どらこさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

どらこ

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THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.6

911緊急通報センターで一通の不自然な電話がかかってくる。
そこから繰り広げられる音声通話のみの応対劇。
常に張り詰めた緊迫感のある展開で休む暇が無かった。


オリジナルの方があると知らずにこのリメ
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.8

普通に面白かった….インディーズ映画はやっぱり良い。。。
殺人と遺体の解体だけでなく焼却まで出来るハイブリッドな銭湯が舞台。



遺体を焼くと凄まじい匂いがするらしいので、あそこまでの頻度で焼いてる
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.0

何人もの女性を強姦殺人しまくった殺人犯であるテッドバンディが、裁判で自らを弁護し、終始無罪を主張したという実在した殺人犯の映画。

IQが非常に高く、超イケメンなのでファンが裁判所に殺到したエピソード
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.3

アリアスター監督はヤバい。
狂ってる映画を作る天才。

徹底して作り込まれた世界観がすごい。
位の高い者から順番に食う食事の作法とか狂った性行為の儀式とか、奇妙な声で表現する独特なリアクション、様々な
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.4

めっちゃくちゃストレンジャーシングスとかスタンドバイミーに影響受けてんなって作品。
特にストレンジャーシングスは色合いやテイストも酷似。

こういうジュブナイル映画って二番煎じがかなり多いけど、正直全
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街の上で(2019年製作の映画)

4.0

10代のほとんどを下北沢で過ごした俺にとってすごく刺さった映画だった。

成田凌以外全員見たことない役者ばっかりだったが、全員演技がめちゃくちゃうまい。
(自分語り警官野郎とバーのデブ以外)
何気ない
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悪人伝(2018年製作の映画)

2.9

何かと韓国映画に登場する人気俳優マ・ドンソクが主演。

連続殺人犯を追い詰めるために、粗暴な刑事と暴力団のボスがタッグを組み奮闘していくという内容。


暴力団のボスとしてのメンツ回復と、警察の犯人逮
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ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

3.2

本当にフツーの映画。つまんないわけでもないし面白くもない。

そもそも続編ありきで作ってるから、ブランドンが何者なのか、力の根源は何なのか、彼の宇宙船の破片で傷つけられるのは何故か、全て謎のままである
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

2.9


新感染 ファイナル・エクスプレス』の続編。だけれども前作のキャラは意外にも一切登場しなかった。


前作のパンデミックから4年後が舞台で、新幹線という閉鎖的な環境から半島全土へ舞台が拡大。

街はほ
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スプリット(2017年製作の映画)

3.3

多重人格者に拉致られる話。

アニャ・タイラージョイちゃんがひたすら可愛い。



まんまビリーミリガンやんけと思ってしまった。
(20人以上の人格を持つ実在する異常者)


とにかくジェームズ・マカ
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.3

僕が見た中で最も「邪悪」な作品。良い意味で最高に気持ち悪い。
それはグロいとかキモいとか視覚的な気持ち悪さじゃなく、全体的な空気感と演出がただただ恐ろしい。
膨大な伏線と醜悪な悪魔学が特徴的。
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ギャングース(2018年製作の映画)

2.8

貧困、暴力、あらゆる詐欺の仕組みと手口、どういった金の流れがあるのか、そして日本の子供における問題点がよくわかる映画。



やっぱ加藤涼苦手だわ〜〜….
なんだろう、、全然カズキっぽさが無い…
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.3

映画館で鑑賞した方がいいって全員口を揃えて言うが、その通りだな〜と思った。


全くクイーンに興味が無い俺ですらほとんどの曲を聞いた事があったので、
一曲ごとにその曲が誕生したストーリーとバックグラウ
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スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

3.1

何故か公開日に鑑賞。

なんだかノリがitと似てる。
これもまたホラー版スタンドバイミーだった。

一人だけ年齢がおかしい不法滞在インド人が主人公パーティに加わるのはやや不自然だった。


本の文字が
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.0

謎の遺体を捜査のため司法解剖していくが、不可解なことが起き始めるみたいな流れ。

女性の正体や不可解すぎる死因など、あらゆる謎に対して解剖を通して謎が解決していく。
そんな流れかと思ったんだけど、全然
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ホステル(2005年製作の映画)

3.4

一見まともに見える人間が裏では楽しそうに殺人を犯し、その後も何食わぬ顔で一般社会に溶け込む。
こういう映画はだいたい好き。

電話の写メや、切羽詰まった状況で知らない言語で話始める不安感だったりと、不
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

3.8

普段こんな恋愛感丸出しのパッケージ、タイトルの作品は絶対見ないんだけど、コロナテンションでなんとなく見たら、まぁ〜〜〜めちゃくちゃ良い映画だった....

