山田ゾンビさんの映画レビュー・感想・評価

山田ゾンビ

山田ゾンビ

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.8

脚本が少しマンネリ感が出てて、カーンの紹介でしかない気が鑑賞中ずっとしてた。
つまらないわけではないのだけども。
持ち味の笑いも少なめで消化不良でした。ただ、モードックの正体に爆笑しましたが。

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年製作の映画)

3.7

鑑賞中ずっと緊張感が続いてて、映画と言うよりはアトラクションを経験してるような気がしてた。
かと言ってつまらない訳でも無く、それなりにエンターテインメントしてて楽しめたのだが、前作の方が脚本が良かった
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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

4.0

まさかケヴィン・ベーコンに泣かされるとは思わなかった。マンティスとドラックスのコンビも最高だし、MCUの中でもこのシリーズが1番好きですね。
笑って泣いての45分。ある意味素晴らしいクリスマスプレゼン
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D.N.A.(1996年製作の映画)

2.6

マーロン・ブランドとヴァル・キルマーの無駄遣い。名優のあんまりな扱いに悲しくなった。
『モロー博士の島』の3度目の映画化なのだが、あまり意味が無かったような気がする。

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

5.0

チャドウィック・ボーズマンという類まれな俳優を亡くし、悲しみに包まれての鑑賞。
映画も葬儀から始まり、現実との境を行ったり来たりで心が落ち着かない。
作品としての内容も公民権運動やユダヤ人差別を踏まえ
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ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.0

圧倒的エンターテインメント。スピルバーグの職人技とジョン・ウィリアムズの音楽で誰もが楽しめる作品になってますね。
ちゃんと見たい物を見せてくれるのが凄い。

スプライス(2008年製作の映画)

3.5

マッドが夫婦だと止まらないのが面白い。
2人の作った生物のビジュアルや、インセストタブーを超えた展開にわざと嫌悪感を観てる人に抱かせてるとしか思えない悪趣味ぶりに好感が持てました。
猫ちゃんが可哀想で
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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ウェアウルフ・バイ・ナイト(2022年製作の映画)

3.7

クラシックホラーを意識した演出。フィルム作品のようなエフェクト。そしてなんと言っても「虹の彼方に」が劇中に流れてからのカラー描写が『オズの魔法使』へのオマージュで感動した。
今後の展開があるのか否か?
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エンブリヨ(1976年製作の映画)

3.0

ポール・ホリストン医師の悪気のない偽善者ぶりが救いようが無くて泣けた。
こんな男に助けられた(実験された)ビクトリアが不憫でならない。
ラストのポールの叫びは、まんまお前に返そうと思う。

ドクター・モローの島(1977年製作の映画)

3.2

今回鑑賞したのはエンディングがハッピーエンド版だったので、昔観たバットエンド版の方が救いが無くて好きですね。
ボンドガールのバーバラ・カレラがとてもチャーミングなのも良かったです。

死霊のしたたり2(1989年製作の映画)

2.6

『フランケンシュタインの花嫁』と『ゾンビ』を足して、限りなく薄めた内容に驚愕した。主人公の医師ウェストが終始狂ってるのが良かった。
しかし、結局何が言いたい作品なのかさっぱりわからなかった。単純に悪趣
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

5.0

TOHOシネマズのレイトショーで鑑賞。映像と音響の素晴らしさに感動した。3時間という長さもさほど感じず堪能できた。
被爆国の日本人だからこそ、この作品を観て考える重要性って事を考えさせる映画でしたね。
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悪魔のはらわた(1973年製作の映画)

3.7

内容よりもウド・キアの怪演を堪能できたのが嬉しい。裸と内臓のオンパレードでイカれた登場人物。
ラストにおけるゴア展開がバカバカしくもなんだか美しくもある。
3D公開だったので、それ用のカットが多いけど
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ヤング・フランケンシュタイン(1974年製作の映画)

2.6

ボリス・カーロフの『フランケンシュタイン』(31)と『フランケンシュタインの花嫁』(34)を観ているので少しは楽しめた。逆にそうでない場合は辛いかも…。
まぁパロディなのでこんなもんかと納得するが。

レプリカズ(2018年製作の映画)

3.4

キアヌ・リーブスだから『JM』みたいな作業にニヤニヤしてしまう。
かなり身勝手なマッドの癖にハッピーエンドなのが腑に落ちない。
とはいえ、家族物として観ればなるほどそうだよなってなるのも確か。
ただ言
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ラザロ・エフェクト(2015年製作の映画)

2.9

話は割とよくあるなのだけど、映像が綺麗なのでそれなりに鑑賞できました。
ゾーンが襲う理由がいまいち理解できなかったのだけど、ラストでなるほどってなりましたね。

フランケンシュタイン(1994年製作の映画)

3.6

サム・ライミ監督の作品のような演出が気になって仕方がなかった。
怪物というよりコレラが蔓延している街並みの異常な風景に恐怖しました。普通に死体が転がってるし。
割と原作に忠実という事で、今度読んでみた
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

4.0

終始ケイレブの演技に魅せられた。
複雑なストーリーでは無く、すんなり観れたので余計ケイレブを堪能できたのかも。
そしてなんと言っても犬たちの存在。
あんなにもの表現豊かなワンちゃん達の演技を1頭でも大
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アマデウス ディレクターズ・カット(2002年製作の映画)

