yutaさんの映画レビュー・感想・評価

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ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)

3.6

過去最高レベルの鍛え上げられた肉体でジェイク・ギレンホールが無双する映画。
元UFCファイターが小さな街で用心棒をやるというあらすじ以上のことは起きない。
敵役に本物のUFCファイターを起用しただけあ
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ハリエット(2019年製作の映画)

3.6

奴隷制を題材にした映画はそれなりな数があるが、その中でも残酷な描写は少ない方で比較的観やすい作品だった。
ハリエットが奴隷の身分から自力で脱出し、自由黒人となった後も残された奴隷達のための支援活動を続
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オール・ザ・キングスメン(2006年製作の映画)

3.5

話の主軸は、知事になるウィリー・スタークながら、彼の興亡が側近のジャック・バーデンの視点で描かれるから不思議な感覚に。
政界に蔓延る汚職を払拭すべく知事になったにも関わらず、自身が倒すべき人間に成り果
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スローターハウス・ルールズ(2018年製作の映画)

3.5

スクールカーストが厳重に敷かれた学校での下剋上的な雰囲気を前半で出していたから、その系統の話かと思ったらまさかの変なクリーチャーが出て来てB級ホラーみたいなノリになった。
ハーマイオニー・コーフィール
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イントゥ・ザ・ブルー(2005年製作の映画)

3.5

車で爆速しないポール・ウォーカーを観る作品。
ポール・ウォーカーとジェシカ・アルバの役は良いとして、2人に同行して来た男女が全然好きになれなかった。モラルが無いというか少し考えれば分かりそうなことが分
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グースバンプス モンスターと秘密の書(2015年製作の映画)

3.5

全年齢対象的な雰囲気の作品で良くも悪くもなく普通だった。
敵の人形がトイストーリー4のベンソンに見えたことが1番覚えている。
捻った展開は無く予想できる範疇だけで展開されるだけ。
あとは超ちょい役で出
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ミザリー(1990年製作の映画)

3.7

ミストやペットセメタリー等他のスティーヴン・キングの作品よりは比較的控えめだった印象。
内容的な気持ち悪さよりもキャシー・ベイツの演技によって演出される気持ち悪さという感じだった。その意味でこの作品を
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マディのおしごと 恋の手ほどき始めます(2023年製作の映画)

3.7

主演とプロデューサーの両方をこなしたジェニファー・ローレンス無双作品。
ジェニファーローレンスはX-MENやハンガーゲームのアクション系、マザーやレッドスパローのサスペンス系のイメージが強く、コメディ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.9

1作目より気に入った。
今作も展開のスピードが遅いことには遅いが、その中でも緩急があった点が個人的には1作目よりも高評価。
予言を体現する者として、フレメンの一員として、アラキスに希望をもたらす者とし
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パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

3.8

ボストンマラソン爆破テロに関するドキュメンタリーを観ている感覚になる。本編最後のインタビューがあったりすることから、かなり事実に近い内容が描かれていたのだと思う。
テロを被害者として経験した側、テロ発
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.1

実話と知っていて観ても、何十年もの間半昏睡状態にある人間が一回の薬の投与でほぼ正常な状態になったという事実は信じ難いし、これこそまさに奇跡だった。
生を取り戻して皆ハッピーで終わりにはならず、結局の所
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バッフィ/ザ・バンパイア・キラー(1992年製作の映画)

3.5

ここ最近ヴァンパイア・ダイアリーズやオリジナルズとヴァンパイア主役の作品を立て続けに観ているから、ヴァンパイア作品としては観劣りする。製作年もそれなりに前だから仕方ないとはいえ、ただ不老で何百年も生き>>続きを読む

ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)

3.2

gleeでニューディレクションズがパロディをやってた元ネタということで鑑賞。
絶賛するレビューをかなりの数見たが、私には合わなかった。100分間何を観ていたんだろうという感じで全然ハマらず。
glee
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アレキサンダー(2004年製作の映画)

3.5

トロイや300と時代感は大体同じだが、同じようなものを期待すると肩透かしを喰らう。
世界帝国の版図を拡大させThe Greatの名に相応しい偉業を成し遂げたアレキサンダーを観られるのは前半だけで、中盤
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プリティ・イン・ニューヨーク(2002年製作の映画)

3.5

邦題はもはや意味不明の境地だから触れないでおく。全体的な感想で先行するのは主人公のどこがそんなに良かったのか分からないこと。
オーウェンが原題の通りにstupidさの塊みたいな人間で好きになれる要素0
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

アカデミー脚本賞を獲得しただけあって、緻密な脚本だった。
事件の真犯人を巡って争う弁護側と検察側の主張を、視聴者の我々は裁判の傍聴者として一緒に考えていくことのできる体感型の法廷劇で素晴らしい映画体験
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欲望のバージニア(2012年製作の映画)

3.5

Based on True Storyの割には全体的にあっさりしていた印象。
若干脚色されてるだろうとはいえ、首を横一直線に切り付けられた人間が死なずに30kmも移動できるものなのかがこの作品最大の疑
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ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

3.7

ヴァンゼーの会議を再現ということで会議のそのものがほぼ全編で場所や登場人物の変化は無いものの、観応えは十分にある。
この会議の恐ろしい点は、議題がユダヤ人を虐殺かするか否かではなく、ユダヤ人をどのよう
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オースティン・パワーズ(1997年製作の映画)

