tacoyakiさんの映画レビュー・感想・評価

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マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.0

おいマジか。
終わっちゃたよ。

救いゼロかよ。
辛すぎだろ。
うけとめきれねーわ。

あの女、世の中の全てを憎みながら生きてくの?生まれてきたことさえ憎みながら?
きついわ。

てかカリウスマキ初期
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浮き雲(1996年製作の映画)

3.0

子どもが見たら、ザ・つまんない映画。

でも大人の観る人が観るとねー
って言いたいんだけど、
実際退屈は退屈。

ザ・初期カウリスマキのパターン。

ドラミちゃん アララ・少年山賊団(1991年製作の映画)

5.0

傑作だろ。文句なし。

相当凄いぞこの監督。
随所にセンスと腕前が光りまくる。

ドラえもんに甘えてないよ。
アニメに甘えてないよ。
映像演出として、相当なレベルだぞ。

真夜中の虹(1988年製作の映画)

2.6

こういう感じなのね、初期のカリウスマキって。

もうとにかく辛くてもやってらんねーよなことばっかり起こって、最後の最後に一筋の希望。希望は予感に留めておくのがセンス。辛みが99で救いが1。

でも、カ
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街のあかり(2006年製作の映画)

3.0

おーマジか。マジで。

枯れ葉の流れで観たから面食らったわ。

てかやっぱ最初の女出てきた時思ったよね。コイツがヒロイン!?って。なんか悪そうで愛せない顔してんなーと。やっぱりかよ、お前。その後も一か
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.6

すげーよかった。
めっちゃよかった。

三十路の男と女の童話だね。
人間讃歌。

しかしやっぱり期待通りのアキカウリスマキ。冒頭のスーパーの憮然とした警備員のオッさんの顔最高。連れのカラオケの時の客最
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カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)

3.8

大人な映画だね。
人間哀歌。
静かに壊れていく男。

カメラワーク、構図は流石すぎる。
トップカットの長回しから演出の腕とセンスがビンビン。抑制の効いたミドルカット。フィックスで静的に押さえ、無用なカ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

1.8

いやマジか。
いやマジで。

なげーよ尺が。
半分でいい、いや30分だろ。

しかも演出がベタっつーか、やっぱりねっつーか。最初の方で主人公が汚らしいもの扱いされるシーンとか最悪だわ。わざわざ分かりや
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

2.2

完全に期待はずれ。
絵は綺麗、それだけ。
もうさ、高い志を持ったリーダーがしょんべんくせーガキに振り回される構図とかいらねーんだよ。さっさとガンダム見せろや。マジで。

こっちはガンダム見たくて見てん
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

世代ど真ん中、原作ファン。

宮城リョータを主人公に描いた山王戦。
このコンセプト自体がかなり無理があったんじゃねーか。

リョータ(とその家族)の回復の物語と山王戦、2つの物語が描かれているけど、主
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ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期(2020年製作の映画)

2.2

いや、つまんなかった。
あの冷徹で冷酷で泣く子も黙るマイケルはどこ行っちゃったのよ。

こっちはパート1と2とハードでストイックなマフィア群像劇見てんだよ。今更小娘と小僧のしょんべんくせーロマンスとか
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.2

北野映画が好き。
この映画で北野武が好きなんだな、と気がついた。
美学があって、筋が通って、だけどシャイ。
カッコいいね。

しかし、大泉洋は外さないね。
また格が上がったような。

劇団ひとりの映画
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3-4x10月(1990年製作の映画)

2.2

北野武らしさはとても感じる。
極端に少ないセリフ、ほぼフィックスのカメラワーク、ポカポカ殺して殺される。シリアスなんだけどコミカル。

でも何なんだろう、この作品は圧倒的に入り込めない。ぎくしゃくして
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最初の晩餐(2019年製作の映画)

3.4

家族を家族にしたメシ。
こういうの日本的な映画というんですかね。
結構特殊な家族なんだけど、なぜか自分の家族のこととしてもすっと理解できるのは、メシと家族っていう普遍的なテーマだからなのか。

とかな
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LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標(2014年製作の映画)

3.8

大人のルパン。尺も1時間弱でちょうどいい。
最初はどうも後手後手でアレって感じだけど、最後はちゃんとカッコいいルパン。というか次元。なんか煙草が吸いたくなりますね。