見ようと思ったのはもう一つ理由があって、俺の
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.5

娘を殺された母親がたった1人で世間、警察、世論と闘っていく。
その母親は、殺害された現場に3枚の広告看板を立てる。
一向に解決できない警察を非難した3枚の看板、それが全てのきっかけだった。

掴みはこ
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.2

自粛中にみた映画第1号。



率直に言ってめちゃくちゃ面白かった。

冒頭に流れる「事実に基づいた実話」。


アメリカ大陸に元々住んでいた先住民を迫害し、極寒の部落へと住民を一箇所に集めて放棄した
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

絶対に失敗しない「計画」ってなんだと思う?
それは、「無計画」である事だ。

いやぁ〜〜〜〜〜めっちゃこの言葉刺さるわ….



そりゃあ賞取るわって感じのクオリティ。
マジで文句無し。

上層階級の
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.8

うーん、斬新。めちゃ斬新!!

最初から最後まで、映像のほとんどがデバイス経由での画面となっているのが最大の特徴。


とにかく最近のデバイス、SNSを駆使して繰り広げられる新感覚のサスペンスは、相性
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

2.9

パリ行きの列車で、3人の若者が無差別殺人を食い止める完全実話の映画。
犯行を食い止めた当事者達が実際に自分の役を演じる。

終わり。


本当にそれだけしかアイデンティティがない映画。

こんなこと言
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ディストピア パンドラの少女(2016年製作の映画)

3.0

閉鎖された空間で、拘束具を付けられた子供たち。
1日の授業以外は独房で拘束され、ゴミのような扱いを受けている。
主食はミミズやネズミを食べさせられ、移動の際は必ず銃口を向けられる。

主人公メラニーは
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.4

カウントダウン上映、深夜0時にて鑑賞。
会場はコスプレする人やライトセーバーを持った人、SWファッションを着る人で溢れていた。

ディズニーが作った偽物のスターウォーズであろうと、やはり公開前の高揚感
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運び屋(2018年製作の映画)

3.5

仕事を第一に優先し過ぎて家族との関係を壊したオジィちゃんが、
汚れた金で愛と絆を取り戻す話。



イーストウッドは毎回不器用なオジィちゃんとして登場しますね...
今回の不器用レベルは4(グラン・ト
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.6

オビワンがジェダイのパダワンになる前のお話。
彼はジェダイになる前、なんと薬物中毒者だった。

内容的には「死ぬほど面白い!!」ってわけではないのに、
なんだろう、
映像全てが脳裏に焼きついて離れない
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ターミネーター3(2003年製作の映画)

3.3

1と2に比べて印象がかなり薄い。

1はガチムチグラサン全裸殺戮シュワシュワおじさん、
2が無機質な殺戮変形FBIおじさんだったのに対し、
3はただの綺麗目なおねーさん。


当時、
おねーさんの走り
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ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.5

king of 映画。

幼い時に見て、最も影響を受けた映画の一つ。
俺がアメリカンの大型バイクに乗っているのも、
この作品が根底にあったからなのかもしれない。



内容について、
今更多くを語る必
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ハングマンズ・ノット(2017年製作の映画)

3.5

この監督はやっぱ頭の中がバグっていると確信した。

映画でこんなに笑ったの初めてかもしれん。


ファミリーウォーズといい、過呼吸になるくらい笑った。

ツッコミ所が多すぎて書ききれないから細かいこと
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.4

公開終了ギリギリで観賞。やっっっと観れた…..
周りの評判に違わぬ、最高の映画だった。

愛と悲しみ、狂気、憎しみというスパイスが、
巧妙に混ざり合って最高の「喜劇」へと昇華した(何言ってんの俺)。
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愛なき森で叫べ(2019年製作の映画)

1.8

恐ろしいレベルのカス映画。

役者の棒読み、展開、早すぎるテンポ、不自然すぎるリアクション、構成何もかもゴミ。


良いところ探そうとしても全然浮かばなかった。

せっかくあの事件を題材をしてるのに、
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ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

4.6

この作品は映画という概念を超越してしまったと思う。

なんというか、本当に初めての体験だった。
映画を見てるんじゃない。
映画をコントロールしている感覚。

PAC(Player &  Control
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

2.4

周りがこの映画を大絶賛の中、巨大な期待値とともに鑑賞。当然ながら満席だった。

たくさんの映画通がこの作品を絶賛している。
自分もこの映画を絶賛すれば、映画通ぶる事ができる。
そう思った。

でも、自
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GANTZ:O(2016年製作の映画)

4.1

公開当時、全然話題にならなかったけどクオリティ普通にやばいし、めちゃ面白かった。
何でもっと早く見なかったんだろうと後悔。

加藤が生き返ったのはではなく、ぬらりひょん編直前に死亡して初めて部屋に来た
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トランス・ワールド(2011年製作の映画)

3.7

面識も全くない男女が、奇妙な森の中で遭難する話。
その森はどんなに歩いても同じ場所に必ず戻ってきてしまう。
パッケージにもある通り、ドラゴンボールの界王さまの惑星みたいな感じ。

うーん、なんか普通に
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Diner ダイナー(2019年製作の映画)

3.3

深い考察などは一切必要ない、頭を空っぽにして見た方がいい映画。
内容云々より、キャラクター目的にして鑑賞するのもアリ。


序盤の、人々が奇妙に交差する想像シーンが中々圧巻で、あそこは映画の枠を抜けて
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