ポンコツ娘萌え萌え同盟さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

桂小五郎と近藤勇 龍虎の決戦(1957年製作の映画)

3.3

鞍馬天狗のおじちゃんvs丹下左膳───!!!
じゃなくて嵐寛寿郎が扮する勤王派の桂小五郎と、大河内傅次郎が扮する新選組の近藤勇が激突!!
時代劇六大スタア二人が激突するのはそりゃもう興奮もんだし、もう
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歌ふ狸御殿(1942年製作の映画)

3.7

若君様(狸吉郎)の俳優、女性だから男装して男性役だけど、本作『歌ふ狸御殿』はシンデレラストーリーを時代劇に合体したものなので内容こそノンケだけど、ポンコツ娘萌え萌え同盟は百合が好きなので頭の中でバグり>>続きを読む

デジモンアドベンチャー02 ディアボロモンの逆襲(2001年製作の映画)

3.3

現存する記憶の中では映画館でみた映画は本作が最古だけど、完全に前作の『ぼくらのウォーゲーム』観てないとほぼ理解できない展開は嫌いじゃないよ。
ただどうしても完全に続編なので『ぼくらのウォーゲーム』の比
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妻たちの性体験 夫の眼の前で、今・・・(1980年製作の映画)

4.5

NTR作品の金字塔どころか、もはやこれは、すべてのNTR作品のバイブル────。

昨今だとエロ同人やエロ漫画でNTRは人気ジャンル(実際DLsiteとかFANZAでよく見かけるし)だけれど、それらに
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私は逃亡者(1947年製作の映画)

4.1

運悪く闇商売に関わってしまったばっかりに冤罪なのにハメられて刑務所に投獄された男モーガンが復讐心から脱獄して動く、たとえ農夫に散乱銃を食らっても特にすごく痛がる様子もなく、彼を突き動かすのは強い執念だ>>続きを読む

犬神家の一族 4Kデジタル修復版(1976年製作の映画)

4.6

(作品自体は)再鑑賞。
私を一時期探偵小説の沼に沈め落とした原因は言うまでもなく『犬神家の一族』だいたいこの作品せい。
4K修復版で再上映だし今更『犬神家の一族』の感想を書く必要ある?とも思うけどそれ
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ファントマ(1913年製作の映画)

3.9

『すべての犯罪はファントマに帰す(引用:ブルーレイのパケ裏)』、そしてこれはファントマの連作犯罪活劇の開幕に最高に相応しい序章。

ファントマ、めっちゃ娯楽映画やん!
でもルイ・フイヤード作品は過去に
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サント VS 吸血鬼女(1962年製作の映画)

3.2

予言によればダイアナを助けるのに失敗して殺されるかもしれないだって?プロレスラーが吸血鬼軍団に負けるわけねーだろ!とイキりながら見てたら吸血鬼軍団の男側もプロレス的なファイティングスタイルしていて意外>>続きを読む

鼓動を高鳴らせ(2015年製作の映画)

3.7

恋愛物語として見たら実質完結してないけど、上流階級のある一つの家族映画として見たら良作だった。
親たちの計画から上流階級の凝り固まったような思想が渦巻くクルーズ船の旅。そこで描かれる上流階級の子である
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バジラーオとマスターニー(2015年製作の映画)

3.8

今調べたらバジラーオ(バージー・ラーオ)って実在の人物だったんすね?まじで?
めっちゃインド時代劇で台詞回しとかもバーフバリっぽい感じあるけど、意外にも恋愛映画だった。序盤のマスターニーとか戦う女の子
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グレイト・ガイ(1936年製作の映画)

3.3

汚職を追う題材のサスペンス映画として見ると面白いとは思わないけど、キャグニーがかっこよかったので良かった。
キャグニーといえばギャングのイメージが個人的に強く、特に『白熱』のマザコンギャングのコーディ
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性愛占星術 SEX味くらべ(1978年製作の映画)