4.3

サリエリのモーツァルトに対する嫉妬のドラマ。サリエリの神なんか信じるから童貞で精神病院に入ってしまう人生が泣ける。
天才すぎたシューベルトを1番解ってるのもサリエリなのもなんとも皮肉ですね。
ペストが
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フランケンシュタインの逆襲(1957年製作の映画)

2.5

ピーター・カッシングのマッドぶりが堪能できますね。フランケンシュタインに軸を置いている作品なので期待していたんですが、登場人物がみな薄っぺらいのが残念。
クリストファー・リーはドラキュラが良いですね。

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

3.7

不穏な空気が漂う世界にパドメとアナキンの青春映画のような恋愛模様が清涼感があって美しく思えますね。
ライトセーバーのアクションは光の芸術のようでかっこいい。
内部から腐って行く政治がまるで自民党のよう
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フランケンシュタインの花嫁(1935年製作の映画)

4.4

90年近くも前の特撮なのに、プレトリアス博士の小人の特撮が素晴らしい。
孤独な怪物と盲目の老人の短くも美しい友情に感動。
友達ができたことで怪物が流す涙が忘れられない。

スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

3.8

サーガの始まり。劇場公開時は期待しすぎてガッカリした記憶があるのだけれど、改めて鑑賞してみるとこれはコレでありですね。
ポッドレースやジェダイ2人とシスのライトセーバーアクションがかっこいい。
あと、
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フランケンシュタイン(1931年製作の映画)

4.2

1番怖いのは結局、集団になった民衆の止まらない暴動なんですよね。フランケンシュタインが生み出した怪物は全然怪物なんかじゃなくて、育児放棄された子供みたいなものですよ。
人はいくらでも愚かになるし、間違
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

3.0

前作の『ダークナイト』がかなり良かったので期待したのだが、なんだかなぁって感じのシナリオですね。酷いとまでは言わないけども残念。
ラストのブルース・ウェインがとった行動だけが良かったけども。

ダークナイト(2008年製作の映画)

5.0

僕の中でヒース・レジャーのジョーカーが完全なるジョーカーですね。まさに悪そのもの。バックボーンで同情を促す事もなく完全にイカれてる。
尊敬すべきパンク。
この作品はヒース・レジャーのジョーカーの為の映
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.0

子供の頃に部屋を真っ暗にして聴いたタンジェリン・ドリームの曲を思い出した。
あまりに広大過ぎて不安になる恐怖。だから劇中に宇宙空間に放り投げられるシーンには恐ろしくて泣きそうになった。
当時の技術では
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

4.2

クリストファー・ノーラン監督なのでCG使ってないんだよね?カーチェイスの凄まじさに圧倒。映画の抑えたトーンに反しての迫力に監督のこだわりを感じました。
アルフレッドが良い味出してますね。
善人役のゲイ
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

4.0

Facebookという人と人を繋ぐコミニュティを作った男が、人間関係を構築する能力がまるでないのが皮肉で面白かった。
実際はそうでも無いらしいが、やはりどこか病気の類いなんだと思う。
孤独な男の物語。

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.3

公開時に劇場で鑑賞したときは難解でぼんやりとしか理解出来なかったけど、2回目の今回はいくらかすんなり飲み込めた。
スパイ映画としてはかなりの傑作だと思います。
巡行と逆行の複雑なアクションがCG使って
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メメント(2000年製作の映画)

4.6

『オッペンハイマー』公開に向けて1人ノーラン祭りをするのに鑑賞。
主人公の記憶同様、バラバラになった時間軸を少しずつ組み立ながらの構成にスリリングな興奮を覚える。
名作ですね。

バニシング・ポイント(1971年製作の映画)

4.2

コロラド州のデンバーからサンフランシスコまで爆走するだけの映画なのになんでこんなに感動したのだろう?
いわゆるアメリカンニューシネマってやつだけども、本当の自由って無理なんじゃねって思ったら涙出た。
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ニキータ(1990年製作の映画)

3.8

ボロボロのジャンキーがどんどん可愛らしい女性になっていく様が、『マイ・フェア・レディ』よりもしっくりした。
少しだけジャンヌ・モローが出てて嬉しくなりました。

グラン・ブルー完全版 -デジタル・レストア・バージョン-(1988年製作の映画)

4.3

海に取り憑かれた2人の男の友情、広大に広がる海や空も感動的に美しくて見とれてしまいました。
ロザンナ・アークエットのキュートさにもウットリです。
天井から迫ってくる海の幻想的なシーンが素晴らしい。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.6

大人なのに少年な男と大人になりたい少女のピュアな恋愛が優しい気持ちになる。
ジャン・レノとナタリー・ポートマンの演技に魅了されっぱなしでした。
それになんと言ってもゲイリー・オールドマンの役者ぶりには
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ガントレット(1977年製作の映画)

3.5

ヘリからの狙撃が全く当たらないのが笑えるし、街中のガントレットに無理があるだろ。あんだけの事をして隠し通せると思った長官の脳天気ぶりに合掌。
とはいえ、クリント・イーストウッドのクールガイっぷりがカッ
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