TKKKIKさんの映画レビュー・感想・評価

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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

最高の夜。モンスターバース史上最大にして唯一無二の純粋な娯楽エンタメ怪獣映画。
楽しませよう、ワクワクさせよう、時々ビックリさせようといった目的を感じられて嬉しい。
ゴジラとは、コングとは、怪獣映画と
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

4.0

面白い!ホラー描写やゴア描写は控えめで必要な瞬間にしか用意されていないのが好意的。
恐怖よりも悪魔の脅威と退治する司祭の物語として現代的で見易い内容。
物語のテンポもよく、謎解きパートがあったりとサス
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

トリニティ実験成功後のスピーチがこの映画を象徴するシーンだと感じた。

スペースマン(2024年製作の映画)

3.5

好きなタイプのSF。密室で主人公と謎の宇宙生物がコミュニケーションを取ることで人間というものや人生についてを振り返りながら宇宙船で目的地へと向かい続ける様子が、とても静かで緩やかに進み面白い。
テンポ
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ウェス・アンダーソン監督作品3つ目の視聴。アステロイド・シティの雰囲気や犬ヶ島にも通ずる独特なテンポや構図が気に入ったので知人にオススメされた本作を視聴した。
過去に観た同監督作品に感じた魅力はそのま
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白い!
スパイダーマン=蜘蛛の糸と絡めて、文字通り全ての点と点が糸で繋がっていたかと思わせるような物語だった。
主人公のキャラクターや3人の少女達も魅力的なキャラクターで見ていて飽きない。
かといっ
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映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)(2024年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

音楽を題材にしているだけあって、劇伴なども含めて「音」がとても効果的に用いられていた。
ちょっとしたシーンや、のび太の「の」の音といったのび太を馬鹿にするために生まれた言葉、ひみつ道具等が効果的に、一
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A KITE~INTERNATIONALバージョン~(2000年製作の映画)

3.0

元々は成人向けOVAだったものを国際向けに再編集したもの。
アダルトシーンがカットされているので「明らかに今カットしたな」という部分が分かりやすい。
アダルトシーンが無くなっている分グロ描写が中心に描
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ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ウルトラマンブレーザーがギンガ以降のウルトラマンシリーズの中でトップクラスに面白かった為映画も期待して観に行った。
結果は最高で、TVシリーズのウルトラマン映画という点で観てもトップクラスの名作になる
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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

デスティニーで描かれた運命の物語や、SEEDから一貫して描かれていたナチュラルとコーディネイターの確執をより濃密に描いており、架空の戦争、政治ドラマとして非常に楽しめた。
同時に機動戦士ガンダムSEE
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機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 自由の代償 HDリマスター(2007年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

何の為の戦いなのか、誰の為に戦うのか、悩み続けて揺らぎ続けたシンの手を取るキラ。
定められた運命ではなく、運命を定めて戦争を無くそうとしたデュランダルの狂気と欺瞞と純粋さに立ち向かう。
様々な想いが交
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機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 運命の業火 HDリマスター(2006年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

聞こえの良い詭弁で人心掌握をするデュランダルの思惑が徐々に明らかになっていき、いよいよ物語もクライマックスに向かっている様子が面白い。
シンとアスランがデュランダルに対して思う感情が対比になっており、
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機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション それぞれの剣 HDリマスター(2006年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

SEEDを観た時、ラクスがアイドルだと思っていたのにお嬢様だった事に驚いていたが、自分の中のラクスのイメージがこっちのミーア・キャンベルの方だった事が分かって安心した。漠然とした記憶は勘違いじゃなかっ>>続きを読む

機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 砕かれた世界 HDリマスター(2006年製作の映画)

3.4

はじめはシン・アスカというキャラクターに好意を持てなかったが、少しずつ彼の暗い過去が明かされ、まだキャラクターとして幼いシンがこれからSEEDのキャラクター達とどう関わっていくのかが楽しみ。
主要な物
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機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 鳴動の宇宙 HDリマスター(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

初見では理解出来ず、何度か見返すことで各キャラクターと各勢力の目的や戦争の意味がわかった為、総集編の中でもわかりにくい内容ではあったと思うが、物語はその分濃厚でとてもおもしろい内容だった。
遥かなる暁
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機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 遥かなる暁 HDリマスター(2019年製作の映画)

4.0

主人公とライバルに共通するヒロインによって人間関係が崩壊するのではなく、改善されたのが新鮮で面白かった。
物語を通して二人の友情を描いており、手を取り合うシーンが印象的でとても楽しめた。

機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 虚空の戦場 HDリマスター(2019年製作の映画)

4.0

劇場公開中のSEED FREEDOMが観たかったのでTVシリーズを観ずに総集編から鑑賞。
今日まで宇宙世紀ガンダムシリーズを一気見してきた為ガンダムシリーズのセオリーが分かり、本編を観ていなくても物語
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機動戦士ガンダム Twilight AXIS 赤き残影(2017年製作の映画)