3.6

雪降る温泉街は味があってきれいだなぁ…。これ見るだけでも価値ある。
占星術なんて個人的にはミステリ小説くらいしかあんま聞かないけど、占星術と女性の性格のポルノ。脚本家の空想の場面は如何にも虚実らしくセ
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

以前に「1950年代に生まれたかったなあ…」「私は60年代を過ごしたかったかなぁ」なんて話を母としたことがある。おそらく自分以外もそうじゃないだろうか。
今の自分達が生まれる前の過去を憧憬のように強く
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牝猫たちの夜(1972年製作の映画)

3.2

新宿の夜の世界に生きる人々その人間模様。
特にトルコ風呂嬢やゲイの青年と、あとおっさん。ある意味三角関係的な物語の方面が強いけど、それでもやっぱりトルコ風呂要素があるのでプレイもソープ要素が楽しめる。
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フラ・フラダンス(2021年製作の映画)

4.1

2011年の東日本大震災以来、2010年代はある意味激動の時代だったと思う。
だけど2011年から10年たった今年は2021年のもう終わり。
2010年代とはどうだっただろう。決して暗い時代ではなかっ
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十字架の長い列(1969年製作の映画)

3.2

再鑑賞。
唸る6連装ライフルが素敵。マカロニウエスタンの変わった武器といえばミシンマシンガンやオルGUNや日傘銃など形状自体がもはやギャグのインパクトが強いけど、本作の6連装ライフルはデザインがかっこ
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女教師は二度犯される(1983年製作の映画)

3.5

ロマンポルノ屈指の実用性高さを感じる。ロマンポルノといえば精液が出る描写があんまないと思ってたんだけど、本作は手コキをすれば出るし、フェラをしても出る。射精描写の圧倒的な濃さ。それに浮気・NTRも完備>>続きを読む

セックス・ライダー 濡れたハイウェイ(1971年製作の映画)

3.6

この作品のカーセックスのシチュエーションを超える映画はもうでないでしょう。最高のセックスと最高のスピード。
結婚を前日に人を轢いてから起こるのは非現実的。どこか夢うつつのまま駆ける。

あるいは他に居
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牢獄の罠(1954年製作の映画)

2.6

フィルム・ノワール撮りたかったんだろうなあエド・ウッド。
確かに犯罪ものだけど演出から場面の付け方まで一々ガバいし(特にドンたちが警察が現れて店出ていくのにその店のすぐ外で犯罪計画話してたり(しかもこ
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キートンの電気屋敷/電気館(1922年製作の映画)

3.8

バスター・キートンが電気屋敷を作る。キートンで家(電気屋敷は他人の屋敷だけど)といえば『文化生活一週間』の家の印象が強いが、あの作品ほどのテンションではないけど、やっぱりキートン映画は映像が面白い。>>続きを読む

殺意の瞬間(1956年製作の映画)

3.5

ダニエル・ドロルムの魔力。悪女もの、というよりおっさんが若い女に騙される物語はそこまで珍しいものでもなく、
以前見たフリッツ・ラングの『緋色の街/スカーレット・ストリート』その系統であり転落していくお
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怪談鬼火の沼(1963年製作の映画)

4.0

人のドロドロとした思惑が渦巻く家とクズだらけの登場人物の中に一人だけそこから外れたように可憐な侍女、八重の姿。
白い牡丹に囲まれた彼女の美しさを見ればこの家のものとは思えないほどだが、しかし彼女を失っ
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地下鉄連続レイプ 制服狩り(1986年製作の映画)

3.3

うわ!速水舞(姉)のおっぱいでっか!と輪姦の地下鉄レイプ場面で想い馳せていたら、姉妹レイプの悲劇からすべてを失った姉は復讐の弾を射す。

それにしても私は『愛人狩り』の方が先に観ていて、地下鉄連続レイ
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暗黒街(1927年製作の映画)

3.8

ハワード・ホークス『暗黒街の顔役』は本作『暗黒街』に大きく影響受けてると思う。だって「THE "CITY" IS YOURS」ですよ!それが本作の映像に映る。
『暗黒街の顔役』は「The "World
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最後の1本 ペニス博物館の珍コレクション(2012年製作の映画)

3.2

エルモと名の巨根を持つ男がペニスの漫画描いてるけど、ペニスの漫画といえば昔ペニスマンがあったけど大丈夫か!?

