなので夢野史郎初心者用としては最適な一作。
最初の車のヘッドライトを当てながら行われるSMプレイで目を移すカットがあるのだが、それからどうも私はまた夢野史郎の世界に物語を巻
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まぼろし怪盗団 魔王の密使(1955年製作の映画)

2.8

「前作は剣の部屋でピンチになったし第二篇は面白くなるだろう」とポンコツ娘萌え萌え同盟は淡い期待を抱いていた。
「魔王の密使と佐山君の戦いは激化するだろう。それだけが本作の唯一の希望だ。本作はサスペンス
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まぼろし怪盗団(1955年製作の映画)

3.0

あんまりにも平凡な脚本と作りでおもんない。ただ映像自体は凡だし酷い作品ではない、一篇目。

終盤の剣の部屋はいくつもの刃が壁の両端についていて拷問器具のような処刑部屋で魅力的だけど、
それ以外は"魔王
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イタリア麦の帽子(1927年製作の映画)

3.6

あ〜こうゆう純粋なコメディ映画大好きですね。
壮大さはないしメッセージ性自体はそこまで多いわけではなく、ただただ結婚式と重なってしまった一大事。人々の反応を楽しみつつも本作の抱えている問題がプチ爆発し
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桃子夫人の冒険(1979年製作の映画)

3.9

女中さんが鬼畜爺に縛られたり責められたりしてたいっぱいお漏らしするのでちゅき♡
そしてやっぱり縛られてぷっくりとしたおっぱいは魅力的だ。

本編自体は17年後にコールドスリープして戻ってきた以前と姿の
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都会の女(1930年製作の映画)

3.9

都会の溢れ返る人の多さの中、ウェイトレスの孤独の女ケイトは田舎の風景に夢を見た。

そんな最中に一人の小麦を売りに来た誠実そうな青年に出会い、二人は結婚する。だけど素朴な田舎のように見せかけてそう上手
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ラチェット&クランク THE MOVIE(2016年製作の映画)

3.1

再鑑賞。単体映像化作品として割り切れば悪くはない出来。
本作がTHE GAMEのスペシャル限定版としてついてきたBDという点を省いて観るならば。
確かに1h30程度でまとめるとするとやっぱりゲームを基
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妹の甘い唇 幼い鼓動(2003年製作の映画)

2.8

最近妹モノ同人誌をオカズにしていたので鑑賞。だけど私が触れるのは実妹モノの方が多いので本作は義妹だからちょっと残念だった。でも寝室にトレスポのポスターっぽいものはってあったので許した。

ただ一概に妹
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女番長ブルース 牝蜂の逆襲(1971年製作の映画)

3.5

ツッコミどころ満載でどこからツッコめばいいかわからないけどパワーを感じる作品だった。ただ娯楽作品ではある。
内容自体は野良犬のような女集団アテネ団とその周り(ヤクザ、暴力団予備軍、学生愚連隊)を描いな
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美乳大作戦メスパイ(1997年製作の映画)

2.9

香織由美子は改造人間である。
どう考えてもクソ映画だけど嫌いじゃないよ。
完全にバカ映画なので一人でこっそり見るよりTwitter実況向けの作品じゃないかな。
偽ロッキーのテーマみたいなの流れるし、乳
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孤児の生涯(1919年製作の映画)

3.3

横顔がこの世で一番美しい女優、メアリー・ピックフォードが「あしながおじさん」を原作にした本作でジュディを演じている。

個人的には「あしながおじさん」物語は初めて触れるので、ゴミ箱から拾われた赤子の孤
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最後の人(1924年製作の映画)

4.5

最も映画らしい映画。サイレント映画にある物語の字幕はあまりなく、本作は映像で魂が剥がされた男を語る。
そう彼の魂は制服にあり、制服は今までの彼の象徴だ。

しかし歳をとったポーターは、彼の制服によって
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逢いぞめ笠(1956年製作の映画)

3.3

出てくるヒロインの名前が「お〜」って名前だから紛らわしいし非常に混乱しそうな本作だけど、長谷川一夫の股旅もの。パッケージには以前見た「つばくろ笠」の姉妹編と書いてあることもあっと主人公が同じ藤太郎だ。>>続きを読む

ベルス(1926年製作の映画)

3.6

『エドガー・アラン・ポーの鐘』の題で鑑賞。ポーは以前モルグ街の殺人とユリイカは読んだけど、本作はポー詩集の『The Bells』を基にしているが……未読である。

村長になりたいけど借金を抱えて貧乏な
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生撮り解禁ツアー むしられたビキニ(1985年製作の映画)

3.4

夢のようなリゾート地サイパン島。女子大生3人組。最初の雨の場面から打って変わって、旅行でサイパン島を降りた時にはどこか夢の中にいる爽やかさ…青い空…、なんてものはすぐに破綻し、ゴリラみたいな黒い男が女>>続きを読む

