ポンコツ娘萌え萌え同盟さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

赤い連発銃(1956年製作の映画)

3.2

ハンナばばぁがかっこよくて好き。本作の実質ヒロインのアンちゃんもいいんだけど。ハンナばばぁの魅力が良い。
それにしてもほとんど女の集団とインディアンが戦うという絵面が見れるのは本作くらいではないだろう
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ガンマン牧師(1972年製作の映画)

3.0

数多くの賞金首を地獄に落とし街からは恐れられている賞金稼ぎのミラー・コルトが牧師になって街に戻ってきた…。前歴からして世界で一番牧師姿の似合わない男がうまくいくはずも無く銀行強盗の濡れ衣着せられるは、>>続きを読む

RWBY Volume1(2013年製作の映画)

3.6

ブラッドボーン、アサルトリリィといい変形武器にロマンを感じるオタクなんだけど、RWBYも可変武器とアクションが熱い。主人公のルビーが美少女×鎌というあまりにも強すぎるビジュアルに惹かれる(元来オタクは>>続きを読む

人斬り市場(1963年製作の映画)

3.4

このためにシネマコレクションby KADOKAWA加入した。
物騒なタイトルしてるし1シーンに石抱の拷問もあるけど大してグロはないので安心して見れる。
貿易といえば長崎。抜け荷などの犯罪が横行する中で
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素晴しい哉人生(1924年製作の映画)

4.0

第一次世界大戦後に、物価の上がるインフレなど貧困な時代のドイツを舞台に、食料がカブばかりと貧困な家族と共に一組のカップル(ポールとインガ)が描かれている。

一組のカップルが歩むストーリーとは別に、た
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BLACKFOX(2019年製作の映画)

3.4

戦う女の子が好き。
特に深く考えずに爆笑しながら鑑賞した。美少女近未来忍者アクション百合アニメなんだけどなんか光線撃ったりシールド張ったりするのは月村了衛の『機忍兵零牙』を初めて読んだ時と同じような感
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国定忠治(1954年製作の映画)

4.1

時代劇なのにハリウッド30年代ギャング映画の影を感じる…。本作の国定忠治は1954年のしかも日本映画なので何そんな狂言言ってるんだ?と思われるかもしれないけど、たしかに私が愛したハリウッド30年代ギャ>>続きを読む

変態おやじ ラブ・ミー!イッてんだぁ~(2018年製作の映画)

3.2

ゴンドラの唄が流れて来る『生きる』が邦画で一番好きなんだけど、本作の序盤のピアノによるゴンドラの唄のアレンジ、あるシーンでブランコに乗りながらゴンドラの唄が歌うから脳内であの映画がフラッシュバックした>>続きを読む

ジュデックス(1963年製作の映画)

3.4

サイレント版からほぼ半世紀経ってから再び蘇ったジュデックス。リメイクされるに当たって5時間を超える大長編活劇を97分とだいぶコンパクトにまとめられている。悪役の女マリーの衣装もサイレント版より悪役感あ>>続きを読む

ジュデックス(1916年製作の映画)

3.9

コカンタンはこっちの方が可愛い。
全14編(12話+プロローグ&エピローグ)で構成された無声映画の5時間超えの大長編活撃………。
各話数との区切りでサブタイが入るのでアニメ一気見している時のような感覚
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スージーの真心(1919年製作の映画)

3.7

リリアン・ギッシュがとても可愛かった。スージーちゃん自体がかなり可愛らしいキャラクター像をしていると思うけど。恋する女の子は可愛いって古文書にも書かれている。

だけどそれとは一転してウィリアムと結ば
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殴られる彼奴(あいつ)(1924年製作の映画)

4.4

傑作。道化師のように男爵に騙されて、科学者の愛する『研究』を奪われ『妻』をNTRれすべてを喪失した男が本当にサーカス団のピエロ、しかも『殴られる彼奴』との題材で活躍していく。

嘲笑されるし男爵を殺し
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連続暴行 白昼の淫夢(1982年製作の映画)