開幕動物の生々しいおちんぽを見せつけられてあらゆるペニスを収集しペニス博物館の男シッギが
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弥太郎笠(1960年製作の映画)

4.0

再鑑賞。やっぱり錦之助の演じる旅鴉の漢・弥太郎かっこよすぎ。めちゃめちゃ強いし1シーンでお料理もするところもあってイケメンポイントが高い。

初見時に大八の所に殴り込みに行く場面の傘の一部が削がれて顔
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トルコ行進曲 夢の城(1983年製作の映画)

3.7

普通にえっちな風俗モノを求めて観たはずなんだけど、なんだろう、このモヤモヤした感じ。
ちろりん村(雄琴)からアリスと呼ばれる風俗嬢が辞めて、彼女がちろりん村から去るまでの1日と数時間。普通に生活すれば
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アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

3.2

───ポンコツ娘萌え萌え同盟活動記録。
日本出でるAIモノ作品はなんで美少女が多いのだろうかという疑問を、視聴終わってからふと思ったけど、それは自分がそればっかり見てるからかもしれないので置いておこう
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女高生<スケバン>SEX暴力(1973年製作の映画)

3.3

女高生<スケバン>SEX暴力というタイトルに惚れ込んで鑑賞。兼ねてタイトル通りセックスと暴力の日々をスケバンのモナリザお京をリーダーに率いる三人組。作品絶対に流れる「うわっ!時代を感じる〜!」雰囲気に>>続きを読む

殿さま弥次喜多 捕物道中(1959年製作の映画)

4.0

見合いの席で義直が女装して来て、宗長と脱出して弥次喜多を名乗る二人旅で、なんだ弥次喜多BLか?なんてホクホク考えながら見てたら弥次喜多の軽快な会話の掛け合いと海賊を追ったり追われたり娯楽サスペンス時代>>続きを読む

透明剣士(1970年製作の映画)

3.0

タイトルが透明剣士、その名の通り怪しいヤクを飲んで透明人間に擬態する若侍の復讐譚だった。
ただその若侍の実際の腕っぷしは弱く、完全にアマチュアだ。透明人間の復讐譚だが一人の青年が本作の物語を通して自信
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影に怯へて(1922年製作の映画)

3.6

嵐で真っ先に溺れたというシンパシーの夫、ダニエルと入れ違いに漁村に迷い込んだ中国人のイェン・シンをロン・チェイニーが演じる。
ロン・チェイニー主演作自体は先月『殴られる彼奴』で触れたけどそれとはまた違
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スパイクス・ギャング(1974年製作の映画)

4.1

アメリカン・ニューシネマ界の『怒りの荒野』を少し想像していた。西部の世界に生きる銀行強盗の師と三人の青年。

もう誰にも指図されない!と三人の青年が西部の辺境にある田舎故郷から家出した先にあった運命は
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空白(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

真の事故はキャラクターの性格が引き起こされていると思う。
強烈で凝り固まった価値観を持っている主役の親父はやはり印象に残るが、スーパーの店長を演じる桃李くんのキャラクターといい、花音を轢いた女性といい
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濡れて泣く(1977年製作の映画)

3.9

オープニングから夫の葬式始まりでこれから始まる映画がピンク映画とは思えない…と考えてたところ、浴室に入ってから『濡れて泣く』のタイトルが出てくる場面の画が完璧すぎてインパクトを受ける。

浮気してた夫
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RWBY Volume2(2014年製作の映画)

3.8

ダンスパーティ付近のヤンブレが熱い。マジで熱い。ルビワイお姫様抱っこも熱い。

美少女(男もいるけど)バトルアニメ『RWBY』のvolume2は一作目がキャラ紹介を携えた話なら、今作はストーリー的な部
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