1.5

元がショートアニメの総集編らしいが、それを踏まえてもあまりにも抽象的な回想シーンばかりで意味がわからない。
各キャラや勢力の説明も無く、兵器の解説も無い。目的がはっきりせず、何故かわからないが戦闘をし
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機動戦士ガンダム第08MS小隊 ラスト・リゾート(1999年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

終戦時にフラナガン機関から脱出した名前のない子供達がシローとアイナと出会っており、彼等から「名前」を貰っていた。
この名前というものに執着し、名前という個を失う事を恐れている世間知らずの子供達にキキが
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機動戦士ガンダム サンダーボルト BANDIT FLOWER(2017年製作の映画)

3.0

前作DECEMBER SKYの続きだが、急に宗教団体が敵となって現れ、前作の連邦とジオンの対比と音楽が鳴り止まない戦場、その戦場に魅入られた軍人たちの狂気的な演出は一気に鳴りを潜めてしまった。
アトラ
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機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY(2016年製作の映画)

4.6

連邦軍とジオン軍の2つの勢力が1つの領域を巡って戦争しているというだけのストーリーではあるが、それだけではない濃厚なSFと戦争映画としてと魅力が溢れている。
戦争の醜さと不毛さを戦争の中でしか生きられ
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星(2018年製作の映画)

3.8

ジオン軍と連邦軍の戦争のみならず、ジオン内の派閥争いが密かに進み、ガンダム本編に向けた複雑な人間ドラマが描かれる。
後付けかつ、あくまでも「ORIGIN」の世界でのガンダムになるため厳密には『機動戦士
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦(2017年製作の映画)

3.2

本格的にジオンと連邦の戦争が始まり、サイド7の面々が少しずつ描かれていくことで、シャア・アムロ・ジオン・連邦の4つの視点で物語が進行するのが面白いが、ブリティッシュ作戦の凄惨さが特に面白く見ることが出>>続きを読む

機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜(2016年製作の映画)

3.0

ララァが登場し、モビルスーツが本格的に登場するが、後半の連邦の人型兵器(設定上モビルスーツと呼んで良いのだろうか)とジオンのモビルスーツの戦いが最も魅力的なのみで、それ以外は大きく印象に残っていない。>>続きを読む

機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起(2016年製作の映画)

3.5

士官学校に入ったシャアとガルマの友情とも取れそうな歪な関係が魅力的に描かれており、内容としても私達の知るあのシャアに近づいているのを感じ、1・2作目と異なり明確に「ガンダム」の前日譚として楽しめた。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅱ 哀しみのアルテイシア(2015年製作の映画)

3.2

シャア・アズナブルの由来が描かれたのが衝撃的だった。
サブタイトルの通りアルテイシアに次々と悲劇が起きるのが観ていて切なかったが、政治に翻弄される子どもたちの物語としては楽しめた。
モビルスーツの開発
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル(2015年製作の映画)

3.0

後のシャアとなるキャスバルとダイクン家の過去、ザビ家とラル家の因縁等、人間ドラマとSF政治劇を中心とした物語が面白かった。
しっとりと物語が進み、中心人物であるキャルバルがまだ子供であることもあって、
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機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

宇宙世紀シリーズを年末に一気見したので再視聴。
初見ではクェスを中心として物語とキャラクターが振り回され続ける印象を受け、ラストシーンの意味もよく分からなかったので印象に残らなかったが、改めて観る事で
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機動戦士ガンダムNT(2018年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ずっと他人事みたいで物語も下手にUCとZの続きにしてシナンジュとユニコーンの色違いを出してるだけで、面白いのはニュータイプの存在の設定を深掘りしている事のみ。
新鮮味も面白さも少なく、ヨナがウジウジし
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機動戦士ガンダムUC/episode7 虹の彼方に(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ラプラスの箱とフル・フロンタルの正体が明かされ、リディとバナージも和解し、真のNTとして覚醒したバナージをミネバが連れ戻す。
リディがNTの存在を嫌悪する中でリディ自身もまたNTである事が明らかになり
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機動戦士ガンダムUC/episode6 宇宙と地球と(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

連邦軍が連邦軍を攻撃し、ネオ・ジオン軍がそれを助けてしまったが為にいらぬ誤解やより深いネオ・ジオンとの軋轢を産むこととなり、これによって一時間に渡って対話メインで物語が描かれるのが観ていて楽しかった。>>続きを読む

機動戦士ガンダムUC/episode5 黒いユニコーン(2012年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

突如現れた黒いユニコーン、再調整されたマリーダ改めプルトゥエルブの登場など冒頭からインパクトが強いが、数分で会議シーンに移行するのが観ていて面白い。会議が面白ければ面白いほど戦争シーンへの理解が深まり>>続きを読む

機動戦士ガンダムUC/episode4 重力の井戸の底で(2011年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

舞台を地球に移し、リディのミネバへの好意が明確に描かれ、今回を持ってしてバナージとリディが様々な意味で敵対する事になるのが面白かった。
一人の女性に狂わされて二人の男が争うのは大好き。
後半の一年戦争
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