MMMさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

3.2

「想いは募るが、伝えきれず。」

今年、このミュージカルを観るので予習を兼ねて鑑賞しました。

高評価が目立つ今作ですが、僕の心には突き刺さらなかったなあ。

観てる間はずっと胸が締め付けられる思いで
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ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

4.2

「がんばらない。ムリしない。」

あせらない。
特別扱いしない。
できること、できないことを見きわめる。

日本では、がんばること、ムリしてやりぬくことが、美徳とされている。

でも正直、僕はそんなの
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.0

「最期まで、赤かった。」

お母ちゃんが、自分の名前を取り戻すことで、1人の人間に戻る。

そして、生きとし生けるものすべてが唯一代替できない〝死〟と向き合って行く。

生があって、死があるように、
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夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

4.4

「この町の、夜が明けた。」


心に沁みた!
号泣だ〜!!

人魚と人の邂逅がもう、、、!!

この世に映画は数あれど、感情を解放させてくれる映画には、なかなか出会えない。

人は、心の琴線に触れられ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.7

「We are Groot!!」

さいっっっこうに面白かった!!

MARVEL STUDIOの作品で、一番娯楽作品としての完成度が高いと思います。

一人一人の主要キャラが、家族という存在に対して
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帝一の國(2017年製作の映画)

5.0

「喜怒哀楽、全部持っていきやがった。」

いやー、これは好きだわ、帝一の國。

2024/5/21
5回目鑑賞!!!
紛うことなき、★★★★★である!!

美女と野獣(2017年製作の映画)

4.4

「最高の『美女と野獣』だ。」

オリジナルに寄り添いながら、アニメーション版にない独自のシーンを展開させて、観る者の痒いところに手の届く、さらに深い『美女と野獣』の世界に誘ってくれた。

お馴染みの名
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.9

「魂がみえた。」

いやー実に安定してましたね!
製作陣の攻殻機動隊への愛情が垣間見られました。

ドラゴン◯ールなど、日本作品のアニメ漫画原作ものを実写化して、ズッコケた例は数あれど、こいつは違う!
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

4.3

『縁と愛との人生賛歌。』

映画を共に観た人、共に働く人、街ですれ違った人、バスで隣あった人、隣でご飯を食べてた人、お店で接客してくれた人、エレベーターでボタンを押してくれてた人、タクシーで送ってくれ
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ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

3.6

「アイデアは好き。」

けれど、ラストは嫌いだ。
僕には、あの展開が必要だったとは思えない。
物語を盛り上げるために取って付けたようなフィナーレに口惜しさを感じました。

ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

5.0

「どんな者にも、〝愛〟は宿る。」

それに傷つき、翻弄され、苦悩することもあるだろう。

しかし、それに魅了され、癒され、励まされ、支えられることもある。

みな〝愛〟から教わるのだ。

酢いも甘いも
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

4.2

「I'm Passenger. Just like you.」

僕らは、この地球に生まれ育った。
生まれながらにして、乗客だ。
そして、きっと、この星に骨を埋めるだろう。

けれど、いつの日か、あの
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アントマン(2015年製作の映画)

3.8

スーツのデザインが、イカす!!

アントマン好きになっちゃった♪

2に期待だねえ。

あと、何より、エヴァンジェリンが可愛すぎて、、、♡

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

5.0

「我が生涯において、最高の映画だ。」

これほどに幾度となく、繰り返し観た映画はない。

台詞も画も名称も音楽も身に纏いし武具や血の繋がり、彼らの思考や感情、その一挙手一投足に至るまで、想いを巡らせ、
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ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

5.0

「我が生涯において、最高の映画だ。」

これほどに幾度となく、繰り返し観た映画はない。

台詞も画も名称も音楽も身に纏いし武具や血の繋がり、彼らの思考や感情、その一挙手一投足に至るまで、想いを巡らせ、
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ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

5.0

「我が生涯において、最高の映画だ。」

これほどに幾度となく、繰り返し観た映画はない。

台詞も画も名称も音楽も身に纏いし武具や血の繋がり、彼らの思考や感情、その一挙手一投足に至るまで、想いを巡らせ、
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.2

「人の心は、枯れ果てたままだ。」

ディカプリオが主演男優賞を勝ち取るのも納得の演技が堪能できた。
映画の凄惨なシーンの数々やその場にいたら、すぐに急患に連れていくのに!!と思わずにはいられない、ディ
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.8