3.5

コント版007。
パワーズ自体苦手で、どちらかと言えば嫌いな部類だけど、Drイーヴルや007で言うところのボンドガールに当たる女優は好きだから好き50%嫌い50%みたいな作品。
デラックスのヘザー・グ
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ゴシップ(2000年製作の映画)

3.5

スコット・サマーズのジェームズ・マースデン、サーセイ・ラニスターのレナ・ヘディ、ダレル・ディクソンのノーマン・リーダスの3人が友達設定という珍しい組み合わせが観れただけで個人的には満足。
噂が誰かの口
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バットマン フォーエヴァー(1995年製作の映画)

3.5

最初で最後のヴァル・キルマーのバットマン。1番好きなクリスチャン・ベールには敵わないが、ヴァル・キルマーのバットマンも中々良い。
今回のヴィランであるトゥーフェイスとリドラーは後に再映画化されているだ
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ネバーランド(2004年製作の映画)

3.6

ピーターパンの作者についての話なわけだが、この手の作品は人物について知ることができるだけでなく、その人物が作ったものへの理解も深まる。
ピーターパンの物語はバリの経験に基づいた内容であり、信じることと
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アウト・オブ・サイト(1998年製作の映画)

3.5

ジョージ・クルーニーとJ.Loを観たい人のための作品。
ダニー・オーシャンの原点になったであろう大人のオーラ溢れる犯罪者のジョージ・クルーニーと、連邦捜査官らしいクールビューティーなJ.Loのタッグは
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氷の微笑(1992年製作の映画)

4.1

シャロン・ストーンの圧倒的な美しさや存在感を楽しめる作品であると同時にミステリーやサスペンスとしての完成度も高い良作。
内容自体はそこまで複雑な感じではないが、ニック同様に観ている側の我々もキャサリン
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ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女(2005年製作の映画)

3.5

展開的にアリス・イン・ワンダーランドやくるみ割り人形と秘密の王国の先駆け的立ち位置な印象。
別世界の人間が悪の勢力によって乗っ取られた世界を奪取する救世主であるという予言の元立ち上がるというのはこれが
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インシディアス(2010年製作の映画)

3.5

ジェームズ・ワンとパトリック・ウィルソンの死霊館タッグながら死霊館とは一味違うホラー。
フィクションの話らしいから悪魔や幽体離脱なんかの設定が非現実的。これもこれで面白いけど個人的には死霊館の方が好み
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ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.6

全編意外とあっさりしていた。
物騒な自分が置かれた状況や詳細不明の口座番号で真実はいかに的な持っていき方だったが、真実が分かるパートはかなり普通め。
自分が何者かという問いが着地するのは本当に自分の身
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エントラップメント(1999年製作の映画)

3.5

犯罪者verのミッション・インポッシブルみたいな内容。
ミッションインポッシブルに似ているものの、同じようなスタイリッシュさは無く、良くも悪くも普通な感じ。
ショーン・コネリーとキャサリン・ゼタ=ジョ
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ステップフォード・ワイフ(2004年製作の映画)

3.5

ドント・ウォーリー・ダーリンと話が一緒だった。
ザ・ボーイズで取り上げられていたヒューイとスターライトの守る守られるの関係を思い出した。能力の高い強く優秀なことこそ男らしさでありそれに該当しない男性は
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ダークシティ(1998年製作の映画)

3.6

夜しか訪れない湿っぽい街が舞台というゴシックなミステリーの雰囲気が自分好み。
ストレンジャー達がチューンの力を使って人間の世界を作り変える真相を知った時、現実に生きる我々視聴者が現在とは異なる経験値を
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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.5

本来ならば1番最初に観るべき作品だが、Mrガラス、スプリットと完全に逆順で観てしまったために、サーガの全体像を把握する作品みたいになってしまった。
シャマラン特有の最後のどんでん返しが良い。そのどんで
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エンパイア レコード(1995年製作の映画)

3.7

90年代の作品によくある、皆が集まって楽しい時間を過ごす皆が愛する場所を舞台にしててそれだけでも十分に好印象。
雰囲気重視な感じがしたかは作品の良し悪しは登場人物を好きになれるか否かの問題かと。これの
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ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)

3.8

現代ほどの最先端技術が無いからこそ重視される直接的なやり取りが素敵な作品。
Eメール題材ではあるものの、現代の我々が使うメッセージとは意義が少し違って、手紙の電子版的なイメージに近かった。
2人の関係
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ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

3.4

やりたったであろうことと実際にやった演出が合致していなくてずっと違和感を感じた。
1番大きな違和感は台詞。シェイクスピアの作品の映画化だから文学的な台詞を使いたかったのだと思うが、現代という世界観でそ
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ステイ(2005年製作の映画)

3.5

これまで幾つかの難解な作品を見てきた中で、これは他の作品とはテイストの違う難解さがあった。
難解な作品は明らかになっている情報を整理しながら、繋がりを予想していく観方をするのだが、これはそれが非常にや
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トロイ(2004年製作の映画)

4.0

古代の王国を題材にした映画はハマることが多く、これも例に漏れない。
予算が多く掛けられたであろう壮大な世界観で魅せる熱き戦いには息を呑むものがある。何か強いメッセージを伝えるようなタイプの映画ではない
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