空子さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

空子

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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

2人のヒーローってそっちか(笑)

こんなイベントになんで日本のチャート上位のプロヒーロー達が来てない?外国のヒーロー候補生が居ないのはなんで?ホテル組はなにやってた?オールマイトさすがに弱すぎん?!
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初恋(2020年製作の映画)

3.8

不遇な少女と巻き込まれ男の一夜の逃避行劇。

バイオレンスなのにどこかコミカルでテンポが良い。やや毒気が足りない気もするが、終盤にかけての胸アツ展開は良かったし、全体的にとっ散らかることなく綺麗にまと
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一度死んでみた(2020年製作の映画)

3.0

悪い意味でドラマみたいな演出&ノリの映画。

ドラマなら2〜3週かけて面白く見れただろうなぁ...という雰囲気。

けど、こんなん映画でやられたところでダラダラと退屈なだけ。

ネタは悪く無いし、所々
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デトロイト・メタル・シティ(2008年製作の映画)

3.0

あーーのですねぇ!!!

まあ、"やりたいこと"と"できること"がかけ離れていて悩むということは往々にしてあるものだし、それをコミカルに描いてあっておもしろいっちゃ面白いけど.....全体的に"デスメ
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

2.5

ドタバタコメディかと思いきや、ゆったりシュールな空気感で進み、ちょっぴり盛り上がって終わったという印象。

いろいろオマージュが散りばめられているのはまあまあ面白いけど、コメディ系のゾンビ映画を期待す
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テリファー(2016年製作の映画)

3.0

ハロウィンの余興にピッタリ🎃✨

よく切れる人肉によく噴き出る血糊、馬鹿すぎる被害者たちを殺人ピエロが楽しそうに破壊する"だけ"の映画だけど、ほどよいゴア描写&ピエロが安っぽくゲラゲラ笑ったりしないの
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スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

3.0

夢に出てきそうなキモ怖いモンスターの造形は好き!

だけど、ストーリーがちょっと....

"本持っていかれてムカついたから"
→じゃあなんで主人公は生き残る?

'無実だと知って欲しかった"
→じゃ
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シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

3.9

監督シティーハンターめっちゃ好きなんだなーと(笑)

舞台はフランスだから、微妙に雰囲気は違うけど、配役が良くて、これ下手すると日本が日本人起用して実写化するより自然で良いんじゃないかな....と。
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

4.0

大人のハリポタという印象。

ハリポタはほぼイギリス国内のお話しだったけど、今回は冒頭から海を渡るので、法律が違ったり、非魔法属の呼び方が違ったりとインターナショナルでとても新鮮!!

さらに、ハリポ
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

※原作ファンです。

単行本で読んだ時は少し短く感じたけど、映画化するとちょうどいい尺に収まって、冒頭にオリジナルシーンを追加したことでさらに纏まりがよくなっていて好印象!

特に見どころは後半部分。
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芳華-Youth-(2017年製作の映画)

4.0

妖猫伝(邦題:空海)で白居易を演じていた黄軒さんが出演されています。

中国人民文工団の若者たちの青春を描いた物語。

友情、恋、諍い、そんな日常の中で仲間と切磋琢磨して芸を磨き、戦地を巡って歌や踊り
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白蛇:縁起(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

中国四大民間伝説のひとつ"白蛇伝"の白娘子と許仙の前日(前世?)譚を描いた物語。

日本を含めた海外アニメ映画の様々な要素を忌憚なく取り入れ、ディズニー(米国)やジブリ(日本)では描けない中国独自のエ
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隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

4.0

有名すぎてかえって見忘れていた作品。

主人公二人組の下衆で人間味溢れるコミカルなやり取りが楽しい一方で、逃避行にはそれなりのスリルや緊張感もあって面白い。とくにあの緊迫感溢れる殺陣のシーンはもはや現
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ロッキンハートブレイカーズ(2018年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

正直なところ、島田監督の作品は好きだけど、この作品は過去作品に比べるとなんだか今ひとつ響かなかったな...という印象。

奇妙な女と"お姫様ごっこ"をすることになった男が彼女の願いを叶えるために奔走す
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ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(2014年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

監督が観客に"観せたかった絵"がストレートに伝わってくる。そりゃもう何かしらの賞あげたくなるレベルで凄い。

ただ脚本がイマイチかな..と。

理不尽に虐げられた野犬たちの反乱にしてもリアリティに欠け
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

"蜷川監督的世界観の作品"として観れば全て納得できる。ここで太宰のキャラがどうの史実がどうのいうのはもはや野暮だ。「みんな当然よく知ってるよね?でもこういう解釈はどう?」という蜷川監督自身の感性に基づ>>続きを読む

ソン・ランの響き(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

これはあれだこれまで散々玉石混合生み出されてきた"雰囲気映画"のひとつかなーと。

とはいえ、それだけみても悪くはない。「カイルオン」のシーンや、光と影や場面的な絵の美しさにこだわったシーンが続き、中
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

終始不気味なBGMが流れ続け、ジワジワとメンタルを削るようなイヤーな雰囲気で進む。

医療ミスで患者を死なせた外科医が何らかの因果で罰を受けるという内容。

ただ、その罰の方法がギリシア悲劇のように、
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恋の渦(2013年製作の映画)

4.0

"現実は小説より奇なり"とはいうけど、その奇妙な現実を切り取って脚本にした印象。

ギャルとギャル男の痴話喧嘩&修羅場を延々と見せつけられる内容だが、これがどうして面白い。

みんな揃いも揃って'相手
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ロストパラダイス・イン・トーキョー(2009年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

なんというか...