3.8

街を揺るがす連続暴行魔がいる陵辱系ピンク映画。黒いパーカーの男が女を殴りレイプ後にやってきて、白いパーカーの男がおこぼれを頂戴していく。そんな街に住んでいる一人の奥さん。

連続暴行の事件が書かれてい
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ナイブス・オブ・ジ・アベンジャー(1966年製作の映画)

3.1

イタリア製史劇見るの地味に初めて!だけどなんだろう!初めて出会った気がしないくらい肌に馴染む!!!
というのも私がFilmarks始めるか前からマカロニウエスタンが好きだったからだろう。マカロニウエス
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最後のフェルメール ナチスを欺いた画家(2019年製作の映画)

3.8

『サクラノ刻』の体験版の一つのセリフでメーヘレンが出てきて、非常に彼の存在が気になっていた。なので鑑賞。

『最後のフェルメール』はハン・ファン・メーヘレンという一人の男を描いた実話を基にした物語だ。
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鞍馬天狗(1928年製作の映画)

3.6

う〜ん娯楽映画。とても娯楽時代劇ですね。私が見た鞍馬天狗は1938年の角兵衛獅子の巻と龍驤琥搏の巻なんですが、改めてそれより10年前のサイレント映画。

鞍馬天狗おぢちゃんを演じる剣聖・アラカンが主演
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巨大バスト99 Dカップの女(1985年製作の映画)

3.2

一人は彼氏を作るため、一人は貯金の使い道を探すため突然歌舞伎町の風俗をやめた女二人が別の世界に飛び出す。

にしても外界側は碌でもない登場人物しか出てこないまともなのあのシケた面した眼鏡の男の子くらい
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アイアン・ホース(1924年製作の映画)

4.3

再鑑賞。出世作にして大傑作。
当時たった30で『アイアン・ホース』と大陸横断鉄道のアメリカ史の中でデイヴィという男のドラマを世に放ったジョン・フォードのインパクトはおそらく相当強かっただろう。
後に『
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殴られた石松 任侠三人男(1951年製作の映画)

3.3

本編はどちらかというと石松くんが殴られる内容よりも(何回か殴られるけど)、常吉の兄を叩き切った桂之進が起こした事件の真相を知る七平を追う…とは言え桂之進ともやり合ったりチャンバラありなので大まかに言う>>続きを読む

萌えキュン@MOVIE 猫耳少女キキ(2006年製作の映画)

3.1

アレな映画を覚悟して切腹する思いで鑑賞したら意外と悪くなかった。映像は映画らしくないけど。
ちなみに少しだけエロシーンはある。ただ少なく煮えきらないのでイマイチだった。

さて、本作はオタク系に当たる
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駄法螺大当り(1926年製作の映画)

3.0

逆走運転シーン怖すぎ、ハラハラするわ。

ホラ吹きモノにはおおよそ2つある。一つは快になるようなホラ吹きだ。
ホラを吹きながらも出生のサクセスストーリーを描いた『日本一のホラ吹き男』がこのパターンにあ
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男女の戦(1928年製作の映画)

3.2

今まで見たグリフィス映画といえば重厚で5つの時代の物語を並行させた『イントレランス』と深い純愛で感動した『散り行く花』だった。
ただそれとは打って変わって『男女の戦』はむしろコメディ的な映画といった印
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復活(1915年製作の映画)

3.4

途中頭回っていない中で見たのでなんとも言い難い。
親を早くに亡くしギャングへと非行に身を落とした青年オウェンが、
あることを境に改善するまさしく復活の話ではあるのだけど、一方でギャングとしての過去は完
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ズームイン 暴行団地(1980年製作の映画)

3.7

日活ロマンポルノの怪作……
と言ってもピンク映画自体怪作多い気がしなくもないけど、
異常な熱量と物理的な熱量を併せ持ったサスペンス映画だった。

希望が丘の割には中身は無差別連続放火殺人を軸に回ったり
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劇場版 きんいろモザイクThank You!!(2021年製作の映画)