ポチの告白(2006年製作の映画)

3.5

タイトルから察することの出来る通り警察の腐敗・マスコミから司法の構造も加担する組織犯罪を摘発した3時間超えの長編社会派サスペンス。
熊のような図体だけど親切"だった"菅田俊の演じる竹田は刑事課に異動し
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スケバンマフィア 肉刑(リンチ)(1980年製作の映画)

3.6

『椿三十郎』の血飛沫ほどではないけど、首から鮮血がブッシャーて出るの。勿論カラーだから赤色で。スケバンで体罰よりも殺人から拷問まで暴行分が強い本らしく、どこかスカッとするような鮮血だった。

ポルノ的
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怪人現る(1928年製作の映画)

3.7

『幽霊退治』の題で鑑賞。ショートフィルムだけど面白かった。
アニメーションと実写映像の融合は現代ではポピュラーだとは思うけど、当時では革新的だったのではないのだろうか。ストップモーションアニメとコメデ
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風車の秘密(1944年製作の映画)

3.1

あんま関係ないが序盤の列車でめっちゃ人人人がいるじゃんとギュウギュウ詰めだなとそこが印象に残ってしまうのはコロナ禍だからだろうか。
休暇しにやってきた探偵はやはり相変わらず休まることがない。探偵が行く
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セックスハンター 性狩人(1980年製作の映画)

4.2

扉を開けた先にはレズ乱交。それを見せつけられて淡い希望を抱いたのだが見事に裏切られた。でも裏切られた気持ちになったとはいえ本作が素晴らしいのは間違えない。

何よりエロの質が良い。美希を演じる太田あや
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サイコ・ドクター 白濁のしたたり(2000年製作の映画)

2.8

この作品の癒しはショタ。
ポルノ映画だけどエロがつまらないので評価はできない。
とはいえ膣にナイフ付き立ってる(スカートはいてるから直接見えないが)鮮烈さはあるし、
何よりサイコドクターというタイトル
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そよかぜ(1945年製作の映画)

3.2

本作での主要曲の『りんごの唄』と『そよかぜ』は多分初見だけど劇中の一部の曲聴きながらこの曲数年前に行った某チェーンの居酒屋で聞いたことあるような気がする!
と思ったのでこの頃の懐メロ好きにはたまらない
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ファントム(1922年製作の映画)

4.0

恋の病、という言葉が現代ではあるけれども一目惚れしては、堕ちていく若き青年の日々のローレンツ。彼の瞳に映ったのは彼女だけれども。貧困、現実、そして夢のなかにあるアマチュア詩人が歩んだ過去、苦悩、アイデ>>続きを読む

国境事件(1949年製作の映画)

3.6

一場面の処刑用のトラクターの見せ方がめっちゃいやらしい。
意識はあるけどボロボロで身動きが取れない中でカタカタと音を立てながらゆっくりと迫ってくるトラクター。
もしトラクターにスピード感があったら絶対
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夜汽車の女(1972年製作の映画)

3.8

この妹お姉ちゃんラブじゃん、姉妹でおっぱい触ってるじゃん、メイド自分のおっぱい舐めるとかえっちじゃんゲヘヘヘッって言いながら観ていたら三角関係とサスペンスになってビックリしたけど、
後半度々カットに
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中山安兵衛(1951年製作の映画)

3.9

再鑑賞。
酔払いではない中山安兵衛。
中山安兵衛だと阪妻主演の名作『決闘高田の馬場(血煙高田の馬場)』の安兵衛の印象が強くあっちは酔払いなんだけど、本作『中山安兵衛』は酒こそ飲むシーンはあるけど然程酔
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折鶴お千(1935年製作の映画)

4.2

日本映画の監督で大好きな溝口監督。
慈悲深く姉のようであり母のようでもあるお千さん。
ある時は菩薩のようなお千さん。
悪党の喰い物にはされるけど、どこか強さもあるお千さん。
儚く、けれど、それでも映画
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義母輪姦 禁断の愛(2004年製作の映画)

2.1

輪姦モノやNTRシチュは好きだけどこれはいただけない。
思春期の息子(とその友だち)が夫のちんぽが挿入されずにオナニーによくはしってる義母を犯す物語はつまらないけど、それ以上に画が非常につまらない。
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ラーメン大使(1967年製作の映画)

3.5

あいや~始まりが普通に戦争していたので観る映画間違えた?と思ったらちゃんと本編はラーメンだった。

なんだろう、恩人の山川さんを探すためにはるばる中国からやってきた王さんを軸にした人情劇とコメディとつ
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姉日記(1984年製作の映画)

3.5

アイスキャンデーテレホンセックス。
もうこれだね。中身自体はおっさんの不倫相手となった姉、婚約者の妻とシスコンの弟、そして姉のシスコンの弟。
極小的な世界の物語ではあるけれど、その分不倫、近親相姦など
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