ちゃ鍋さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ちゃ鍋

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マッド・ハイジ(2022年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

お金がかかっている映像という感じがしたが、あくまでB級映画というストーリーで詰めが甘く、ハイジ要素もせいぜい名前のみ、ストーリーはテンプレからの爆発オチというあまり面白くない、記憶に残らない感じで残念>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

救いのない現代の救いの形として、ホモソーシャルな欲望を満たす暴力を描いているのかと思っていたが最終的な帰着は全くそこは関係なく、結局男女間の話に終始するのかというオチの弱さは感じた(爆発オチなんてサイ>>続きを読む

ファウスト(1994年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

粘土の使い方や幻想と現実の入り混じらせ方の表現が独特で面白かった。また、複線回収というか時間軸すら不明で、その点がまた印象的だ。口をクローズアップするのは何の意味合いか、何かメタファーをふんだんにちり>>続きを読む

ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

良かった。得体のしれない相手(魔女)を示唆するにとどめていたので想像力を掻き立てられ普通に怖かったし、登場人物たちの不和も理解できる範囲のものだった。
映像を撮る理由付けも納得がいく感じだし、3人の関
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

終始陰鬱というか、主人公の明るさと作品の狂気が上手い事気持ち悪いハーモニーを生み出しており、グロ描写も相まって良い意味で終始気分が悪かった。でも面白くはあったし、作者の創造性と人格(倫理観)のメタファ>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

マルチバースという設定の煩雑さや入り込みにくさををギャグ要素で中和していて、最近はやりの映画の手法を全部取り入れて綺麗にまとめた感があった。2001年宇宙の旅やそのほかの映画のオマージュと思しき描写も>>続きを読む