印象的だったのはアメリカへの脱出を夢見る同僚に主人公が「アメリカってのは概念なんだ」といい"This is America"が始まるシーン。アメリカの外部にいてもアメリカの価値観からは逃れることはでき>>続きを読む
これはかなりの面白さだった。銃規制をめぐる反対派、賛成派のロビイストの戦い。先が読みにくくスリリング。舞台は政界だけど妙な正義感の押し付けみたいなのがないのもよい。
このレビューはネタバレを含みます
映画単体でみるとタイムスリップはただの過去への訪問に見えるかもしれないが、ファンにとっては過去作品に想いを馳せる「再訪」であり、クライマックスでアベンジャーズが集結する様は圧巻であるだけではなく、この>>続きを読む
前作に引き続き、作品全体にある陽性のムードは健在。やはりアントマンシリーズは好き。続編もっとみたい。
インフィニティストーンをめぐる最後の戦いの前編にあたり単体で点数をつけるのはちょっと難しい。
ワガンダ、それは可能性としてありえたアフリカの比喩のようにもみえたし、ティチャラとキルモンガーの関係はキングとマルコムXの関係のようにもみえなくもない。
100%エンタメ作品なんだけど、ブラック・アメ>>続きを読む
ソーのシリーズではこれが一番おもしろかった。ソーとロキの兄弟漫才をはじめ肩ひじ張らない感じ、リラックスして楽しめる感じが好き。
前作も今作も基本的に苦手なノリではあるのですが。
小枝ちゃんのかわいさ、それからヨンドゥの漢気。よかったです。
特殊効果はなかなかすごかった。そもそも、あんなのどうやって絵コンテを作ったんだろうって感じ。
あとラスボスのくだりはちょっとおもしろ展開だと思った。
アメリカのグラスルーツの正義を代表するようなキャップとモダン・アメリカの正義を代表するようなスターク。二人の相克と協力。それがアベンジャーズの底流にあるテーマのひとつかも、とか思ったりした。
笑って、泣いて、手に汗握って。娯楽作として文句なしなのでは。蟻たちの予想外の大活躍にも拍手👏
超能力兄妹、ホークアイがよかった。旧ユーゴ圏を思わせる舞台はちょっと複雑な思いも。
サスペンス風要素も盛り込み、ブラック・ウィドウやファルコンの大活躍もありで、これもおもしろかった。目新しいものでないにせよ対立する「正義」について語られるのはいかにもキャップが主役の映画らしい。
ロキが人気あるの分かる。クソむかつくけどかわいい、憎めないみたいな。
最後のどんどん空間を超えてバトルしていくところはちょっと面白かった。
MCUのフェーズ2の始まりはトニー・スタークの自己再生、回復の物語。
MCUマラソンをしているのですが、これが暫定ベスト。一筋縄ではいかない展開で最後までたっぷり楽しめる。
ゾンビの設定を守りながらどうひねりを効かすか、それがゾンビ映画の面白さなんだろうなと最近ようやくわかってきた気がします。
イギリスっぽいユーモアと音楽。なかなか楽しかったです。
バラバラのメンバーが結束していく様子をアクションシーンの積み重ねで見せるので終盤までダレずにみれた。
それにしても実はハルクが最強なのでは。
ハルクにエドワード・ノートンというのはよい配役。追われる側に終始するところもなかなかにいい。
ミッキー・ローク演じる敵もそんなに強くなかったし、結構あっさりとした出来。アベンジャーズのプロローグ的な位置づけでいいのかな。
シリーズのファンとしては大いに楽しんだ。
とは言え、話の作りはやや強引過ぎたかも。作品単体でみるとちょっとキビしい出来。
セックス、ドラッグ、ロックンロール。終わりのないツアーに疲弊して壊れていくバンド。バンド物伝記映画のテンプレ的展開である。
ただ、それ以上の何かは見つけることはできなかった。
憎めないけど残念な出来。>>続きを読む
打ち込んできた仕事も失敗し、家族とも険悪になり、麻薬の運び屋になる。老いた主人公の人生模様は決して明るいものではないはず。それを淡々とユーモアも交えて描くことで滋味深くなっていると思う。観終わった後に>>続きを読む
お姉さん役のコディ・ホーンがチャーミングだった。ちょっと怒った感じにみえるとことかも。
ポップカルチャー(特にエイティーズの)の引用満載ですごく楽しい映画だった。
ここまでギーグな映画なのに、最後はゲームより現実が大切みたいなありきたりの結論はどうなのって感じはあるが……そういう意味で最>>続きを読む
「ハングオーバー」でのチャウ役が印象的だったケン・チョンのスタンダップ・コメディショー。
多くは彼の半生が語られるのだが、東アジア系のアメリカ人(彼は韓国系)のコメディショーは初めてみたので、なかなか>>続きを読む
ドキドキ、ハラハラを楽しむというよりは画面の華やかさ、俳優陣の格好良さを楽しむ映画だったように思う。
オールスター・ムービーのあり方としては正しい。
最後「ほんと、お前らバカ…バカだよ(涙声)」ってなった。
愛すべき音楽青春映画。
「報道の持つ使命」という硬いテーマをうまくエンターテイメントに昇華していると思った。実利をとるのか正義をとるのか、結果は分かっているのだけどドキドキした。
ワイスピ・シリーズのジェームス・ワン監督らしい作品。
物語は出来るだけ簡素にして、アクションを詰めれるだけ詰めた感がある。映画2本分観たような満腹感(あと多少の胸焼けも)DCもこれでマーベルに一矢報い>>続きを読む
リスベット役としてはソフトすぎるのではという印象のクレア・フォイだったが、実際、映画を観たらよかった。予想以上にリスベットだった。
物語が動き出すまでの助走は長かった感はあるけど、それまでの前フリが効いての、終盤でたたみかける感じ、前評判通り面白かった。
もっさりした感じはするし、今見ると時代がかった感じもある。けどなかなかよかった。さすが市川崑といったところでしょうか。
ご都合主義の極みではあるが、前振りは少なく、トリックシーンはハイテンポな流れで見せられるので、そのリズムにいろいろと誤魔化される感じ。
どんでん返しも含めた予定調和、僕はこのシリーズ割と好きです。
インタラクティブ・ムービー、これから発展していくであろう分野なのだろうが、この映画は世界観が僕には合わなかったかな。
もっとストーリー分岐の間はゆったりとってもよかったように思う。ちょっとせわしない。
なんとなく落語の人情噺に似た味わいがある。最後はいい話風にオチるのだが、何か大きな大きなカタルシスがあるわけではなく、ちょっとあったかい気持ちになって余韻が残る。
久々に見返しましたが好きな作品です。>>続きを読む
創造主たらんとするアンドロイドの登場。意思を持った人工知能がどう振る舞うかと想像した時に我々が抱く潜在的恐怖。それが新たな要素として加わっている。
前作以上にエイリアンシリーズのお約束を踏襲しながら、>>続きを読む