4.2

TVシリーズのきんモザ見たのが高校時代だったんですが、あれから数年経って今やもう20を過ぎて高校時代なんて等の昔を終えている。一時期ハマっていた。
だけどハロー!!以降からFilmarksでPrett
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セミマゲドン(2018年製作の映画)

2.2

いやあ、今年もすっかり秋ですね。
期待より下のクソ映画で良かった。
野球選手から転落したダメ人間の主人公とあとなんかバカキモいほどデカいセミがよく首から頭あたり(たまに腕も)襲ってくることを把握して泥
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番場の忠太郎 瞼の母(1931年製作の映画)

4.0

『瞼の母』に触れたのはこれで二回目。昨年に加藤泰監督の1962年版『瞼の母』を見て切ないなぁと思ってから早一年以上。
ようやく『瞼の母』の一番最初の映像化作品にありつけた。しかもサイレント(弁士付きだ
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魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャー(2021年製作の映画)

3.9

面白かった。
映画内で映画を撮影するといったのは他の映画でもあるけれど、本作は全て散らばってる。
様々な散らばったVシネワールドでリュウソウジャー達とキラメイジャー達の交流が描かれているが、本作ではむ
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冒険時代劇 日輪太郎(1956年製作の映画)

3.5

当時の人間じゃないから断定できないが、たぶん子供向け時代劇ですね。
二部作映画の第一部なので続編に続く。
山育ちでお侍になりたい青年の日輪太郎が騙されるような形で悪玉側についてしまう。
書き方は異なる
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鍔鳴り三剣豪(1959年製作の映画)

3.6

頭空っぽの状態で観た。でも多分空っぽの状態で見ても大丈夫。山田達雄×嵐寛寿郎は大塩平八郎の乱をベースにした『風雲天満動乱』や伊達騒動をベースにした『危し!伊達六十ニ万石』で触れてきたけど、それとは一転>>続きを読む

仮面の誘惑(1988年製作の映画)

3.6

白い家、白い部屋、白い空間、白いパンツ、白いベッド、白いナプキン。それと赤い赤い血。赤い蝋。赤い火。
放火犯の少年の、性とアイデンティティの心理を佐藤寿保作品ではお馴染みの夢野史郎が描く。

夢野史郎
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市街(1931年製作の映画)

3.7

意外だった。
1930年代のギャング映画といえば私は『犯罪王リコ』や『暗黒街の顔役』で育った人間で、かつ他にも見てきたフィルム・ノワールは主人公の誰もが破滅していく。
そんな印象が強かった。
(もちろ
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つぼみ斬魔剣 宿命の生娘剣士(2010年製作の映画)

2.0

安っぽいというか全てにおいて素人レベルの作品すぎて笑えてくる。怪奇系時代劇×ピンク映画にするのはいいんだけど、特撮、エフェクト、造形、キャメラ、セット、流血まで何もかもが安っぽすぎて安っぽさを笑う映画>>続きを読む

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.0

ヤクザと警察と"二匹の狼"。
かたや虚像の守護神の日岡。かたや昭和ヤクザの時代からの刺客なる破壊神の上林。

抗争の幕を閉じ、日岡により守護されていた広島ヤクザ界隈の均衡は破壊神によって綻び、血と暴力
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マーターズ(2007年製作の映画)

3.3

以前に恋愛とは別な百合映画が見たいなぁと思ってたところTwitterでフォロワーさんから本作『マーターズ』を勧められたのでようやく鑑賞。
悪い百合厨が生み出した悪夢のような世界だった。

内容的にはホ
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少女暴行事件 赤い靴(1983年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

おいおい『少女暴行事件 赤い靴』なんて物騒なタイトルだ、今度はどんな残虐なピンク映画なんだ?と問題作を期待しながら観たら心にずっしりと来た。
それにしてもあまりにセリフ回しが秀逸。

正直、これと言っ
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