心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)

1.8

BSでやってたのにザッピングでヒット。
なんか演出安っぽすぎるな、と逆に興味をひかれダラダラ鑑賞。アニメしか見てない監督がつくって、アニメしか興味ない人が見て喜んでるんでしょう。なんなんですかね、カメ
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スーパーチューズデー 正義を売った日(2011年製作の映画)

2.6

いやバカでしょ、主人公。
事務所の女とホイホイ寝て、敵の誘いにノコノコ出て行って。文春記者がいたら一発アウトなネタだろ。なんか優秀なブレーン的な位置づけっぽいんだけど、優秀感がゼロなんだよね。冒頭の演
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ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.8

閉塞感のある映画。
演出は結構素直で、怪しい仕草は素直に怪しい、伏線はいちいちちゃんと回収する、天気は主人公の心理状態。ラストのネタバレはなんつーかアメリカ的。いるんでしょうね、自己愛とプライド高くて
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タイタンズを忘れない(2000年製作の映画)

3.0

いい話。めっちゃいい話。
ではあるんだけど何だろう。映画としてはイマイチと言うか、ピンとこないというか。
なんか全体に漂う演出過剰というか、クサいというか、なんかキャラクタライズされてるというか。まず
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フローズン・リバー(2008年製作の映画)

3.8

骨太。冒頭から悲劇への予感漂いすぎ。社会が抱える問題ってのがすげー複雑なんだねアメリカって。人種国境貧困先住民。全部絡み合ってにっちもさっちも行かなくなる。リアルで生々しい困難の中に散りばめられた救い>>続きを読む

激突!(1971年製作の映画)

4.2

いいですね。煽り運転ってワンテーマでここまで魅せるか。whyもwhoも謎のまま。あの手この手で逃げようとするも全部がなしのつぶて。見透かされたように追い詰められる。見てる側の絶望感も高まっていく。最後>>続きを読む

ネットワーク(1976年製作の映画)

3.8

視聴率の奴隷たち。キャスター降板をきっかけにプッツンしちゃった暴走老人をおもちゃにしつつ、低俗で扇動的な番組づくり。民衆を煽って一時天国を見たがいいが、イッちゃってる暴走が自分らの首を締め始め、最後は>>続きを読む

そして人生はつづく(1992年製作の映画)

4.2

特に何も起こらない。主人公は監督自身?前作の主演の男の子の身を案じてイランの田舎へ。半ドキュメンタリー。前作の出演者も何人か出てきてニヤリ。メタ発言にもニヤリ。アジアでも欧米でもない田舎の人々の暮らし>>続きを読む

8 1/2(1963年製作の映画)

2.2

えー、全然意味分からんかった。なにこれ?映画作りに行き詰まって、嫁にも浮気バレて、にっちもさっちも行かない映画監督が現実逃避の妄想ばっかりして結局ぜんぶがご破産になる。最後はスッキリ、なんかやる気出て>>続きを読む

セルピコ(1973年製作の映画)

3.8

痛々しいまでの潔癖な正義感。冒頭から悲劇へ突き進む危うさ満載。腐った同僚、腐った上司。でもその中にわずかにいる同志に見てるこちらも救われる。ウェットになりすぎないラスト5分、とても良かった。アルパチー>>続きを読む

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.2

絵本みたいな映画。大人たちがつめてーのなんのって。ようやく出てきた親切ジジイの役に立たねーこと。日本でも欧米でもアジアでもない田舎の雰囲気と、ひたすら静的で抑制の効いたカメラワーク。派手なことは何もな>>続きを読む

オリエント急行殺人事件(1974年製作の映画)

2.6

途中で寝てしまった。シドニールメットってことでかなり期待していたのに。もちろん原作読んでてトリック知ってたのもあるけど、ポワロの喋り方がしんどかった。がなるような、妙なやかましいトーンでずーっと。気が>>続きを読む

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

タイムリープもの。記憶が飛んでるところが、セーブポイント的な。構成とか、伏線とか、普通によくできてて真っ当な良作。

グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

2.2

意味不明。これだけ見る人置いてけぼりな映画ある?カメラワークはドタバタうるさい。CG使い過ぎて、アレ?これファンタジー映画?テンポがいいを通り越して何が起きてるか意味不明。気付いたらなんでお前らキスし>>続きを読む

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