ソウさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.1

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西川美和監督という名前が気になって仕方がない。是枝裕和、ポン・ジュノ作品で描かれるような過酷な世界を見せられた。エスカレーター式で大きな挫折も味わないで生きてきた自分には想像もできないような世界。>>続きを読む

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

4.1

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恭一(大倉忠義)はある意味共感力が強くて、目の前の相手は傷つけられないから流されちゃうんだけど、それの反動でお互いに叩き落とされちゃうっていう。一見最低な人に見えるけど、それも彼なりの優しさっていうこ>>続きを読む

(2023年製作の映画)

4.4

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え!!!!BLなんか!!
加瀬亮 遠藤憲一 西島秀俊の歪んだ三角関係でうううううううう良い!!!ってなる
男女の恋愛では出せない空気感だったし、、、
この、性の関係になった途端女々しくなっちゃうあの感
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.1

ウェス・アンダーソン作品の雰囲気はすごーく好きなんだけど、フレンチディスパッチで爆睡してしまってそれ以来…って感じだった。
だからこの作品がファーストウェス・アンダーソン。
ストーリーに軸があるから見
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海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

3.3

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ゴジラ-1.0がもう良すぎたから…山崎貴監督の作品追ってみようと思って1本目。ゴジラ-1.0じゃんこれ!!!めちゃくちゃゴジラ-1.0じゃん!

ゴジラでも思ったけど、なかなかオーバーアクトなところや
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くれなずめ(2021年製作の映画)

3.9

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男とばっかりつるんでて、内輪ノリがキツくて、変なプライドがあって、でもその自分のイタさを自覚はしてて、でもやって。俺やん

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.8

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乳母車がガタン!ガタン!と階段を駆け下りていくあの場面。緊張感凄かった
マフィア映画なのにここまでヒーロー映画の作品って他にあるのかな

ポーラー・エクスプレス(2004年製作の映画)

3.7

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ちいさい頃何回も見てたから場面ごとに覚えてたり忘れてたりまばらだった。多分14年振りとかになるのかな。
あの頃ほど自分の中にbelieveが残ってないから、もう鈴の音は聞こえないんじゃないかな。悲しい

カツベン!(2019年製作の映画)

3.6

日本のニューシネマパラダイス的な?
活動弁士という存在はなんかの本で知ってたんだけど、映像で見るとかなり面白い役割だな〜って思った。弁士それぞれの解釈で語るから同じ作品でも弁士によって雰囲気がまるで違
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.7

「俺の戦争はまだ終わってないんだ」
この作品でのゴジラは戦争、過去に縛られた敷島の闇の象徴だったんだな泣

バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

3.4

フィリップラショーって有名なんだ笑
DC MARVELを雑にパロディしまくってて面白い。どう考えてもB級なのに結構予算はかかってそうなのも最高。テッドみたいな面白さ

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.0

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前半パート面白かったのに、主人公を成長させる為だけのご都合な女の子出てきたあたりから怪しくなってきて…アウトレットついてからはもうなんか…全員頭悪すぎてイライラした。
危機的状況(見せ場)をつくるのが
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.8

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同じような日々の繰り返しで疲弊している日本社会で…ホントにタイムリープしてた!

目標も無くただ大卒って名前ほしさで大学に通う日々で、あと2年もしたら就職してそこからも同じような日々になるんじゃないか
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.6

私が正しいと全く疑う余地もなく突き進んでいく人間たち、話通じね〜まじ怖ぇ〜

CURE キュア(1997年製作の映画)

4.2

怖すぎ…

見てる観客に向けて催眠をかけているのではないかとすら思ってしまう気味の悪さ。換気扇や洗濯機の回す音など、常に雑音が混じっていてこっちの情緒もおかしくなってくる。

役所広司の怪演が素晴らし
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セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

3.7

画がマジでかっこいい!
任侠なんてしょうもないって感じのカウンター精神がひしひしと伝わってくる

初代仮面ライダー 庵野秀明 っぽさ

あいめしんじ って読むのね

シコふんじゃった。(1991年製作の映画)

3.7

周防正行 で すおまさゆき って読むのね。覚えました

メメント(2000年製作の映画)

4.0

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伏線の回収から始まって、伏線がどうまかれていくかを追っていくと更に謎が増えてきて…頭おかしくなる。

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.7

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2人の歩幅が違うから心の距離はどんどん離れてしまう…秒速5センチメートルというタイトルが秀逸すぎるわ。
one more time one more chanceが流れたってだけでもう満足

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

この感情は本物なのか。
この記憶は本物なのか。
自分は何者なのか。
人間とレプリカントの差異とは、魂はそこに存在するのか。
Kの自分探しの旅の末にだした解答が…
ライアン・ゴズリングの表情には出さない
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

4.2

mid90sや井上雄彦の漫画にやられた自分に刺さらないはずがなかった。
スケートボードが直視できないような現実を忘れさせてくれるから、ドラッグのようにのめり込んでしまう、逃避してしまう若者のドキュメン
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台風クラブ(1985年製作の映画)

4.3

思春期の感覚が蘇ってくる。
バイオレンスでグロテスクでエロくて自傷的な衝動に駆られる中学生たちの心情は、まるで外の荒れた台風のよう。

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

試写会行かせてもらった。
AIに人権はあるのかという問いからブレードランナーを連想させられるし、AKIRAや攻殻機動隊など日本のsfっぽいキャラクターや舞台が多くてカッコイイ。
ローグワンの監督なだけ
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.7

差別を正面から撮りながらもユーモアに溢れる作品だった。素で笑っちゃったシーンが5つくらいあった笑
クリスマスで〆る映画はいい映画という法則をみつけてしまった

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.5

タランティーノのジャンル映画は膨大なサンプリング数から、玄人受けするものみたいなイメージがまだ残ってたけど完全に払拭してくれた。
西部劇を知らなくてもノスタルジックな体験ができ、かつそのジャンルの面白
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.4

圧倒的映像美と血気迫る演技
ディカプリオの、生に必死にしがみついているような演技が凄すぎるし、本当に命懸けの撮影だったんだろうなってのが伝わってくる。どこで撮ってんのかな?てかどこまでcgなんだろ?
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ブルース・リー/死亡遊戯(1978年製作の映画)

3.0

こんな変な映画なかなか見れないからそういう意味では貴重な体験だった笑
ブルース・リーを追っていく上で、絶対最初に見るべきじゃない作品ってこと先に知っておくべきだったな〜と後悔。

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.6

スピルバーグってポップな作品が多いイメージあるけど、よく考えたら全然そんなことないよな。
目に異物とか針とかピンポイントで苦手ところ見せられてしんどかった笑

というか2002年にマイノリティ・リポー
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宇宙戦争(2005年製作の映画)

4.5

9.11後の作品って感じがした。

VIVANTで乃木が国のために生きるって動機づけられたきっかけが、9.11後、国を守るために自衛隊に入った仲間を見たことだったのを思い出した。
息子をはじめ、何人も
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