ディープな人と人との交流を描こうとする割には、登場人物一人一人の掘り下げが中途半端すぎるし、変にリアリティの無いところが目立つ。

デリヘル嬢はなぜ脱OLして島を買おうとしていた
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

"持つべきものは友達"というテーマかな?

役者がいろんな意味で最強。それはもう、ステーキにキャビアぶっかけるくらいの豪華さで、彼らの演技に十分見応えはあるが、本当にそれ"だけ"な印象。

死ぬ直前に
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

大富豪とスラム街出身の青年という正反対のコンビが繰り広げるシュールでハートフルな物語。境遇も価値観も人種すら異なる二人はなぜか妙に馬が合う。

障害者だからといってほぼ特別扱いせず、上流階級趣味の絵画
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PLAN6 CHANNEL9(2016年製作の映画)

3.6

パンクな古着屋を営むシングルマザーと奇妙な客たちとのロックな人間ドラマという印象。客たちの価値観もキャラもぶっ飛んでいて魅力的。

イカれた客たちのふとした台詞に笑ったり、グッときたり...。マヒルが
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

※原作未読

"人を好きになるのは理屈じゃない"とよく言われるけど、理屈じゃないからこそどうしようもない、"人を好きになってしまうことの苦しみ"が描かれていた印象。大伴目線で進むが、正直、今ヶ瀬に感情
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コンジアム(2018年製作の映画)

4.0

これは上手い!!

ストーリーは、面白半分で心霊スポットに行ったらガチで呪われましたキャー!!!という超王道。

霊が出てくるのおっせーよ!!という指摘があるけど、前半はヤラセあり(だけどちょっとモノ
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.5

ザ・SAMURAI魂エンタメ

タランティーノのヲタクぶりが凄い。
この時代にしては珍しく日本人キャストの起用が多く、諸々のオマージュやカタコトの日本語(外国人には難しい台詞ばかり)、武器や細かい調度
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メメント(2000年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

映像の叙述トリックという印象。

現在も過去も未来も"個人の記憶"という形で、今この瞬間同時に存在しているという考え方があるけど、この作品の映像はまさにそんな雰囲気。

この作品のややこしい点は、事後
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冴え冴えてなほ滑稽な月(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

若いM男刑事が女王様に調教されながら連続殺人事件を追うというぶっ飛びシチュエーシ。"その道"の人にしかわからないネタが満載で面白い。
後半30分は長すぎるエピローグといった印象かな....深く考えたら
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トラジディ・ガールズ(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

うーん...

超有名ホラーのオマージュだらけなのは楽しめるけど、コメディにしてはちょっとテンポが悪かったかな...と。

SNSでバズりたいがために、安易に凶悪犯罪に手を染めるティーンガールの異常性
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.5

個人的には、初タランティーノ作品観賞

イカれたスタントマンが車を凶器に若い女を殺す作品。

狂気×暴力×スタイリッシュなカーチェイス作品という印象。イノセンスのカケラもない女たちの赤裸々トークと、そ
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ヴィヴィアン武装ジェット(2017年製作の映画)

3.5

お馴染みの過激なほどに個性的な役者を集めて、真剣にそして派手にふざけた作品という印象。

カオスの中にあっても"イカれた女がイカした仲間を集めて仮想敵に立ち向かう"という明確なストーリーラインがあるの
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不安の種(2013年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

原作未読のせいかもしれないが、映画だけ見るならなかなか良かったと思う。

世にも奇妙な...の不条理系エピソードを集めて煮込んだような雰囲気。

化け物の造形もいい具合に安っぽくないし、いかにもな恐怖
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アシュラ(2012年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

原作は未読。

1時間ちょっととはいえ内容が濃い。映画だけで判断するなら、極めて仏教的な内容。赤ん坊の時に母親に殺されかけ、ケダモノの様に育ったアシュラが人らしくなっていく様を通して、この世に生まれ落
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シライサン(2020年製作の映画)

2.1

なんだかなー

"呪い"をシステマティックにするぶん、ジワジワ怖がらせるような雰囲気を目指したんだろうけど、"リング"のようにタイムリミットがあるわけじゃないから焦燥感は無いし、シライサンも早々に姿を
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犬鳴村(2020年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

いろいろ考えた結果、犬鳴村=(実は本当に)山犬と交わった村人が霊能力を持つ人狼女を生む村だった!!ということかな??(これなら電力会社が説得を諦めて虐殺に踏み切ったことや、青年の怨霊が"村の血"を残す>>続きを読む

ぐらんぶる(2019年製作の映画)

2.1

このレビューはネタバレを含みます

原作を知らなければ勢いで楽しめるのかもしれないが、素敵なエピソードが切り刻まれて良いところだけ無理矢理繋げられて中身のないお話になっている印象。原作の面白さを激しく勘違いしたか、ロクに読んでいないのか>>続きを読む