「ベンのくれたハンカチの温もりを、言葉にできない。」

かつてこれほどまでに、終始癒してくれた映画を僕は知らない。

この心地よさを、言語化したいのに、最適な言葉が見つからない。

だからこそ、観てみ
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oasis FUJI ROCK FESTIVAL'09(2016年製作の映画)

4.4

『11年越しにーーー。』

僕がoasisに出会ったのは、14歳の頃だった。

『BECK』というマンガがキッカケで、洋楽やギターに夢中になっていた時期。
そのマンガの中に、oasisという名前が出て
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

5.0

「ある人が、人生は苦くて甘い交響だと歌った。」

心鷲掴みにされる始まりから、、、、

最後には、あの曲が、2人の空白の時間を埋めたんだ。
2人にだけ分かる、2人だけの時間を。

僕らは、いきなり目的
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セッション(2014年製作の映画)

4.4

WIPLASH!!!!!!!!
もうめちゃめちゃWIPLASH!!!!!してた!!!
シゴいてしごいてしごきまくり!!!!
狂ってた!!

でも、そこがいい。
何か一つの道を極めようとするとき、あれく
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ツーリスト(2010年製作の映画)

3.3

アンジーがセクシーだった♡

それ以外は、あまり惹きつけられなかったなあ。

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.2

「This is your Life! You can go anywhere♪」

シング・ストリート!!!!!!!

ジョン・カーニー監督、また名作を生み出してくれましたねえ♪

彼の作品はどれも
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

4.0

「生きることに勝る、死がありうるのか。」

心を閉ざした車椅子の青年とその心をそっと優しく開いてくれる女性。
じわりじわりと二人の距離が近づき、関係性が男女へと変わっていく様を微笑ましく観られて幸せで
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.9

「恋のはじめは、美しく。
愛のおわりは、儚く。」

いつも恋は、輝いて始まる。
それはそれは煌びやかに。
そして、後から気づくんだ。
その時が、最高潮だったことに。
その頃から、坂を転げ落ちていたこと
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.7

「無知な弱者は常に喰い物にされている、、、。」

何も知らなければ、誰かに喰い物にされるのがこの世界。

貧困層は、身を守る勉学に乏しい。

ゆえに、システムが破綻してもなお、貪欲なクズたちは、姿形を
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ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

3.9

「荒削りだけれど、才能が溢れてる。」

ジョン・カーニー監督の音楽愛がふつふつと湧き上がってる段階ですね。

まだ予算が少ないのか、画作りはインディーズ感があったけれど、またそこが良い。
次回作の『は
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.5

「欠点ばかりを探すことに夢中になっているから、本当のとこが見えてこないんだ。」

『GATTACA』は、SF映画の隠れた(今や隠れてないかも?)傑作ですね。
何度みても、胸に熱さが沸き立ってきます。
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パレードへようこそ(2014年製作の映画)

4.4

「まずは何より、同じ人間ってことだよ。」

僕は、ストレートで、アライ(支援者のこと)だ。
でもその前に、ひとりの人間だ。

この世の中、ラベリングだらけだと思う。
「あいつは◯◯だ。」、「こいつは✖
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.3

「正しさとは、何なのか。」

結末があまりにも、、、悲しくて
、落胆してしまった。

この世には、多くの命が生きている。
とりわけ、人間という生きものは、何のために生きるかを与えられずに生まれてくる。
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海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

4.1

「いっちょ、やってやろうやないかい!!!!」

百田尚樹さんというフィルターを通して観た戦時中〜戦後。
『永遠の0』も楽しめましたが、
僕はこちらの方が好きになりました。

地元の方言が大スクリーンか
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.0

「新たなる希望の始まりに、こんなバトンが繋がれていたなんて、、、。」

今まで平然と観ていたR2とレイアのあのシーン。
サラッと渡される設計図を手にするために、これほどのバトンが繋がれて、繋がれて、や
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ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

3.8

「F※※k!!S※i※t!!Mother※※※ker!!」

クッソくだらねー笑笑

んでも、世の中にはこんくらい真面目にクソくだらん映画も必要だわな。笑

セス監督、最後のシーンがヤりたかっただけで
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34丁目の奇跡(1994年製作の映画)

3.9

「幼心がよみがえる。」

純粋な気持ちで、サンタさんを信じていたのはいくつくらいまでだったかなあ。

なんだかんだで、僕は高校三年生までサンタさん来てました。笑

幼子の時は、サンタさん(最近父だと知
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.9

どれだけ

どれだけ

弾を撃ち

火を放っても

絶やすことはできないんだなあ。

真摯に生を送る人たちの営みを。

この世界の片隅に、それはたしかに根づいてる。

深く深く、きっと

とこしえに。
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